「リバーサルオーケストラ」第4話で使用された曲をまとめました。
いつもどおり、少しだけ流れる和音については分かりませんでした。
また、どうしてもネタバレになる部分があるで、その点はご注意いただければと思います。
なお、「リバーサルオーケストラ」の全話に登場した曲は、次の記事をご参照くださいませ。
ドラマで登場した曲
「威風堂々」/エルガー
- 曲名:威風堂々 第1番
- 作曲者:エルガー
ドラマの冒頭での回想シーン。
第3話で児玉交響楽団がコンサートで演奏した曲です。
エルガーの「威風堂々 第1番」ですね。
濱田マリさん演じる桃井みどりが、夜中にヴィオラで練習していた回想シーンがありましたが、この時も威風堂々を演奏していました。
「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第1主題)/ラフマニノフ
- サントラの曲名:日本一のオーケストラへの道
- 原曲:「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第1主題)
- 作曲者:ラフマニノフ
三島彰一郎が初音のもとを去り、三島彰一郎が玉響のコンサートを見にきたという回想シーンの後まで流れました。
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章をアレンジした曲です。
このドラマおなじみの曲となってますね。
3話で本宮雄一が豚汁をふるまっているときに、会場にいた人たちがある人物を見て驚いていました。
その人物こそ三島彰一郎ということでした。
予想が的中した方も多いと思います。
ただ、コンサートが成功したのが三島彰一郎のおかげでもあるというのは、ちょっと複雑ですね。
「くるみ割り人形」金平糖の精の踊り/チャイコフスキー
- サントラの曲名:秘めた才能の踊り
- 原曲:「くるみ割り人形」より「金平糖の精の踊り」
- 作曲者:チャイコフスキー
小野田が朝陽に三島彰一郎の経歴を説明するシーン。
奏奈が蒼に三島彰一郎のことを話しているところまで流れました。
「金平糖の精の踊り」をアレンジした曲です。
1話でも登場しましたね。
小野田さんの解説シーンのテーマ曲かな?(笑)
金平糖の精の踊りも、ドラマやCMなどでちょこちょこ耳にします。
最近だと、2022年の月9ドラマ「ミステリと言う勿れ」で使われていたのを覚えています。
CMでも、リンナイの食洗機でコーラス付きのものが流れていました。
「ノクターン」第2番/ショパン
- サントラの曲名(CD未収録):ノクターン第2番より
- 原曲:「ノクターン(夜想曲)」第2番
- 作曲者:ショパン
朝陽が三島彰一郎の心中を察した場面で流れました。
ショパンのノクターン2番だと思います。
今までに何度も流れましたね。
「ジムノペディ」第1番/サティ
- サントラの曲名:暗雲立ち込める
- 原曲:「ジムノペディ」第1番
- 作曲者:サティ
桃井みどりが、娘の亜美の大学受験について、夫と会話しているシーンで流れました。
サティのジムノペディで、おそらく1番をアレンジしているものと思われます。
4話では、この後、桃井みどりが初音と穂刈に現在の状況を話している場面と。
亜美がみどりに、音楽に関して適当だと怒鳴った場面でも流れました。
「管弦楽組曲第2番」バディネリ/バッハ
- サントラの曲名:常葉のバディネリ
- 原曲:「管弦楽組曲」第2番よりバディネリ
- 作曲者:バッハ
玉響のメンバーがSNSの動画をチェックしている場面で流れました。
バッハの「管弦楽組曲第2番」の第7曲「バディネリ」をアレンジしたものです。
この曲も、ドラマでおなじみの曲ですね。
「前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)」/ラフマニノフ(原曲バージョン)
- サントラの曲名:解散への警鐘
- 曲名:前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)
- 作曲者:ラフマニノフ
本宮雄一が玉響のコンサート大盛り上がりのネットニュースを見て、イライラしていた場面で流れました。
少しだけでしたが、ラフマニノフの鐘だと思います。
このシーンでは原曲が使われていると思います。
「エリーゼのために」/ベートーヴェン
- サントラの曲名:玉響のために
- 原曲:エリーゼのために
- 作曲者:ベートーヴェン
玉響のメンバーが出張オーケストラの話をした場面で流れました。
