日本で古くからよく知られている童謡に「かごめかごめ」がありますよね。
おそらく誰もが幼いときに聞いたことがあると思います。
ただ、「かごめかごめ」の歌詞って、とても奇妙に感じませんか?
そのためか、「かごめかごめ」の歌には様々な解釈があります。
その中の1つに、私がとびっきり怖いと感じた話があります。
あくまで都市伝説にすぎないのですが、一度聞くと一生忘れられないと思います。
今回は、そんな世にも恐ろしい「かごめかごめ」のお話を紹介します。
「かごめかごめ」のそれぞれの歌詞の解釈
では、早速まいりましょう。
「かごめかごめ」の歌詞のとても怖い解釈です。
1つ1つの歌詞をつなげて全体を見ると、その怖さが分かると思います。
「かごめ かごめ」
一般的には「籠目」と書いて、籠の網目のこと、あるいは網目の模様のことを指します。
ですが、「籠女」と当てはめることもでき、この場合は籠を抱いているように見える女性という意味で、妊婦のことを指していると解釈することができます。
「かごのなかのとりが」
「籠の中の鳥」ということになりますが、「かごめ」が妊婦のことを指しているとすると、「かご」というのは妊婦のお腹のことを言っていると考えらえます。
したがって、「かごのなかのとり」はお腹の中にいる赤ちゃんと解釈することができます。
「いついつでやる」
これはそのまま「いつ出てくるのか?」あるいは「いつ出会うのか?」という言葉の言い回しですね。
とすれば、お腹の中の赤ちゃんは「いつ生まれてくるのか?」という意味になります。
「よあけのばんに」
「夜明けの晩」ということで、夜明け近くの晩、真夜中を過ぎた時間帯を指していると考えられます。
午前3時~午前5時くらいになるでしょうか。
赤ちゃんが生まれてくるのも、このくらいの時刻が多いですよね。
したがって、赤ちゃんが生まれてくる時刻のことを指していると考えられ、時間的にタイミングがピッタリです。
「つるとかめがすべった」
「鶴は千年 亀は万年」と言われるように、鶴と亀は長生きの象徴です。
それがすべった(滑った)ということは?
長生きが出来なかったということであり、残念ながら赤ちゃんは亡くなってしまったということ。
すなわち、流産してしまったと解釈できます。
「うしろのしょうめん だあれ」
「後ろの正面 誰?」という問いかけになりますが。
後ろの正面は真後ろということになりますね。
その位置は普通に考えて、流産してしまった妊婦の背後になるはずです。
では、そこにいるのは誰でしょうか?
そう、亡くなってしまった赤ちゃんであり、その水子霊がとりついてしまったということです。
まとめ
最後まで聞くとゾッとするお話ですよね。
しかも怖いくらいに、1つ1つの歌詞が伏線になっています。
ただし、「かごめかごめ」については他にも色々な説があり
- 「遊郭からいつになったら出られるのだろう」という遊女の悲しい想いをつづった歌
- 役人が罪人を囲み、罪人の首をきるときの様子を描いた歌
- 徳川埋蔵金のありかを暗示した歌
などがあります。
どの解釈をとっても、なるほど~と納得できるだけの説得力があったりします。
特に徳川埋蔵金についてはテレビ番組で取り上げられたこともあり、かなり有名なものだと思います。
けれども、今回ご紹介した母親に水子霊がとりついたという説は様々な解釈がある中で、怖さという点ではとんでもないインパクトがありますね。
この説はすでに何十年も前から語り継がれているもののようです。
もちろん都市伝説にすぎない話なので、真偽のほどはあやういものですが。
むしろ、このような意味でない方がよいと思いますよね。