「リバーサルオーケストラ」第6話で使用された曲をまとめました。
回が進むにつれて、さすがに新たに登場する曲は少なくなっていますね。
いつも通り、ネタバレになる部分があるので、ご注意いただければと思います。
また、「リバーサルオーケストラ」全話に登場した曲については、次の記事をご参照いただければ幸いです
ドラマで流れた曲
「ジムノペディ」第1番/サティ
- サントラの曲名:暗雲立ち込める
- 原曲:「ジムノペディ」第1番
- 作曲者:サティ
朝陽が練習場で玲緒がいないことを確認し、玉響のメンバーが玲緒が失恋したという話をしているところまで流れました。
ジムノペディの第1番をアレンジした曲だと思います。
「オルフェオとエウリディーチェ」復讐の女神たちの踊り/グルック
- サントラの曲名:Tuning of Furies
- 原曲:「オルフェオとエウリディーチェ」より 復讐の女神たちの踊り
- 作曲者:グルック
穂刈良明が佐々木玲緒を心配し、自宅で倒れているかもと言ってから。
初音と蒼が小野田の車に乗せてもらい、玲緒のもとに到着するまで流れました。
「オルフェオとエウリディーチェ」の復讐の女神たちの踊りのアレンジ曲ですね。
過去に何度も登場しています。
車の中での4人のやりとりが、コントみたいで面白かったです。
「ノクターン」第2番/ショパン
- サントラの曲名(CD未収録):ノクターン第2番より
- 原曲:「ノクターン(夜想曲)」第2番
- 作曲者:ショパン
玲緒が初音に、朝陽が初音をことを好きみたいと言った直後に流れました。
これまでに何度も登場している、ショパンのノクターン2番で間違いないと思います。
使われているのは終曲のあたりで、アレンジされているようです。
朝陽のテーマ曲といった感じですね。
「交響曲第5番」/チャイコフスキー(-Anxiety-バージョン)
- サントラの曲名:リバーサルオーケストラ -Anxiety-
- 原曲:「交響曲第5番」
- 作曲者:チャイコフスキー
玲緒が「じゃあね」と言って、初音と蒼のもとから立ち去った後。
場面が変わって、初音・奏奈・蒼の3人で夕食を食べているシーンまで。
チャイコフスキーの「交響曲第5番」のアレンジ曲が流れたと思います。
でも、自信ありません。
チャイ5のような気がするのですが…
間違っていたら、申し訳ありません(汗)
ここでの曲は、ドラマのシーンに溶け込むような感じでアレンジされているような印象を受けます。
※流れていた曲は、サントラ盤の「リバーサルオーケストラ -Anxiety-」でした。
おそらく、チャイ5の第4楽章をアレンジした曲だと思います。(追記)
「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第2主題)/ラフマニノフ
- サントラの曲名:夢見る舞台
- 原曲:「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第2主題)
- 作曲者:ラフマニノフ
蒼と奏奈の会話シーン。
蒼が、初音が朝陽への気持ちを自覚してしまったと語り、蒼と奏奈が乾杯するところで流れました。
ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章をアレンジした曲だと思います。
ただし、こちらのシーンでは、2分30秒あたりのピアノ独奏になる部分です。
第2主題と呼ばれるメロディが出てくるあたりになります。
5話でも登場した曲です。
ちょっと自信ないですが、「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章をアレンジした曲だと思います。
5話を見直しているときに初めて気づいたので、4話以前にも登場していたかもしれません。
全話見直す機会があり、もし流れていたら、追記・修正していきます。
また、この後に登場する「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第1主題)のアレンジ曲とは違う部分です。
細かいようですが、分かりやすくするため、2つに分けました。
厳密に言うと、第2主題と呼んでいいのか、難しいのですが。
でも、第1主題から始まるアレンジ曲と分かりやすくするため、第2主題としておきます。
この後、ドラマの終盤で、蒼が初音に告白したシーンでも流れました。
「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー(オープニングテーマ)
- サントラの曲名:リバーサルオーケストラ -Opening Theme-
- 原曲:「交響曲第5番」第4楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