2話と3話でも登場した「エリーゼのために」のアレンジ曲で間違いないですね。
土井琢郎の朝陽のモノマネが面白かったです(笑)
でも、勝手に指揮台に立ったら、ダメだよね…
また、全くの余談ですが、私の実家にある石油ストーブの灯油が無くなったときに流れるメロディが「エリーゼのために」でした。
「主よ人の望みの喜びよ」/バッハ
- サントラの曲名:玉響楽団員の望みの喜びよ
- 原曲:「カンタータ」よりコラール「主よ人の望みの喜びよ」
- 作曲者:バッハ
朝陽が出張オーケストラという案は悪くないと言った場面で流れました。
1話でも登場したバッハの「主よ人の望みの喜びよ」ですね。
ドラマ終盤で、桃井さんが玉響を休団するのを取り消した場面でも流れました。
「ヴァイオリン協奏曲」第1楽章/チャイコフスキー
- 曲名:「ヴァイオリン協奏曲」第1楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
定期演奏会の曲がチャイコンに決まったとき。
またもや、回想シーンでチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」の第1楽章が流れました。
今まで何度も出てきましたが、初音がコンサートで演奏できなかった曲です。
そのため、初音にとってはトラウマとなってしまった曲のようです。
マエストロの隣で、ヴァイオリン奏者がソロになりますもんね。
指揮者の方によっては、どうぞ注目してください!とあおるような感じになるときも…
見ている方もプレッシャーを感じてしまいます。
ドラマでは、その後、初音が何度も練習していました。
「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー(オープニングテーマ)
- サントラの曲名:リバーサルオーケストラ -Opening Theme-
- 原曲:「交響曲第5番」第4楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
ドラマのオープニング曲。
チャイコフスキーの「交響曲第5番」第4楽章のアレンジ曲ですね。
「交響曲第5番」/チャイコフスキー(-Anxiety-バージョン)
- サントラの曲名:リバーサルオーケストラ -Anxiety-
- 原曲:「交響曲第5番」
- 作曲者:チャイコフスキー
バス停での初音と桃井の会話シーンから、蒼と奏奈の会話シーンまで流れました。
チャイ5のアレンジ曲で、第4楽章をもとにしていると思われますが、相変わらず確信は持てません。
やはり、Anxiety=不安になる曲ですね。
「ボレロ」/ラヴェル
- サントラの曲名:ボロロ
- 原曲:ボレロ
- 作曲者:ラヴェル
玉響のメンバーが出張オケの企画を話し合っていたところで流れました。
ボレロ、やっぱり大好きです。
ラヴェルの曲も、もっと出てきてほしいです。
「ラデツキー行進曲」/ヨハンシュトラウス1世
- 曲名:ラデツキー行進曲
- 作曲者:ヨハン・シュトラウス1世
亜美が友達としゃべっているときに、友達が見せたSNSの桃井みどりの自己紹介動画で流れていた曲です。
1話でも、「おやこでクラシック」で玉響が演奏していた曲です。
この企画、ずっと続けてほしい!(笑)
「前奏曲」第4番/ショパン
- 曲名:「前奏曲(プレリュード)」第4番
- 作曲者:ショパン
桃井みどりの自宅で、娘の亜美がみどりに「全然説得力ないんだけど!」とどなった直後に流れました。
ショパンの前奏曲の第4番だと思います。
少しアレンジされていた気がします。
ショパンの前奏曲のなかでも有名なものの1つ。
24の前奏曲のなかでは、一番悲しげなメロディかと思います。
ドラマでは、この後、桃井みどりが悩むシーンで何度か流れました。
今回の桃井みどりのテーマ曲という感じがします。
「前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)」/ラフマニノフ(アレンジバージョン)
- サントラの曲名:高階の鐘
- 曲名:前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)
- 作曲者:ラフマニノフ
桃井が娘の亜美が倒れているところを発見した場面で流れました。
前奏曲嬰ハ短調の鐘をアレンジしたような曲が流れていました。
こちらがよく分からないんですよね。
毎回登場するのですが。
元になっているのが、鐘なのかどうか?
