カンヌ国際映画祭の歴代の日本映画の受賞作品・受賞者についてまとめました。
カンヌ国際映画祭の歴代のパルム・ドール受賞作品についても記事にしていますので、ご参照いただければと思います。
カンヌ国際映画祭の歴代のパルム・ドール受賞作品をまとめました
カンヌ国際映画祭の日本映画の受賞作品・受賞者一覧
回 | 開催年 | 受賞作品・受賞者 | 受賞部門 |
---|---|---|---|
71 | 2018年 | 「万引き家族」 (監督:是枝裕和) |
パルム・ドール |
69 | 2016年 | 「淵に立つ」 (監督:深田晃司) |
ある視点部門・審査員賞 |
「レッドタートル ある島の物語」 (監督:マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット) |
ある視点部門・特別賞 | ||
68 | 2015年 | 黒沢清 (作品:「岸辺の旅」) |
ある視点部門・監督賞 |
66 | 2013年 | 「そして父になる」 (監督:是枝裕和) |
審査員賞 |
61 | 2008年 | 「トウキョウソナタ」 (監督:黒沢清) |
ある視点部門・審査員賞 |
60 | 2007年 | 「殯の森」 (監督:河瀬直美) |
グランプリ |
57 | 2004年 | 柳楽優弥(作品:「誰も知らない」) | 男優賞 |
54 | 2001年 | 「回路」 (監督:黒沢清) |
国際批評家連盟賞 |
53 | 2000年 | 「EUREKA」 (監督:青山真治) |
国際批評家連盟賞 エキュメニック賞 |
52 | 1999年 | 「M/OTHER」 (監督:諏訪敦彦) |
国際批評家連盟賞 |
50 | 1997年 | 「うなぎ」 (監督:今村昌平) |
パルム・ドール |
河瀬直美 (作品:「萌の朱雀」) |
カメラ・ドール (※新人監督賞のこと) |
||
43 | 1990年 | 「死の棘」 (監督:小栗康平) |
審査員グランプリ 国際批評家連盟賞 |
40 | 1987年 | 「親鸞 白い道」 (監督:三國連太郎) |
審査員賞 |
38 | 1985年 | 石岡瑛子(美術監督・アートディレクター) (作品:「「Mishima: A Life In Four Chapters」」) |
芸術貢献賞 |
36 | 1983年 | 「楢山節考」 (監督:今村昌平) |
パルム・ドール |
33 | 1980年 | 「影武者」 (監督:黒澤明) |
パルム・ドール |
31 | 1978年 | 大島渚 (作品:「愛の亡霊」) |
監督賞 |
18 | 1965年 | 「怪談」 (監督:小林正樹) |
審査員特別賞 |
「東京オリンピック」 (監督:市川崑) |
青少年向映画賞 UNICRIT賞(国際批評家協会賞) |
||
17 | 1964年 | 「砂の女」 (監督:勅使河原宏) |
審査員特別賞 |
16 | 1963年 | 「切腹」 (監督:小林正樹) |
審査員特別賞 |
14 | 1961年 | 「おとうと」 (監督:市川崑) |
フランス映画高等技術委員会特別表彰 |
13 | 1960年 | 「鍵」 (監督:市川崑) |
審査員賞 |
12 | 1959年 | 「白鷺」 (監督:衣笠貞之助) |
特別表彰 |
10 | 1957年 | 「白い山脈」(監督:今村貞雄) | ロマンティック・ドキュメンタリー賞 |
7 | 1954年 | 「地獄門」 (監督:衣笠貞之助) |
パルム・ドール |
5 | 1952年 | 杉山公平(撮影技師) (作品:「源氏物語」) |
撮影賞 |
まとめ
カンヌ国際映画祭で最高の栄誉である「パルム・ドール」は、日本作品は2019年度までに過去に5回受賞しています。
- 2018年:「万引き家族」(是枝裕和監督)
- 1997年:「うなぎ」(今村昌平監督)
- 1983年:「楢山節考」(今村昌平監督)
- 1980年:「影武者」(黒澤明監督)
- 1954年:「地獄門」(衣笠貞之助監督)
また、パルムドールではありませんが、河瀬直美監督のグランプリとカメラドーム受賞はかなり話題となりました。
今後も日本作品と日本の監督や俳優の方々が数々の賞を獲得するのを期待したいですね。