初音が「よし、がんばろう!」と言って、練習を始めたときに、オープニングとなりました。
オープニングテーマは、「交響曲第5番」第4楽章で間違いないと思います。
うなだれるときも、張り切るときも、初音演じる門脇麦さんがとても可愛かったですね(^^♪
また、6話終盤で、アントニオ・ヴァルディーによる玉響の採点をメンバーが見たときにも流れたと思いますが。
こちらは、原曲をそのまま演奏しているような気もします。
「展覧会の絵」よりバーバ・ヤガー/ムソルグスキー
- サントラの曲名:この街に棲む魔女
- 原曲:「展覧会の絵」よりバーバ・ヤガー(鶏の足の上に建つ小屋)
- 作曲者:ムソルグスキー
常葉修介と本宮雄一の会話シーンで。
一度途切れて、本宮が黒木市議に何かを相談したいというところまで流れました。
これまでに何度も登場している、ムソルグスキーの「展覧会の絵」のバーバ・ヤガーです。
アレンジ曲かと思いましたが、原曲かもしれません。
「ボレロ」/ラヴェル
- サントラの曲名:ボロロ
- 原曲:ボレロ
- 作曲者:ラヴェル
カラオケ店で朝陽と藤谷耀司がジュースを飲んでいる場面で登場しました。
途中、初音が広報の仕事をしている風景も流れています。
こちらもおなじみ、ラヴェルのボレロですね。
「動物の謝肉祭」ピアニスト/サン=サーンス
- サントラの曲名:ボロロ
- 原曲:「動物の謝肉祭」第11曲「ピアニスト」
- 作曲者:サン=サーンス
カラオケ店で、朝陽が藤谷を連れて、玲緒が練習している部屋を訪れるシーンで流れました。
サン=サーンスの「動物の謝肉祭」のピアニストです。
この曲も今までに何度か登場してますね。
BGMの「ボロロ」という曲は、ボレロとピアニストが一緒になっているので、基本的にこの2曲はセットで流れるようです。
パッヘルベルのカノン
- サントラの曲名:Follow My Dreams
- 原曲:カノンとジーグ ニ長調
- 作曲者:パッヘルベル
藤谷と玲緒がカラオケで会話している場面で流れました。
結構アレンジされているので分かりにくですが、パッヘルベルのカノンで間違いないと思います。
カノンも何度か登場してますね。
「月の光」/ドビュッシー
- サントラの曲名(CD未収録):『ベルガマスク組曲』より「月の光」より
- 原曲:「月の光」(ベルガマスク組曲第3曲)
- 作曲者:ドビュッシー
朝陽の部屋で、初音が「玲緒さん、常葉さんがそう言うなら、きっと大丈夫なんですね」と言って、部屋を出た直後に流れました。
ドビュッシー「月の光」です。
出だしの部分ですね。
第1話以来の登場となりました。
「月の光」は、もともとはベルガマスク組曲の第3番ですが、単独で演奏されることが多いです。
でも、ベルガマスク組曲は4曲とも全て素敵な曲です。
「月の光」だけだなく、全曲通して聴くのがおススメです!
「交響曲第5番」第2楽章/チャイコフスキー
- サントラの曲名:好きなことを続けたい
- 原曲:「交響曲第5番」第2楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
中華料理店での、藤谷と玲緒の会話シーンで流れました。
チャイコフスキーの「交響曲第5番」第2楽章をアレンジした曲です。
※最初はApf ver.(ピアノソロバージョン※CD未収録)でしたが、玲緒が「(でも、あの記者の人)私のこと覚えてなかった」と語った直後に、通常バージョンとなっているようです。(追記)
個人的に、今まで第2楽章はあまり注目していませんでした。
初めてアレンジ曲を聴いたときは、チャイ5と気づきませんでしたし(汗)
でも、ドラマでのアレンジが素敵ですね。
いつの間にか、お気に入りの曲になっています。
「主よ人の望みの喜びよ」/バッハ
- サントラの曲名:玉響のために
- 原曲:「カンタータ」よりコラール「主よ人の望みの喜びよ」
- 作曲者:バッハ
玲緒が練習に復帰し、「今日からまたよろしくお願いします」と言った場面で流れました。
バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」です。
1話と4話でも登場しました。
「ヴァイオリン協奏曲」第3楽章/メンデルスゾーン
- サントラの曲名:崖っぷちだけど、音楽が好き
- 原曲:「ヴァイオリン協奏曲 ホ短調」第3楽章
- 作曲者:メンデルスゾーン
玲緒が練習場の使用申請書を提出したときの、初音との会話シーンで流れました。
初音が考えた玉響グッズが登場しましたね。
ドラマおなじみのメンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」第3楽章です。
たまちゃんが可愛い!