他の曲と混ざっているような感じもします。
ラフマニノフの前奏曲の鐘のアレンジ曲だと思うのですが、あまり自信ありません…
間違っていたら申し訳ありません(汗)
4話終盤で、本宮が高階フィルとのフランチャイズ契約を発表したときにも流れました。
「オルフェオとエウリディーチェ」復讐の女神たちの踊り/グルック
- 曲名:「オルフェオとエウリディーチェ」より「復讐の女神たちの踊り」
- 作曲者:グルック
朝陽が初音の部屋を訪れ、桃井が休団することを話し。
その後、朝陽と蒼が口論になるところまで流れました。
「復讐の女神たちの踊り」をアレンジしたものだと思います。
2話と3話でも登場しましたね。
「オルフェオとエウリディーチェ」は観たことないんですよね。
復讐の女神たちの踊りも知りませんでした。
オッフェンバックの「天国と地獄」の序曲はよく聴きますけど。
特に最後の部分は有名ですね。
運動会の徒競走などの競技でよく流れます。
「愛のあいさつ」/エルガー
- サントラの曲名(CD未収録):愛の挨拶より
- 原曲:愛のあいさつ
- 作曲者:エルガー
初音のLINEに、 瀧内公美さん演じる佐々木玲緒のメッセージが来たときに流れました。
「今夜、はつねっちの家で出張オケの作戦会議できる?」という内容で、それに対して初音が何やら思いついた場面です。
エルガーの曲の中でも最も有名なものの1つですね。
エルガーが妻のアリスに贈ったという逸話は広く知られています。
アリスは下積み時代が長かった夫をずっと支えてましたもんね。
エルガーは愛妻家としても有名です。
「ヴァイオリン協奏曲」第3楽章/メンデルスゾーン
- サントラの曲名:崖っぷちだけど、音楽が好き
- 原曲:「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」第3楽章
- 作曲者:メンデルスゾーン
玉響のメンバーが朝陽に出張オーケストラの企画を提出し、編曲を頼んだ場面。
初音が朝陽の部屋に入って、譜面を見せてもらおうというところまで流れました。
チャイコンの第3楽章。
こちらもドラマおなじみの曲です。
バディネリもそうですが、愉快な曲調がとても素敵です。
アレンジが絶妙ですよね。
ドラマを何度も見ているうちに、お気に入りの曲となりました。
そして、その後の「やだ~!ずるい」とすねる門脇麦さんが、めっちゃ可愛かったです(笑)
「展覧会の絵」よりバーバ・ヤガー/ムソルグスキー
- サントラの曲名:この街に棲む魔女
- 原曲:「展覧会の絵」よりバーバ・ヤガー(鶏の足の上に建つ小屋)
- 作曲者:ムソルグスキー
本宮雄一が高階藍子に、三島彰一郎が玉響のコンサートを見にきたという話をしたときに流れました。
バーバ・ヤガーも何度も登場してますね。
「交響曲第1番」第4楽章/ブラームス
- サントラの曲名:マエストロ朝陽
- 原曲:「交響曲第1番」第4楽章
- 作曲者:ブラームス
桃井みどりが玉響のメンバーに諭され、出張オーケストラに参加することを決心した場面で流れました。
ブラームスの「交響曲第1番」も、2話と3話で登場しました。
物語が大きく動くときに流れます。
ほんと、感動的な演出です。
毎回、心打たれますね。
「24の奇想曲」第24番/パガニーニ
- サントラの曲名:気まぐれな楽器
- 原曲:「24の奇想曲(カプリース)」第24番
- 作曲者:パガニーニ
玉響のメンバーが、藤谷さんの車で高校に行くときに流れました。
パガニーニの「24の奇想曲」第24番のアレンジ曲です。
こちらもおなじみの曲ですね。
「Mela!」/緑黄色社会
- 曲名:Mela!
- 作曲者・アーティスト:緑黄色社会
亜美の高校で、玉響のメンバーが演奏した曲!
まさか、まさかのMela!
