「リバーサルオーケストラ」第9話で使われた曲を、全登場シーンと共にまとめています。

案の定、合っているかどうか分からない曲があるのは、いつも通りです。

最近、他のドラマを観ても、曲が流れると、クラシックのアレンジ曲かもと身構えてしまうときがあります(笑)

なお、「リバーサルオーケストラ」全話に登場した曲については、こちらもいつも通り、次の記事を参照いただければと思います

リバーサルオーケストラ第9話で使用された曲

「ノクターン」第2番/ショパン

  • サントラの曲名(CD未収録):ノクターン第2番より
  • 原曲:「ノクターン(夜想曲)」第2番
  • 作曲者:ショパン

初音の告白に対して、朝陽が「やめておいた方がいい。僕は君が思っているような人間じゃない」と言った直後に流れました。

今までに何度も登場した、ショパンのノクターン2番。
アレンジした曲だと思っていましたが、原曲が使われているような気もします。

「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー(オープニングテーマ)

  • サントラの曲名:リバーサルオーケストラ -Opening Theme-
  • 原曲:「交響曲第5番」第4楽章
  • 作曲者:チャイコフスキー

その後すぐに流れた、ドラマオープニングテーマ曲。

「じゃあ、どんな人間なんだよ~!うんうんうん~」と叫ぶ門脇麦さんが、めちゃめちゃ可愛かったです(^^♪

その後、9話終盤で、定期演奏会の演奏が終わったときにも流れました。

こけら落とし公演でチャイ5を演奏することが決まり、朝陽の指揮で玉響が練習しているときにも流れました。
こちらは、運命の主題の部分は原曲だと思います。
途中から編曲され、アレンジされているような感じがします。

練習ということで、第1楽章から始まるのかと思いましたが、明らかに第4楽章なんですよね。

こけら落とし公演でも、演奏シーンは第4楽章だけなのかな?
それでも、聴かせどころたっぷりなので、次回の演奏が楽しみです。

「ジムノペディ」第1番/サティ

  • サントラの曲名:暗雲立ち込める
  • 原曲:「ジムノペディ」第1番
  • 作曲者:サティ

玲緒が初音の部屋を訪れたときに流れました。

「ジムノペディ」第1番のアレンジした曲。
見直してみると、ほぼ毎回登場してました。

「玲緒さ~ん」「はつねっち~」のやりとりが、とても可愛かったです(^^♪

「24の奇想曲」第24番/パガニーニ

  • サントラの曲名:気まぐれな楽器
  • 原曲:「24の奇想曲(カプリース)」第24番
  • 作曲者:パガニーニ

初音が朝陽の部屋から出てから、練習場を訪れ、演奏会の集客作戦案でリツイートキャンペーンを提案するところまで。
ちょうど土井琢郎の携帯に、本宮議員のメッセージが届いたシーンまで流れました。

おなじみの「24の奇想曲」第24番です。

番組公式ツイッターでも、実際に企画が行われていました~

9話の中盤で、初音がチケットの修正案を提示し、玉響のメンバーが実行する場面でも流れました。

「交響曲第5番」(運命)第1楽章/ベートーヴェン

  • 曲名:「交響曲第5番」(運命)第1楽章
  • 作曲者:ベートーヴェン

定期演奏会に向けて、朝陽の指揮のもとで練習していた曲です。

ベートーヴェンの交響曲第5番(運命)ですね。
練習シーンでは、第1楽章を演奏していました。

「展覧会の絵」よりバーバ・ヤガー/ムソルグスキー

  • サントラの曲名:この街に棲む魔女
  • 原曲:「展覧会の絵」よりバーバ・ヤガー(鶏の足の上に建つ小屋)
  • 作曲者:ムソルグスキー

三島彰一郎と高階藍子の会話シーンで。
彰一郎が「会長が関わってるんじゃないですか?」と聞いた直後に、少しだけバーバ・ヤガーが流れたと思います。

ハノン

  • サントラの曲名:基礎が大切
  • 原曲:「60の練習曲によるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト」
  • 作曲者:シャルル=ルイ・アノン(ハノン)

常葉修介と康子が、初音と朝陽に酒粕ハンドクリームのサンプルの話をしたときに流れました。

ハノンの練習曲で、おそらく1番をアレンジしたものだと思います。

初音と朝陽の顔がプリントされていて、結婚式の引き出物みたい(笑)

