2021年の冬頃でした。

自宅の家電、すなわち固定電話に、1件の電話がかかってきました。

私の妻が電話をとったのですが、日本世論調査センターというところから、自動音声で世論調査に答えてくださいというものでした。

このとき、妻は面倒くさいということで、回答することなく電話を切りました。

ところが…

その1ヶ月後くらいでしょうか。

週末の夕方に家電が鳴り響き、たまたま私が受話器をとりました。
すると、またもや「日本世論調査センター?」を名乗るところからの、世論調査の依頼の電話でした。
自動音声で女性の声でした。

私も面倒だったので、すぐに電話を切ってしまいました。
その後、妻に確認すると、おそらく前回の電話と全く同じ内容のようです。

それにしても、どうも不可解な電話です。

1ヶ月後にまた聞いてくるものなの?

普通に考ると、おかしいですよね。

さらに…

話は、これで終わりません。

実は、2022年6月の現在も、「日本世論調査センター?」からの電話が、自宅の固定電話にかかってくるんです(汗)
2022年に入ってからは、約2週間おきに電話がかかってきます。

ここまで来たら、怪しさを通り越して、純粋に怖いです。
ドラマ日曜劇場の「マイファミリー」を毎回見ていたので、なおさらです(^^;)
「マイファミリー」の誘拐電話と同じような、女性の機械音声なので。

そんなわけで、「日本世論調査センター」の電話について、色々調べてみました。

今回の記事は、日本世論調査センターの自動音声の詳細と、電話がかかってきたときの対策についてお話していきます。

日本世論調査センターの自動音声電話は怪しい?

まず、「日本世論調査センター」という組織が、実際に存在するのかどうかを確認しないといけないですね。

というわけで、グーグルさんで根気よく検索してみましたが。
それらしき団体は見当たりませんでした。

逆に、こんな情報が。

2020年の10月に清算終了となっているそうです。
現在、どういう状況なのか分かりません。
清算終了までに、どのような活動をしていたのかも、よく分かりません。

ということで、さらに調べていき、次に続きます。

非通知で電話がかかってくる!

私が日本世論調査センターから自動音声で電話がかかってきたときは、自宅の固定電話でした。

ですが、詳しく調べてみると、携帯電話にかかってくるケースが多いようです。

現在のところ、私の携帯電話には、かかってきていません。
妻の携帯電話にもかかってきていません。

気になるのは、携帯電話にかかってきたときは、非通知設定になるということですね。
正直、まっとうな業者なら、わざわざ非通知設定にすることはないと思うのですが…

また、質問に答えていくうちに、個人情報を聞いてくるという点。
これも、疑問に感じるところです。
どこまで踏み込んで、個人情報を聞いてくるのか不明ですが、情報の利用目的をあきらかにしないと、個人情報保護法に抵触する恐れがありますからね。

あと、私の自宅の固定電話は、ナンバーディスプレイを搭載していません(汗)
なので、かかってきた電話が非通知設定なのかどうか分からない。
どうしても、電話がかかってくるたびに出なければならないんですね。

私も携帯電話であれば、かかってきた電話番号が非通知設定だった場合、ほとんど出ることはありません。
見覚えのない電話番号でも、あまり出ることはなく、後でしっかり調べるというくらい用心深いです(^^;)

今の環境だと、固定電話に電話がかかってきたら、ほぼ出ます。
なので、日本世論調査センターからの電話も、何回も出てしまいます。

もしかしたらですが、何回も電話に出てしまうので、日本世論調査センターも、それに乗じて私の自宅の家電に電話をかけ続けているのかも?
そんなふうに、勘ぐってしまいます。

世論調査の目的で非通知の電話がかかってきたときの対処法

日本世論調査センターに限らずですが、非通知設定の電話がかかってきたら、電話には出ない。

これに尽きます。
他に効果的な対処法はないと思います。

緊急な用件や重要な用件なら、非通知設定で電話をかけてくることはありません。
そして、緊急・重要でない電話なら、対応する必要はないでしょう。
そういったものは、後にすぐ分かるものですしね。

また、固定電話の場合は、ナンバーディスプレイのサービスを使うしかないでしょうね。
そのうえで、ナンバー・ディスプレイに対応した電話機を設置→非通知設定の電話には出ないようにする、となります。

ナンバーディスプレイサービスは月に1000円ほどかかりますが、迷惑電話がひどいようなら、加入を検討する価値はあると思います。

さらに、最近は、ナンバー・リクエストを導入する方も多いようです。
非通知設定で電話をかけてきた相手に、電話番号を通知してかけなおすように自動で音声メッセージを流してくれるやつですね。

こちらも月に数百円の費用がかかりますが、迷惑電話がひどいようなら、その対策として、かなりの効果を発揮するでしょう。

現在、私の自宅の固定電話は、ナンバーディスプレイもナンバー・リクエストにも加入していませんが。
頻繁にあやしげな電話がかかってくるようであれば、導入することを考えています。

まとめ

日本世論調査センターについて色々調べてみましたが、どういう業者さんなのか、よく分からないというのが実情です。

ただ、非通知設定で電話をかけてきて、個人情報まで聞いてくるとなると、対応しない方がよいのは明らかですね。

そもそも、最近は、非通知設定の電話には出ない人が多いもの。
私もその一人です。

日本世論調査センターに限らずですが、非通知設定の電話には出ない方がよいでしょう。
怪しいと感じたなら、深入りするのは禁物です。

そういった電話に対応しなくても、大事になることはありません。
緊急を要する出来事や重要な用件なら、すぐに分かるものです。
どうてもよい事に貴重な時間をむだにしないよう、注意したいものですね。