カモノハシは、とても珍しい動物として知られていますね。

テレビでは見かけることがありますが、生のカモノハシを見たことがあるという方はほとんどいないのではないでしょうか。

特に野生のカモノハシとなると、住んでいる地域はかなり限られます。

日本も例外ではなく、なかなかお目にかかれるものではありません。

ですが、過去には日本にも野生のカモノハシが住んでいたという話があります。

この記事では、日本でのカモノハシの生態と、実際にどこでなら見れるのかについて、詳しく紹介しています。

カモノハシは日本に住んでいた?

まず、知っておきたいのは、カモノハシの現在の生息地は、オーストラリア東部とタスマニア島に限られているということです。

この地域以外には住んでいません。

なので、現在の日本では自然分布しておらず、野生のカモノハシはいないということになります。

では、過去に日本でカモノハシが生息していたのかというと?

とある調査では、長崎県対馬の照葉樹林に生息していたという記録があります。

1970年には、260~300頭の生息が確認されましたが、1997年には、70~90頭にまで減ったという話です。

>>奈良女子大学ホームページより参照

そして、現在では、対馬には生息していないということでしょう。

対馬は、ユーラシア大陸と日本列島の両方の特徴が混ざっており、特有の自然環境や生態系を持つ地域です。

そんな対馬の照葉樹林に、かつてカモノハシが生息していたというのは、とても興味深い話ですね。

現在のオーストラリアでも、野生のカモノハシの数は年々減っているそうです。

そのため、2023年現在、国際自然保護連合(IUCN)では「準絶滅危惧種」に指定されています。

カモノハシは日本で見れる?

野生のカモノハシはいなくても、動物園などで見れるのでは?と思いますよね。

では、実際に日本でカモノハシを見ることはできるのでしょうか?

結論から言うと、現在、日本の動物園や水族館でカモノハシを見ることはできません。

カモノハシは、その特殊な生態や繁殖の難しさ、さらには絶滅の危機にあることから、飼育が非常に困難な動物です。
また、長距離の移動によるストレスや、毒を持つことなども飼育の難しさに影響していると考えられます。

過去においても、日本の施設でカモノハシが飼育された記録はありません。

オーストラリアは自国産の動物を海外に輸出する際に非常に厳しい条件を設けており、カモノハシのような希少種の海外への持ち出しは特に制限されているんです。

ただし、映像だけなら、三重県の鳥羽水族館で見ることができます。

カモノハシの撮影も自然公園局の許可を得ないといけないようですが、その許可を得たのは日本では鳥羽水族館だけです。

生のカモノハシは見れないとはいえ、映像だけでも貴重なので、鳥羽水族館を訪れるのは十分に価値があると思います。

カモノハシはどこで見れる?

では、生のカモノハシはどこで見ることができるのでしょうか?

実際に生きたカモノハシを見たい場合は、オーストラリアへ行く必要があります。

オーストラリアでは、カモノハシを飼育している動物園があり、その珍しい姿を間近で見ることができます。

特に、メルボルン動物園は、カモノハシを見ることができる数少ない場所の一つです。
メルボルン動物園では、カモノハシの自然な行動を観察することができ、その魅力を存分に感じることができます。

さすがに、カモノハシを見るためだけに、日本から遠く離れたオーストラリアまで足を運ぶというのは現実的ではないかもしれません。

ですが、オーストラリアに旅行する機会があれば、メルボルン動物園でカモノハシを見るのはおススメですね。

まとめ

カモノハシはとても珍しい動物で、日本では生の姿を見ることはできません。

現在、生のカモノハシを見たいなら、オーストラリアのメルボルン動物園に行くしかないというところです。

過去には日本にも生息していたという興味深い記録がありますが、現在は住んでいないのが残念ですね。

また、鳥羽水族館では、生のカモノハシは見れませんが、映像で見ることができます。

映像だけでもかなり貴重なので、一見の価値アリだと思います。