真田十勇士を知っている方も多いと思います。
真田十勇士を題材にした物語や映画はたくさんあり、TVゲームにも取り上げられたりしています。

真田十勇士とは、真田幸村に仕えたとされる10人の忍者たちのことです。
諜報活動や敵陣の撹乱など、様々な活躍をしたとされています。

ですが、残念ながら、真田十勇士は全員実在の人物ではありません。
モデルとなった人物はいますが、十勇士の名前は架空のものです。

真田十勇士は以下の10人となっています。

彼ら十勇士は、大正時代に書かれた講談本の「立川文庫」によって創作されました。

ただし、真田十勇士は架空の人物ではありますが、真田幸村は実際に忍びを使い、幸村と忍者には深い関係があったと考えられています。

その根拠として、真田家の故郷は信州真田郷にあり、この土地には山伏が修行を行う霊山がたくさんありました。
この山伏たちが忍びの活動をしていたか、または、忍びとして間者になったのではないかと考えられています。

事実、幸村の祖父である真田幸隆は諜報活動を行う際、部下を山伏に変装させたと言われています。
この山伏たちの活動が後に組織化され、忍者集団になったというのは自然な流れでしょう。

真田十勇士はフィクションではありますが、その源泉となるルーツはしっかり生きていたと言えますね。