9月18日の放送で大きな話題となった「鎌倉殿の13人」のサブタイトル。

オンベレブンビンバ

予告でサブタイトルが流れるや、ずっとその正体についての考察が盛り上がりましたね。

そして、9月25日の放送で、その意味があきらかになりました。

いつ、その謎が解き明かされるのか?
テレビを見ながら待ち構えていたところ。

いきなり、その時がやってきました。

子供たちを集めて、酒宴を開いた北条時政
お酒を飲んでいるときに、おもむろに、「オンベレブンビンバ」と何回もつぶやきます。

不審に思う政子実衣

「どうしちゃったの?」
「知らないわよ」
「とうとう頭に来ちゃったんじゃないの」

しびれを切らした政子が時政に尋ねます。

「なんて言ってるんですか、さっきから」

その問いに対する時政の答えは、

「忘れたのか。大姫が教えてくれたまじないじゃ」

ええ、そうです、オンベレブンビンバの正体は、北条時政による「オンタラクソワカ」のうろ覚えでした。

その後のやりとりは、ほとんどコントでしたね(笑)

皆さん、アドリブでやっているのではないかという雰囲気でした。

結局、たどり着いた答えは「ボンタラクーソワカー」

長澤まさみさんのナレーションで「正しくは、オンタラクソワカである」と訂正される始末。

この場面に、うちの小学生の息子は大ウケしてました。
見終わったあとも、ずっとボンタラクーソワカーと唱えていましたから(汗)

先週から様々な考察がなされましたが、さすがにオンタラクソワカの記憶違いとは思いつきませんでしたね。

完全に、三谷幸喜さんの手のひらで泳がされたという感じです。

でも、ある意味、仏教に由来する呪文というのは正解と言えるかもしれません。
三谷幸喜さんが作り出した架空の言葉になりますが。

また、最も説得力があったイタリア語説は、残念ながら外れました。

「ombre per un bimbo」
あるいは
「ombre per un bimba」
ですね。

ただ、もしかしたら、イタリア語にもかけてオンベレブンビンバという言葉を考え付いたのかもしれません。
ほんと、それくらい説得力がありましたからね。

ともあれ、またもや三谷幸喜さんにしてやられたという感じです。

そして、来週のサブタイトルは「時を継ぐ者」
予告を見る限り、かなり悲しい話になりそうです。

-父と義母との 別れ-

と、出てましたからね。

史実では、北条時政は伊豆に追放されることになりますが。
どのように描かれるのでしょうか。

見るのは辛いかなと思いつつ、次回も楽しみにしています。