生瀬勝久さんと石野真子さんが、ほんといい演技をされてますよね。

あきれる朝陽に対して、ウキウキな初音の様子が面白かったです。

「トリッチ・トラッチ・ポルカ」/ヨハンシュトラウス2世

  • 曲名:トリッチ・トラッチ・ポルカ
  • 作曲者:ヨハン・シュトラウス2世

たまちゃんの着ぐるみが、初音・蒼・玲緒を追いかけたときに流れました。

第1話以来の登場となる、トリッチ・トラッチ・ポルカです。

小野田さん、体張ってるなぁ…
でも、たまちゃんの着ぐるみが、ちょっと怖かったです(^^;

「オルフェオとエウリディーチェ」より 復讐の女神たちの踊り/グルック

  • サントラの曲名:Tuning of Furies
  • 原曲:「オルフェオとエウリディーチェ」より 復讐の女神たちの踊り
  • 作曲者:グルック

本宮雄一が朝陽に声をかけたところから、小野田と初音たちの会話シーンをはさんで、土井が定期演奏会のチケット取り扱いマニュアルを見つける場面まで。

復讐の女神たちの踊りです。

9話後半で、常葉康子が定期演奏会の会場を訪れたときにも流れました。

この曲はドラマで初めて知りましたが、今ではすっかり耳になじんでいます。

パッヘルベルのカノン

  • サントラの曲名:Follow My Dreams
  • 原曲:カノンとジーグ ニ長調
  • 作曲者:パッヘルベル

初音と彰一郎が話しているときに、三島光太郎がやってきて、3人で会話しているシーンで流れました。

かなりアレンジされていて分かりにくいですが、パッヘルベルのカノンですね。

原曲よりさらに温かな雰囲気にアレンジされているように感じます。

光太郎の話によると、高階フィルがこけら落とし公演で演奏する曲は、なんとエロイカ!
はい、ご存じのとおり、ベートーヴェンの交響曲第3番(英雄)ですね。

次回の放送で聴きたいですが、尺に入りきらないと予測されるので、一部分の演奏だけになるかもしれません。

「交響曲第5番」(運命)第4楽章/ベートーヴェン

  • 曲名:「交響曲第5番」(運命)第4楽章
  • 作曲者:ベートーヴェン

SNSの動画で、ヨーゼフが演奏していた曲。

ベートーヴェンの「交響曲第5番」の第4楽章です。

ベートーヴェンの運命の第1楽章は、休符からの「ジャジャジャジャーン!」など、ベートーヴェンならではの革新的な構成が有名ですが。
第4楽章も独創的で、トロンボーンとコントラファゴット、ピッコロを初めて交響曲で使ったことで有名です。

第4楽章は最も華やかで明るい旋律となるため、第4楽章が一番好きという方も多いと思います。

ベートーヴェンの「交響曲第5番」第4楽章は、苦難の運命を乗り越える様子を表していると言われますが、チャイ5やブラ1の第4楽章に共通するテーマでもあります。

「エリーゼのために」/ベートーヴェン

  • サントラの曲名:玉響のために
  • 原曲:エリーゼのために
  • 作曲者:ベートーヴェン

ヨーゼフが付き合っている人物が、映像クリエイターとして有名な沖村礼であることが分かったときに流れました。

ベートーヴェンの「エリーゼのために」のアレンジ曲ですね。

「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第1主題)/ラフマニノフ

  • サントラの曲名:日本一のオーケストラへの道
  • 原曲:「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第1主題)
  • 作曲者:ラフマニノフ

小野田が定期演奏会のチケットが完売したことを報告してから、初音の家で、初音・蒼・奏奈がハンバーグをこねている場面まで流れました。
途中、本宮雄一と高階藍子が電話をし、土井が本宮の前に現れるシーンを挟んでいます。

ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章の第1楽章(第1テーマ)をもとに、アレンジした曲です。
ドラマのメインテーマ曲だと思います。
(※違いました 汗)

9話の中盤で、定期演奏会が開場した後、朝陽と後藤かおりの会話シーンまで流れました。
途中、玉響のメンバーの関係者が一生懸命、演奏会の告知をしている様子が描かれています。

フィンランディア/シベリウス

  • サントラの曲名:天才ヴァイオリニストは目覚める
  • 原曲:交響詩「フィンランディア」
  • 作曲者:シベリウス

蒼が母親に電話をするシーンで流れました。

シベリウスのフィンランディアです。
アレンジしているかと思っていましたが、原曲がそのまま使われているかもしれません。

蒼くんのお父さんの容態が心配でしたが、回復力がすごいということで、少し安心しました。

「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて/グリーグ

  • サントラの曲名:魔王の指揮にて
  • 原曲:「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて
  • 作曲者:グリーグ