第3楽章の明るくなる雰囲気にとても合ってますね。
「24の奇想曲」第24番/パガニーニ
- サントラの曲名:気まぐれな楽器
- 原曲:「24の奇想曲(カプリース)」第24番
- 作曲者:パガニーニ
玉響のメンバーがバスに乗り、「くにたちホール」に着いたときまで流れました。
こちらもドラマおなじみの「24の奇想曲」第24番のアレンジ曲ですね。
「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第1主題)/ラフマニノフ
- サントラの曲名:日本一のオーケストラへの道
- 原曲:「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章(第1主題)
- 作曲者:ラフマニノフ
バスの目的地が「くにたち」と「こくりつ」の間違いであることが分かり、横浜国立ホールに向かうときに流れました。
初回からずっと登場している、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」第1楽章をアレンジした曲です。
こちらは、先述の第2主題ではなく、第1主題が出てくるところをアレンジした曲のようです。
出だしから約30秒のところ、オーケストラが演奏し始めるあたりです。
こちらも、第1主題と呼んでいいのか、正確なことは分かりません。
第1主題のメロディは、第1楽章で何度も出てきますしね。
でも、区別するために、第1主題としました。
ドラマでは、緊迫感のある場面のときは、第1主題のアレンジ曲。
和やかな雰囲気のときは第2主題と、アレンジ曲を使い分けているようです。
この後、情報番組「マッシュ」から出演依頼が来たという話のあと、ラストシーンまで流れました。
簡単にまとめると
- 不穏な空気がただよう場面:第1主題のアレンジ曲
- 和やかな雰囲気の場面:第2主題のアレンジ曲
が、流れるということになります。
それぞれの特徴を活かした、素晴らしい演出ですね。
とても興味深いです。
「前奏曲 嬰ハ短調(鐘)」/ラフマニノフ(アレンジバージョン)
- サントラの曲名:高階の鐘
- 原曲:前奏曲 嬰ハ短調(「鐘」)
- 作曲者:ラフマニノフ
三島彰一郎が高階フィルに参加すると発表した会見で流れました。
その後、彰一郎が高階藍子と本宮雄一と話しているときまで。
ラフマニノフの前奏曲嬰ハ短調(鐘)をアレンジしたように聞こえるのですが…
ほぼ毎回登場してますが、原曲が前奏曲嬰ハ短調(鐘)なのか、分からないです(汗)
ただ、聴くたびにラフマニノフの前奏曲(鐘)に思えてなりません。
別の曲とミックスされている気もします。
「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて/グリーグ
- サントラの曲名:魔王の指揮にて
- 原曲:「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて
- 作曲者:グリーグ
初音がバスの中で不安な様子になったときから。
コンサート会場で小野田が朝陽からのメッセージを受け取るシーンまで流れました。
「山の魔王の宮殿にて」のアレンジした曲です。
こちらもドラマでおなじみとなりましたね。
「交響曲第1番」第4楽章/ブラームス
- サントラの曲名:マエストロ朝陽
- 原曲:「交響曲第1番」第4楽章
- 作曲者:ブラームス
不安になった初音を、玲緒が励ましたところから。
玉響のメンバーが走ってコンサート会場に向かう場面で流れました。
ブラームスの「交響曲第1番」第4楽章をアレンジした曲です。
困難を乗り越えるシーンで、毎回登場しますね。
6話のシーンでは、初音が励まされて涙流してました。
感動しますね。
「カルメン組曲」より「闘牛士(トレアドール)」「ジプシーの踊り」/ビゼー
- 曲名:「カルメン組曲」より「闘牛士(トレアドール)」「ジプシーの踊り(歌)」
- 作曲者:ビゼー
玉響がバレンタイン・ガラ・コンサートで演奏した曲です。
カルメン組曲から、「闘牛士(トレアドール)」と「ジプシーの踊り」を披露しました。
この場面は、最高でした!
