冬になると、お家での灯油の保管場所に頭を悩ませる方も多いでしょう。
灯油の保管は、安全性と利便性を考慮して慎重に行う必要があります。
今回は、お家での灯油の適切な置き場所について、アパートと戸建に分けて詳しく説明しています。
灯油の置き場所を選ぶときのポイントは?
灯油の置き場所を選ぶ際の重要なポイントは、直射日光を避けることと、温度変化に注意することです。
灯油は紫外線によって劣化しやすく、温まると膨張するため、日当たりの良い場所や高温になりやすい場所は避ける必要があります。
アパートでも戸建てでも、灯油を保管する容器は不透明で、日光が当たらない、風通しの良い場所を選ぶことが大切です。
灯油の置き場所はアパートだとどこが良い?
アパートでの灯油の保管場所として一般的なのは、玄関やベランダです。
部屋の中ではスペースの問題や、灯油特有の臭いが気になるので、これらの場所が選ばることが多いでしょう。
ただし、玄関にしろ、ベランダにしろ、それぞれメリットとデメリットがあります。
ベランダでの保管の注意点
ベランダで灯油を保管する場合、直射日光や雨風から保護することが重要です。
直射日光は灯油の酸化を早め、ポリタンクの劣化を引き起こす可能性があります。
また、灯油の引火点は約40度なので、高温になる可能性のある場所では特に注意が必要になります。
灯油をベランダに保管する場合は、日陰になりやすい場所を選び、市販の保管用ケースを使用すると良いでしょう。
玄関での保管の注意点
玄関での保管は、ベランダよりも雨風や直射日光の影響を受けにくいため、比較的安全です。
ただし、玄関のスペースが限られている場合は、保管場所として適していない可能性もあります。
また、灯油の臭いが気になる場合は、保管用ケースを使用すると臭いを抑えることができます。
我が家もアパートに住んでいたときは、玄関に置いていました。
直射日光が当たらず、ちょうど日陰になっていたので、わりと適切な置き場所になっていましたね。
灯油の匂いはしますが、あまり来客もなかったので、その点は恵まれていたかなと思います。
以上のように、アパートでの灯油の保管場所は、ベランダや玄関が一般的ですが、どちらにもそれぞれ注意点があります。
灯油の保管場所を選ぶ際は、ここまで説明した注意点を考慮して、最適な場所を見つけていただければと思います。
灯油の置き場所は戸建だとどこが良い?
戸建て住宅での灯油の置き場所も、安全性と利便性を考慮する必要があります。
戸建て住宅では、灯油を保管する場所として、ガレージや物置、または家の外に設置された専用の保管庫が考えられます。
これらの場所は、家の中よりも火災のリスクを減らすことができ、灯油の臭いが室内に入り込むのを防ぐことができます。
また、アパートと同様に、戸建てでも灯油の保管場所は直射日光や高温を避ける必要があります。
ただし、戸建て住宅では、灯油を保管するためのスペースがアパートよりも広く取れることが多いです。
特に、北国のように冬の間に大量の灯油を使用する家庭では、大容量の金属製タンクを設置していることも珍しくありません。
一戸建てのお家の場合、ガレージがあるご家庭も多いでしょう。
ガレージだと、灯油を取りに行く際の手間が少なく、冬の寒い日でも外に出る必要が少なくなりますね。
さらに、戸建て住宅では、倉庫や物置などの屋内スペースを利用することもできます。
これは、灯油の臭いや安全性を考慮すると大きなメリットです。
実際、私は現在一軒家に住んでいますが、屋内の物置に灯油を置いています。
取り扱いには注意しないといけないときもありますが、特にカバーなども必要ありません。
そして、暖かくなってきたら屋外の倉庫に保管しています。
ただ、屋外に保管する場合でも、日光の当たらない場所を選び、雨水が入らないようにカバーをかけることが大切になります。
私の実家も一戸建てですが、灯油は家の裏手側の屋外に置いてあり、必ずカバーをかけるようにしています。
また、灯油は引火しやすいため、保管場所は火元から離れた場所を選ぶことも重要です。
特に、灯油が子供の手の届かない場所にあることを確認し、万が一のために消火器を近くに置いておくと良いでしょう。
まとめ
灯油の保管場所を選ぶ際には、安全性と利便性を考慮することがとても大切になります。
アパートでも戸建て住宅でも、直射日光を避け、火元から離れた安全な場所を選ぶことが肝心です。
寒い冬を安心して過ごすためにも、適切な場所を見つけるようにしましょう。