鏡を捨てたいと思っています。
でも、鏡は神秘的なもので、捨てるのは縁起が悪いと思ってしまいます。
そのままゴミとして捨てていいのか分かりませんでした。
同じように迷っている方も多いと思います。
そこで、鏡をどのように捨てるのが良いのかを詳しく調べてみました。
この記事では、鏡を捨てるのは縁起が悪いのか、また適切な鏡の捨て方について解説しています。
鏡を捨てるのは縁起が悪いの?
結論から言うと、鏡を捨てること自体は縁起が悪いものではないようです。
ただし、何らかの記念品や大事な人からもらったものなど、特別な思い入れがある場合は、簡単なお清めをして、感謝の意を表してから手放すのが適切だと考えられます。
やはり、鏡には神秘性があり、そのまま捨てるのは不吉と感じる方が多いでしょう。
古来から、鏡は多くの文化で特別な意味を持っていますからね。
鏡は単なる反射する物体以上のものと見なされており、魂や精神を映し出す象徴とされています。
例えば、日本では鏡を「神の器」として扱い、シャーマニズムや神道の儀式で重要な役割を果たしてきました。
これは、鏡がこの世と神聖な世界との間の窓または通路と見なされるためです。
天皇家に伝わり、記紀神話にも登場する三種の神器に、八咫鏡があるのは有名ですね。
また、鏡は清浄な状態を保つことが重要とされ、不浄なものを反射し退ける力があるとも信じられています。
もちろん、このような背景はスピリチュアルな側面がありますが、鏡には特別な力が宿るとされることが多いので、鏡を捨てる際には特別な注意を払い、適切な方法で処理することが推奨されるわけです。
鏡の適切な捨て方は?
前述のとおり、鏡を捨てること自体は特に縁起が悪いということはありません。
なので、基本手的には、地域の自治体が定める方法に従って処分すれば大丈夫です。
ですが、どうしても、そのまま捨てることに抵抗を感じる方も多いと思います。
そこで、あくまで風水的、スピリチュアル的な方法ではありますが、鏡の適切な捨て方をご紹介します。
鏡を塩で清める
塩で鏡を清めるという方法です。
具体的には、塩を鏡に直接振りかけるか、塩水で湿らせた布で鏡を拭きます。
こうすることで、鏡に溜まった悪い運気を清めることができるとされています。
生花を使用する
生花を使用する方法です。
生花を鏡に映すことで、花の持つ生のエネルギーが邪気を祓うとされています。
生きている花というのがポイントで、造花やドライフラワーなどの生でない花は効果はないそうです。
布に包む
鏡を布で包む方法です。
特に白い布を使用し、鏡が何も映さない状態に保つことがポイントになります。
この状態のまま鏡を捨てるということです。
さらに、特別な思い入れがある鏡や故人のものだった場合、神社での供養を考えるのも一つの方法です。
この場合、費用が発生しますが、適切な供養を受けられるため安心です。
ただし、鏡をそのまま神社に持ち込む前には、受け入れ可能かどうかを確認することが大切になります。
まとめ
基本的に、鏡も自治体が定める方法で捨てれば問題ないようです。
リサイクル業者や不用品回収者に依頼するのもアリです。
とはいえ、やはりそのまま捨てるのは不吉な感じがしますね。
今回、私が捨てる鏡は小さな手鏡ですが、お塩で清めた上で白い布に包んで処分しようと思っています。
それで問題なければ、さらに大き目の鏡の処分も考えています。
しばらくして、その後の経過など何かあったら、また報告しますね。