「リバーサルオーケストラ」最終回で使われた曲をまとめました。
今回は、登場シーンと共に、リバーサルオーケストラ オリジナル・サウンドトラックの該当曲も紹介しています。
全曲記載していると思いますが、見逃し等あるかもしれません。
気づいたときは、追記・修正いたします。
なお、「リバーサルオーケストラ」全話に登場した曲については、次の記事を参照いただければと思います。
リバーサルオーケストラ最終話(第10話)で使用された曲
「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第1主題)/ラフマニノフ
- サントラの曲名:日本一のオーケストラへの道
- 原曲:「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第1主題)
- 作曲者:ラフマニノフ
ドラマ冒頭のシーン。
朝陽と高階藍子が握手したところから、初音が朝陽の部屋に雑誌を置いた場面まで流れました。
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章のいわゆる第1主題をモチーフにアレンジした曲です。
前回のラストの続きというような感じでしたね。
また、最終話では、高階フィルの演奏が終わった後、初音と朝陽が会場へ向かい、走り回るシーンでも流れました。
「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー(オープニングテーマ)
- サントラの曲名:リバーサルオーケストラ -Opening Theme-
- 原曲:「交響曲第5番」第4楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
雑誌を置いた初音の顔がアップになり、オープニングとなりました。
朝陽の指揮のもとで、玉響が練習していた曲もチャイ5の第4楽章です。
初音の自宅で、初音と蒼が練習していた曲も同じです。
「アヴェ・マリア」/グノー
- サントラの曲名(CD未収録):アヴェマリアより
- 原曲:アヴェ・マリア
- 作曲者:バッハ/グノー
初音・奏奈・蒼の会話シーンで、奏奈が朝陽くんに感謝だねと言ったところまで流れました。
今までに何度か登場したアヴェ・マリアです。
原曲をそのまま使っているような気もします。
初音と奏奈が、ほんとかわいい姉妹ですね。
そこにすっかり蒼くんが馴染んでます(笑)
「エリーゼのために」/ベートーヴェン
- サントラの曲名:玉響のために
- 原曲:エリーゼのために
- 作曲者:ベートーヴェン
チャイ5の練習後、朝陽が初音に演奏の指示を伝えた場面。
蒼くんが「初音さん、ガッツあるな~」とつぶやいたところまで流れました。
ニコニコしながら、朝陽についていこうとする初音が、可愛かったですね(^^♪
穂刈さんが、ポンポンと蒼くんの肩を叩くのも、ほのぼのしててよかったです。
前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)/ラフマニノフ(アレンジバージョン)
- サントラの曲名:高階の鐘
- 曲名:前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)
- 作曲者:ラフマニノフ
土井琢郎と初音の会話シーンで流れました。
朝陽が高階フィルに行ってしまうのではないかという話でした。
BGMで流れていた曲は、「高階の鐘」。
「鐘」が曲名に入っているので、原曲もラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調(通称・「鐘」)だと思います。
別の曲とミックスされているような感じがしますが、やはり詳しいことは分からないです…
最終話では、その後、常葉修介が朝陽は来ないことを告げ、朝陽が高階藍子と本宮雄一と会話している回想シーンでも流れました。
「ヴァイオリン協奏曲」第3楽章/メンデルスゾーン
- サントラの曲名:崖っぷちだけど、音楽が好き
- 原曲:「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」第3楽章
- 作曲者:メンデルスゾーン
初音と蒼の会話シーンから、場面が変わって、朝陽が初音に演奏の指示をしているシーンまで流れました。
ドラマおなじみのメンコンの第3楽章のアレンジ曲です。
「ジムノペディ」第1番/サティ
- サントラの曲名:暗雲立ち込める
- 原曲:「ジムノペディ」第1番
- 作曲者:サティ
初音が、朝陽の携帯の高階藍子の不在着信を見てから、三島彰一郎と会話するところまで流れました。
サティのジムノペディの1番をアレンジした曲だと思われます。
ここでも登場していました。
気づかなかったなぁ。
ジムノペディって、ほんと日常に溶け込みやすい曲ですね。
「交響曲第5番」第2楽章/チャイコフスキー(「玉響カンタービレ」バージョン)
- サントラの曲名:玉響カンタービレ
- 原曲:「交響曲第5番」第2楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
