大阪フェスティバルホールは、クラシックオーケストラからポップ系のライブ、ミュージカルや伝統芸能まで幅広く利用されますね。

2013年にリニューアルオープンしてからも、音響特性に優れたコンサートホールとして知られており、アーティストからの評価も非常に高いです。

その魅力は、1階から3階までの各階ごとに異なる座席配置と視界の良さ、そして中之島の美しい景色を望むことができる立地条件にもあります。

この記事では、大阪フェスティバルホールの収容人数や座席の特徴、さらにアクセス方法についても詳しくご紹介します。

フェスティバルホールのキャパシティは?

大阪フェスティバルホールの収容人数は次のようになります。

  • 1階席:1544人(ボックス81席/オーケストラピット176席)
  • 2階席:576人(バルコニーボックスL6席/R6席)
  • 3階席:580人(バルコニーボックスL10席/R10席)

合計すると、最大キャパは2,700人です。

1階席の座席数は1544席で、ボックス席やオーケストラピットが含まれます。
ステージに近く、表情まで見える距離感が特徴です。

2階席は576席で、バルコニーボックスが左右に6席ずつあります。
ステージに張り出す形のバルコニー席は、比較的ステージとの距離が近く、見やすい位置にあります。

3階席は580席で、バルコニーボックスが左右に10席ずつ設けられています。
階層が重なるような構造で、直線距離はあまり変わらず、ステージまでの高さが加わるため、少し遠く感じるかもしれませんが、全体的にはステージとの距離は近いです。

フェスティバルホール1階の見え方と特徴は?

1階席は、ライブやコンサートを存分に楽しめる空間となっています。

全1544席のうち、ボックス席81席とオーケストラピット176席を含み、観客にとって最もステージに近い位置にあります。
この近さが、1階席の最大の魅力と言えるでしょう。

特に、中間部分にあるボックス席からの見え方は、約16メートルの距離で、ステージ上のアーティストの表情までくっきりと捉えることができます。
ボックス席は独立した空間となっており、他の観客に邪魔されることなく、プライベートな雰囲気でライブを楽しむことが可能です。

また、1階席の最後列からの見え方も、約34メートルの距離にも関わらず、ステージ上の様子を十分に楽しむことができます。
この距離感は、マンションの12階から地上を見下ろすような感覚に似ているようです。

ステージが遠く感じられるかもしれませんが、大阪フェスティバルホールの優れた設計により、どの席からもステージとの距離が比較的近く感じられます。

さらに、1階席は31列まであり、14列目と15列目の間には2列のBOX席が設けられています。
これにより、少し広い空間でライブを楽しむことができ、特別な体験を提供しています。

ただし、端の方の席になると、見切れてしまうことがあるようです。
そのため、ステージの一部が見えないということもあり得ます。

ですが、観客からの評判はよく、迫力のあるステージを間近で観れて満足!という声が多いです。

フェスティバルホール2階の見え方と特徴は?

大阪フェスティバルホールの2階席は、全576席という規模です。
2階席は8列まであり、ステージから後方へ向けて数字で指定されています。

座席配置は、センター部分が「2階席24番〜41番」となっており、1列ごとに半分ずつズラした「千鳥配置」が採用されています。
これにより、ステージが見やすくなっており、どの席からも良い視界を得ることができます。

また、2階席には、バルコニーボックス席があります。

バルコニーボックス席は、他の観客に邪魔されることなく、プライベートな雰囲気でライブを楽しめるようになっています。

ステージに向かって張り出すように設計されており、バルコニーボックスが左右に6席ずつ設置されています。
このため、2階席からでもステージとの距離が比較的近く、見やすい位置にあるのが特徴です。

2階席は全体的にステージをしっかり見れるようになっていますが、後方の席になるとさすがに見えにくいことがあるようです。
特に7列目と一番後ろの8列目は、アーティストや俳優の表情までは捉えきれない模様です。

なので、7列目あたりから、双眼鏡を持参した方がよさそうですね。

フェスティバルホール3階の見え方と特徴は?

3階席は全580席で、9列まであります。
センター部分は「3階席27番〜46番」となっています。

2階席と同じように、1列ごとに半分ずつズラした「千鳥配置」を採用しており、どの席からもステージが見やすくなっています。
この配置により、ステージ全体を広く見渡すことができ、演出や照明の全体像を楽しむことが可能です。

また、3階席の最後列付近からの見え方は、約38メートル程となります。
階層が重なる構造のため、直線距離はさほど変わりませんが、高さが加わることでステージまでの距離が多少あるように感じるかもしれません。

前方の3列目あたりまでは、思ったより見やすいという声が多いです。

ですが、後方5列目以降から、顔の表情まではよく見えないという意見が出てきます。
やはり、このあたりになるとステージから少し距離があるので、双眼鏡は必要になるかなというところですね。

また、3階席も左右に10席ずつのバルコニーボックスがあります。

バルコニーボックスの階層は、他の階層と重なり合うような構造になっており、ステージ側に向かって張り出すように造られています。
そのため、3階席からでもステージとの距離が比較的近く、見やすい席となっています。

フェスティバルホール のアクセスは?

大阪フェスティバルホールは、大阪中之島にあり、ビジネスの中心街にも近い位置にあります。



大阪フェスティバルホールのアクセスは

  • 京阪中之島線「渡辺橋駅」12番出口直結
  • Osaka Metro四つ橋線 「肥後橋駅」4番出口直結
  • Osaka Metro御堂筋線・京阪本線「淀屋橋駅」7番出口から徒歩5分
  • JR東西線「北新地駅」11-5番出口から徒歩8分
  • JR「大阪駅」桜橋口より徒歩11分

となります。

京阪中之島線「渡辺橋駅」からは、12番出口が直結しており、エスカレーターやエレベーターを利用して簡単にアクセスできます。
特に便利なのは、雨の日でも濡れずに行ける点ですね。

Osaka Metro四つ橋線「肥後橋駅」からは、4番出口が直結しており、こちらもエスカレーターやエレベーターが利用可能です。
肥後橋駅は、中心地からのアクセスも良好で、多くの路線との接続が便利です。

Osaka Metro御堂筋線・京阪「淀屋橋」駅からは、7番出口より徒歩約5分で到着します。
淀屋橋駅はビジネス街に位置しており、周辺にはオフィスビルが多いです。

JR東西線「北新地」駅からは、11-5番出口より徒歩約8分です。
北新地駅周辺は飲食店が多く、コンサート前後に食事を楽しむのにも便利な場所です。

JR「大阪駅」からは、桜橋口より徒歩約11分の距離にあります。
駅からは少し歩きますが、途中には多くのショップやレストランがあり、散策しながら行くことができます。

まとめ

大阪フェスティバルホールは、その多様な演目と優れた音響特性で、観客の満足度も高い会場です。

後方の席だとアーティストや俳優の顔が見えにくいこともありますが、全般的にどの席からもステージが見やすい構造となっています。

アクセス面でも、大阪の中心地に位置しており、来場する際も大変便利です。

この記事を通じて、大阪フェスティバルホールの魅力を感じ取り、コンサートやイベントを訪れる際の参考にしていただけると幸いです。