はい、ご存じのとおり、緑黄色社会の大ヒット曲です。
私も大好きで、何度聴いたことか。
これは、やられた~!
クラシック曲とは言えませんが、最高でした!
4話で最も感動したシーンでした。
「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー(メインテーマ)
- サントラの曲名:リバーサルオーケストラ -Main Theme-
- 原曲:「交響曲第5番」第4楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
「Mela!」の演奏が終わった直後に流れました。
チャイ5の第4楽章のアレンジ曲ですが、オープニングテーマとは別バージョンです。
4話のラストで、相武紗季さん演じる後藤かおりが練習場を訪れたときにも流れました。
このシーンでは、曲の途中の一部分でした。
「交響曲第5番」第2楽章/チャイコフスキー
- サントラの曲名(CD未収録):好きなことを続けたい Apf ver.
- 原曲:「交響曲第5番」第2楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
玉響の演奏が終わったあと、亜美が母のみどりに「私立に行ってもいい?」と言った直後に流れました。
チャイ5の第2楽章をアレンジした曲だと思います。
直前にメインテーマの第4楽章が流れていたので、聞き逃しそうになりましたが。
第4楽章が止まって、第2楽章が流れました。
確信は持てないですが、おそらく第2楽章のアレンジ曲がBGMで使われたと思います。
※チャイ5の第2楽章をアレンジした「好きなことを続けたい」という曲ですが、ピアノソロバージョンのようです(追記)
Mela!の演奏に並ぶ感動的なシーンでした。
「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて/グリーグ
- サントラの曲名:「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて
- 原曲:「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて
- 作曲者:グリーグ
常葉修介が、こけら落とし公演で玉響と高階フィルの双方に出てもらい、玉響が負けたら市長を辞任すると語ったところで流れました。
「山の魔王の宮殿にて」をアレンジした曲です。
3話でも、本宮雄一が豚汁作戦を行ったときに登場しましたね。
小野田さんが「頭、痛い…」とつぶやいてました。
ほんと、小野田さん、大変だわ(汗)
第5話予告動画で流れた曲
「くるみ割り人形」よりロシアの踊り/チャイコフスキー
- 曲名:「くるみ割り人形」よりロシアの踊り
- 作曲者:チャイコフスキー
「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて/グリーグ
- 曲名:「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて
- 作曲者:グリーグ
「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー
- 曲名:「交響曲第5番」第4楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
この3曲は、いつもと同じ。
基本的に変わりません。
津田健次郎による【いじわるPR】第5話予告で流れた曲
「ロミオとジュリエット」より「モンタギュー家とキャピュレット家」/プロコフィエフ
- 曲名:「ロミオとジュリエット」より「モンタギュー家とキャピュレット家」
- 作曲者:プロコフィエフ
「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて/グリーグ
- 曲名:「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて
- 作曲者:グリーグ
第2話の予告と同じく、グリーグの「ペール・ギュント」の「山の魔王の宮殿にて」が流れています。
編曲はされていますが、ほぼ原曲のようです。
まとめ
今回も、何とか一件落着となりました。
桃井みどりさんが大変でしたね。
夫に敬語を使うあたり、旦那さんは良家の生まれなのかな。
自分のやりたいことと、夫と娘との板挟みにあって悩む姿は、見ていて痛ましかったです。
娘の亜美ちゃんの気持ちも、少しは分かりますけどね。
私も受験生のころは、似たような感じがありました。
でも、その問題を無事に解決した玉響のメンバーたちがみんな温かい。
いい人たちでよかったです。
そして、学校でのMela!の演奏が素晴らしかったですね。
こんなにオーケストラで映える曲とは思ってませんでした。
チアダンスで人気の曲としても、選曲が見事だったとしか思えません。
今後もメンバーが一致団結して、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるのを期待しています!
また、印象に残ったのは、桃井みどり役の濱田マリさんの演技。
初音に話しかける姿とか、とても可愛らしかったです。
スマホの連絡先に登録した名前が「初音ちゃん」となっているのが、また微笑ましくて(笑)
そして、1話とは打って変わって、どんどん熱いキャラになっていく蒼くんも印象的でした。