初音と三島彰一郎が会話しているときに、初音が全然ダメじゃないと思うと言った直後に流れました。
チャイ5の第2楽章のアレンジ曲です。
初音と彰一郎の笑顔が素敵でしたね。
ドラマ中盤で、初音が朝陽に指揮をするよう説得する場面でも流れました。
パッヘルベルのカノン
- サントラの曲名:Follow My Dreams
- 原曲:カノンとジーグ ニ長調
- 作曲者:パッヘルベル
練習中に朝陽が、いいと思いますと言った直後から、朝陽と初音が演奏について確認している場面まで。
パッヘルベルのカノンのアレンジした曲ですね。
「24の奇想曲」第24番/パガニーニ
- サントラの曲名:気まぐれな楽器
- 原曲:「24の奇想曲(カプリース)」第24番
- 作曲者:パガニーニ
初音の両親が自宅を訪れてから、小野田が常葉修介を迎えにきた場面まで流れました。
こちらもおなじみパガニーニの24のカプリースのアレンジ曲です。
「展覧会の絵」よりバーバ・ヤガー/ムソルグスキー
- サントラの曲名:この街に棲む魔女
- 原曲:「展覧会の絵」よりバーバ・ヤガー(鶏の足の上に建つ小屋)
- 作曲者:ムソルグスキー
常葉修介が小野田に「すまない」と言った直後に流れました。
少しだけですが、バーバ・ヤガーで間違いないと思います。
また、玉響のメンバーが本宮雄一に、演奏の変更をお願いするシーンでも流れました。
こちらは、わりと長く演奏されてましたね。
サビのような部分でもあるので、少し聴き入りました。
前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)/ラフマニノフ(原曲バージョン)
- サントラの曲名:解散への警鐘
- 曲名:前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)
- 作曲者:ラフマニノフ
彰一郎が高階藍子に「聞いたら好きになるかもしれませんよ」と言った直後から、常葉修介と高階の会話シーンまで。
こちらは、ラフマニノフの前奏曲の鐘で間違いないですね。
「高階の鐘」はかなりアレンジされていますが、「解散への警鐘」はほぼ原曲をそのまま弾いているようです。
「交響曲第5番」第2楽章/チャイコフスキー(「好きなことを続けたい」バージョン)
- サントラの曲名(CD未収録):好きなことを続けたい Apf ver.
- 原曲:「交響曲第5番」第2楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
常葉修介が謝罪したところから、穂刈が初音にコンマスの判断に任せますと言ったところまで。
チャイ5の第2楽章のアレンジした曲ですが、こちらはピアノバージョンとなっています。
- サントラの曲名:好きなことを続けたい
- 原曲:「交響曲第5番」第2楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
上のシーンの直後に、初音が三島光太郎に演奏の順番を変えてもらい、朝陽を迎えにいこうとするシーンまで流れました。
同じチャイ5の第2楽章のアレンジ曲ですが、こちらはヴァイオリンとピアノ伴奏の通常バージョンとなっています。
「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて/グリーグ
- サントラの曲名:魔王の指揮にて
- 原曲:「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて
- 作曲者:グリーグ
彰一郎が本宮に、責任を問われるんじゃないですかと言ってから、本宮がその場を立ち去るところまで流れました。
「山の魔王の宮殿にて」のアレンジした曲ですね。
蒼くんの言うとおり、三島父子がめっちゃカッコよかったですね!
高階フィルがこけら落とし公演で演奏した曲
- 曲名:「交響曲第3番(英雄)」第1楽章と第4楽章
- 作曲者:ベートーヴェン
高階フィルの演奏曲は、ベートーヴェンのエロイカ。
もちろん、全楽章を演奏したということだと思いますが、ドラマでは第1楽章と4楽章が流れていました。
初音が朝陽を確保したところまでが、第1楽章。
初音が朝陽に玉響の演奏を見届けるように促した直後に、画面が変わって第4楽章となりました。
「主よ人の望みの喜びよ」/バッハ
- サントラの曲名:玉響楽団員の望みの喜びよ
- 原曲:「カンタータ」よりコラール「主よ人の望みの喜びよ」
- 作曲者:バッハ
高階が朝陽が指揮することを認め、初音が朝陽に指揮棒を渡したところまで流れました。
バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」のアレンジした曲ですね。
高階藍子が玉響楽団員のお願いを受け入れたということで、このシーンにふさわしい曲だと思いました。
また、玉響のメンバーが全員お辞儀をしているのに、ヨーゼフだけが1人笑顔で立ったままだったのが、妙におかしかったです(笑)
「ヴァイオリン協奏曲第1番」第2楽章/ブルッフ(ピアノソロバージョン)
- サントラの曲名(CD未収録):初音とヴァイオリン Apf ver.