ものすごい迫力があって、聴き入ってしまいました。
また、この前に、初音と蒼が自宅で練習していたのは、「ジプシーの踊り」です。
朝陽の指揮で玉響のメンバーが練習していた曲は、「闘牛士」となります。
「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー(メインテーマ)
- サントラの曲名:リバーサルオーケストラ -Main Theme-
- 原曲:「交響曲第5番」第4楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
カルメン組曲の演奏が終わったとき、チャイ5の第4楽章が流れました。
こちらは、メインテーマ曲となります。
「フィンランディア」/シベリウス
- サントラの曲名:天才ヴァイオリニストは目覚める
- 原曲:交響詩「フィンランディア」
- 作曲者:シベリウス
コンサート終了後、初音がバスに乗り、メンバーに飲み物を渡した場面で流れました。
3話と5話でも登場した、シベリウスの「フィンランディア」だと思います。
賛歌としても有名な部分が流れていました。
「エニグマ変奏曲」ニムロッド/エルガー
- サントラの曲名:追憶のニムロッド
- 原曲:「エニグマ変奏曲」第9変奏(ニムロッド)
- 作曲者:エルガー
コンサート終了後に、蒼と日地谷更紗が会話しているところから、蒼が走り出して初音に抱きつくシーンまで流れました。
1話と5話でも流れた、エルガーのエニグマ変奏曲のニムロッドです。
で、この場面で、面白かったのが、コンサートのポスター!
何と、石田泰尚さんがポスターに登場してました~
5話で玲緒がスマホでメンバーに見せた写真ですが、石田さんの名前はエンドロールには見当たりませんでした。
なので、本当にご本人なの?と半信半疑でした。
でも、6話では、ドラマが終わるところのクレジットに「石田泰尚(写真)」とありました。
クラシックが好きな人は、ご存じの方も多いと思います。
現在の神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターが、石田泰尚さんです。
個人的に石田泰尚さんが大好きなので、この演出には感激しました(^^♪
6話では、コンサート会場で蒼くんと日地谷更紗が話しているシーンのバックに、しっかりと石田さんの姿がポスターで確認できるので、お見逃しなく!
「エリーゼのために」/ベートーヴェン
- サントラの曲名:玉響のために
- 原曲:エリーゼのために
- 作曲者:ベートーヴェン
蒼が初音に交際のことをご検討くださいと頼んだ回想シーンから。
練習場で玲緒が初音と話している場面まで流れました。
「エリーゼのために」のアレンジ曲です。
こちらも、過去に何度も登場していますね。
第7話予告動画で流れた曲
「くるみ割り人形」よりロシアの踊り/チャイコフスキー
- 曲名:「くるみ割り人形」よりロシアの踊り
- 作曲者:チャイコフスキー
「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて/グリーグ
- 曲名:「ペール・ギュント」より山の魔王の宮殿にて
- 作曲者:グリーグ
「交響曲第5番」第4楽章/チャイコフスキー
- 曲名:「交響曲第5番」第4楽章
- 作曲者:チャイコフスキー
この3曲は、いつもと同じ。
基本的に変わりません。
津田健次郎による【いじわるPR】第7話予告で流れた曲
「ロミオとジュリエット」より「モンタギュー家とキャピュレット家」/プロコフィエフ
- 曲名:「ロミオとジュリエット」より「モンタギュー家とキャピュレット家」
- 作曲者:プロコフィエフ
「オルフェオとエウリディーチェ」より復讐の女神たちの踊り/グルック
- 曲名:「オルフェオとエウリディーチェ」より復讐の女神たちの踊り
- 作曲者:グルック
2曲目は、「オルフェオとエウリディーチェ」の復讐の女神たちの踊りが使われていました。
まとめ
玲緒さんが戻ってきて、よかった~
てっきり、バレンタイン・ガラ・コンサートを欠席するものと思ってました。
やはり、小森廉太郎から取材を受けたことがあったのに、覚えてもらっていなかったようです。
そういったコンプレックスから、恋愛に依存していたというところでしょうか。
演じる瀧内公美さんが、綺麗だったなぁ。
そして、蒼くんが初音に告白しちゃいましたね。
初音が日地谷更紗に語った言葉が素敵すぎます。
そりゃあ、初音のことますます好きになりますよね。
対して、奏奈ちゃんが神妙な顔つきになってました。
「意外と蒼偏差値、高いでしょ?」という言葉が、切なく聞こえます…
で、蒼くんは奏奈の気持ちに気づいていないようで。
初音は今まで蒼くんの気持ちに気づいていなかった。
また、初音はようやく朝陽への気持ちに気づいたと。
あ~、ややっこしいなぁ(汗)
ほのぼのした関係が壊れませんようにと願うのですが、それは無理な注文かもしれません。
恋愛要素についても複雑で、これからどのように展開するのか、ちょっと怖いです。