小野田が定期演奏会のチケットに印字ミスがあったと告げた後、土井がその策略は阻止したはずだと言ったシーンで流れました。

ドラマおなじみの「山の魔王の宮殿にて」のアレンジ曲です。

「管弦楽組曲第2番」バディネリ/バッハ

  • サントラの曲名:常葉のバディネリ
  • 原曲:「管弦楽組曲」第2番よりバディネリ
  • 作曲者:バッハ

土井が結婚していることが明らかになったときに流れました。

バッハのバディネリのアレンジ曲ですね。

土井さんが「左から、長男、長女、次男です」と、得意気に語る姿が面白かったです(笑)
お子さんの写真が、とても可愛かったですね。

「前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)」/ラフマニノフ(アレンジバージョン)

  • サントラの曲名:高階の鐘
  • 原曲:前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)
  • 作曲者:ラフマニノフ

土井が本宮と接触していたことを話した場面で流れました。

ラフマニノフの前奏曲の鐘をアレンジしているように感じるのですが…
相変わらず、自信ありません。

9話の中盤、定期演奏会の会場で、常葉修介と本宮雄一が会話しているシーンでも流れました。

前奏曲の鐘と、何か別の曲をミックスしているようにも思えますが。
ハッキリしたことは分からないです(汗)

「くるみ割り人形」金平糖の精の踊り/チャイコフスキー

  • サントラの曲名:秘めた才能の踊り
  • 原曲:「くるみ割り人形」より「金平糖の精の踊り」
  • 作曲者:チャイコフスキー

小野田がチケットの印字の書き換えの原因を語ったときに流れました。

「金平糖の精の踊り」のアレンジ曲です。

毎回、解説シーンで流れる曲として定着していますね。

「エニグマ変奏曲」ニムロッド/エルガー

  • サントラの曲名:追憶のニムロッド
  • 原曲:「エニグマ変奏曲」第9変奏(ニムロッド)
  • 作曲者:エルガー

土井が、子供たちと玉響に対する想いを語ったシーンで流れました。

「エニグマ変奏曲」のニムロッドです。
アレンジではなく、原曲かもしれません。

回想シーンでの、土井さんが息子さんたちと手をつないで歩いているところが、泣けてきます…
子供がいる身としては、ああいう、親子をテーマにした話にめっぽう弱いです。

同じくらいの年齢のお子さんがいる方は、胸がジーンとなる場面ではなかったでしょうか。

「主よ人の望みの喜びよ」/バッハ

  • サントラの曲名:玉響楽団員の望みの喜びよ
  • 原曲:「カンタータ」よりコラール「主よ人の望みの喜びよ」
  • 作曲者:バッハ

朝陽が定期演奏会のオーケストラの配置を変えたときに流れました。

バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」のアレンジ曲ですね。

土井さん、よかったなぁ~

「交響曲第1番」第4楽章/ブラームス

  • サントラの曲名:マエストロ朝陽
  • 原曲:「交響曲第1番」第4楽章
  • 作曲者:ブラームス

定期演奏会の告知の作戦会議をしている場面で流れました。

ブラ1の第4楽章のアレンジ曲ですね。

前述のとおり、陰から陽に転じるというテーマは、ベートーヴェンの運命とチャイ5の第4楽章に共通するものがあります。

「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第2主題)/ラフマニノフ

  • サントラの曲名:夢見る舞台
  • 原曲:「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第2主題)
  • 作曲者:ラフマニノフ

朝陽が初音にホッカイロを渡したときに流れました。

ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章ですが、こちらは、いわゆる第2主題(第2テーマ)をもとに、アレンジされた曲です。

「チェッ」と言って、足を蹴り上げる門脇麦さんが、可愛かったですね(^^♪

「ヴァイオリン協奏曲第1番」第2楽章/ブルッフ

  • サントラの曲名(CD未収録):初音とヴァイオリン Apf & Vlsolo ver.
  • 原曲:「ヴァイオリン協奏曲第1番」第2楽章
  • 作曲者:ブルッフ