- 原曲:「ヴァイオリン協奏曲第1番」第2楽章
- 作曲者:ブルッフ
玉響が演奏する前に、初音が朝陽に逃げないでくださいよと言ったシーンで流れました。
ブルッフの「ヴァイオリン協奏曲第1番」第2楽章のアレンジした曲です。
こちらは、ピアノのソロバージョンのようです。
玉響がこけら落とし公演で演奏した曲
- 曲名:「交響曲第5番」第1楽章と第4楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
高階フィルと同じく、チャイ5の全楽章を演奏したということだと思います。
ですが、ドラマでは、第1楽章と4楽章がピックアップされていました。
彰一郎が「すごい」とつぶやいた直後に、第4楽章に移っています。
この演奏シーンは、すごい迫力ありましたね。
予想では、第4楽章だけ演奏されると思ってました。
実際に、オーケストラでは、第3楽章と第4楽章だけ演奏するという例があるみたいなので。
第1楽章が聴けたし、第4楽章はまさに圧巻でした。
回想シーンも混じって、めっちゃ感動しました~
「ヴァイオリン協奏曲第1番」第2楽章/ブルッフ(ヴァイオリンソロ・ピアノ伴奏バージョン)
- サントラの曲名(CD未収録):初音とヴァイオリン Apf & Vlsolo ver.
- 原曲:「ヴァイオリン協奏曲第1番」第2楽章
- 作曲者:ブルッフ
玉響の演奏が終わってから、三島父子の会話のシーンまで流れました。
こちらは、ヴァイオリンとピアノ伴奏バージョンのようです。
三島光太郎の言葉が、胸に響きました…
彰一郎パパ、ほんとカッコいいです。
「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー(メインテーマ)
- サントラの曲名:リバーサルオーケストラ -Main Theme-
- 原曲:「交響曲第5番」第4楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
投票の結果、玉響の勝利が決まった直後に流れました。
チャイ5の第4楽章のアレンジした曲ですが、こちらはメインテーマ曲となります。
定期演奏会やコンサートが終わった後などに、いつも流れるバージョンですね。
そして、ドラマ終盤、初音と朝陽が握手した後からラストシーンでも流れました。
フィンランディア/シベリウス
- サントラの曲名:天才ヴァイオリニストは目覚める
- 原曲:交響詩「フィンランディア」
- 作曲者:シベリウス
奏奈がつぶやいた直後から、常葉修介と高階藍子が会話しているところまで。
シベリウスのフィンランディアです。
いつも述べているとおり、賛歌としても合唱されることがある部分です。
ほぼ原曲に近いと思います。
ハノン
- サントラの曲名:基礎が大切
- 原曲:「60の練習曲によるヴィルトゥオーゾ・ピアニスト」
- 作曲者:シャルル=ルイ・アノン(ハノン)
高階藍子が、朝陽に来てもらえるようなオケになるという話をして、常葉修介のもとを去った直後。
本宮雄一が市議会議員と話しているシーンまで流れました。
やはり、高階藍子、そういう人物だったのかと。
格が違いますね。
原日出子さんがとてもカッコよかったです。
「交響曲第9番」(新世界より)第2楽章/ドヴォルザーク
- サントラの曲名(CD未収録):それぞれの路
- 原曲:「交響曲第9番(新世界より)」第2楽章
- 作曲者:ドヴォルザーク
玉響の記念撮影が行われたときに流れました。
初音と朝陽が帰り道を歩いているところまで。
ドヴォルザークの「交響曲第9番」第2楽章のアレンジ曲。
玉響のメンバー全員が、満面の笑み。
ドラマが終わるということで、感傷的になります…
まとめ
とうとう、最終回となりました。
感動するシーンがいっぱいありすぎて、まとめきれません。
初回から通して
門脇麦さんがかわいい!
田中圭さんがカッコいい!
これは、変わらないですよね。
ラストで、2人が手をつないで歩くシーンが、とても印象に残りました。
ほんと、素敵なシーンでした。
そして、圧巻だったのは、こけら落とし公演の玉響と高階フィルの演奏シーン。
チャイ5とエロイカの競演が、すごい迫力ありましたね。
ここで気になったのは、石田さんはどちらに投票したんだろう?
石田泰尚さんは神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めています。
ドラマの曲でも、チャイ5やニムロッド、ブラ1などのオーケストラで、コンマスとして石田さんが演奏しているシーンを見かけます。
YouTubeの神奈川フィルの動画を探ってみると、面白いと思います。
バレンタインガラコンサートではポスターの写真のみでの出演でしたが。
今回は審査員として出演したので、ビックリしました。
私、石田さんが大好きなので、またもや感激ですわ。
贅沢な演出だ~と思いましたね。
さて、ドラマは最終回を迎えましたが、やっぱり続編を期待しちゃいます。
ラストシーンからの流れだと、次へつなぐことができそうじゃないですか。
やってくれないかなぁ。
最終回の余韻に浸りつつ、密かにシーズン2や映画化、スペシャルドラマなど、期待しています。