定期演奏会の会場で、初音が朝陽に頼まれ、コンマスとして一言述べたときに流れました。

ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」第2楽章をアレンジした曲です。

初音のスピーチが感動的でした。

玉響が定期演奏会で演奏した曲

「ヴァイオリン協奏曲」第1楽章・第3楽章/チャイコフスキー

  • 曲名:「ヴァイオリン協奏曲」第1楽章・第3楽章
  • 作曲者:チャイコフスキー

1曲目はチャイコン。

もちろん、全楽章を演奏したということだと思いますが、ドラマでは第1楽章と第3楽章がピックアップされていました。

第1楽章から始まり、回想シーンで小さいころの初音がヴァイオリンで演奏したところで、第3楽章に移っています。
そして、終結の部分へと向かい、演奏が終わりました。

「交響曲第5番」(運命)第1楽章・第4楽章/ベートーヴェン

  • 曲名:「交響曲第5番」(運命)第1楽章・第4楽章
  • 作曲者:ベートーヴェン

休憩をはさんでの2曲目は、ベートーヴェンの「交響曲第5番」。

こちらも、もちろん第1楽章から第4楽章まで通して演奏したということだと思いますが。
ドラマでは、第1楽章と第4楽章がピックアップされていました。

第1楽章から始まり、コントラファゴットが演奏したときに第4楽章へと移りました。
蒼くんがフルートで演奏に加わったあたりです。

そして、その流れで、そのまま終曲へと向かいました。

「交響曲第5番」第2楽章/チャイコフスキー

  • サントラの曲名:玉響カンタービレ
  • 原曲:「交響曲第5番」第2楽章
  • 作曲者:チャイコフスキー

小野田が玉響の解散を発表してから、玉響のメンバーが練習場の片づけをしている場面まで流れました。

チャイ5の2楽章のアレンジ曲ですね。

曲が流れている間、初音の自宅でメンバーが集まって語りあったり。
常葉修介と小野田が涙ながらに会話して、裏でそれを朝陽が聞いていたり。

とても切ない場面でした。

「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー(メインテーマ)

  • サントラの曲名:リバーサルオーケストラ -Main Theme-
  • 原曲:「交響曲第5番」第4楽章
  • 作曲者:チャイコフスキー

朝陽が、魂を込めて音楽を届け続けてきた結果ですと言った直後に流れました。

ドラマメインテーマ曲です。

回想シーンがやばかった~
最終回を見ているようでした。

第10話(最終回)予告動画で流れた曲

「前奏曲 嬰ハ短調(鐘)」/ラフマニノフ

  • 曲名:前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)(アレンジ)
  • 作曲者:ラフマニノフ

「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー

  • 曲名:「交響曲第5番」第4楽章
  • 作曲者:チャイコフスキー

第10話予告動画では、くるみ割り人形の「ロシアの踊り」と、ペール・ギュントの「山の魔王の宮殿にて」が流れず、今までの構成がガラリと変わりました。

チャイ5の第4楽章はいつもと同じです。

そして、ラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調(鐘)のアレンジ曲が、新たに加わりました。
ですが、相変わらず、原曲が前奏曲の鐘なのか、合っているか自信ありません(汗)

津田健次郎による【いじわるPR】第10話(最終回)予告で流れた曲

「ロミオとジュリエット」より「モンタギュー家とキャピュレット家」/プロコフィエフ

  • 曲名:「ロミオとジュリエット」より「モンタギュー家とキャピュレット家」
  • 作曲者:プロコフィエフ

「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー

  • 曲名:「交響曲第5番」第4楽章(アレンジ)
  • 作曲者:チャイコフスキー

「モンタギュー家とキャピュレット家」は、いつもと同じです。

続いて、ドラマオープニングテーマが流れました。
もちろん、チャイ5の第4楽章です。

やはり、最終回はこの曲で決まりというところですね。

津田さんのいじわる動画も、これで見納めかぁ…

まとめ

もうね、定期演奏会の演奏が素晴らしすぎて、めちゃめちゃ感動しました。
もちろん、全楽章の演奏ではなく、いくつかの演奏シーンをつないだ演出となっていましたが、とても秀逸でした。

今までに1度だけ登場したキャストも演奏会にかけつけ、勢ぞろいした感じに胸が熱くなりましたね。

そして、次回はとうとう最終回。

こけら落とし公演で、チャイ5とエロイカの競演って、贅沢すぎますよね。
どちらの演奏も楽しみです。

しかし…

朝陽が高階フィルと手を組むって、どういうこと?
玉響を解散させないために、人柱になったとか?

前回、土井さんが高階藍子と本宮雄一と会話しているときに、常葉朝陽も高階フィルに来るという話がありました。
その時点で、すでに策略は練られていたと考えられるわけですが、その全貌が読めません。

最終回は、どうなるんでしょう。

思えば、あっという間に最終回を迎えたので、寂しさがぬぐえません。

続編とかやってくれないですかね。
ドラマはとても好評のようなので、密かに期待しています。