ドラマ「推し武道」が2022年10月に放送開始となりました。

岡山県の地下アイドルと、彼女たちを応援するファンの様子を描いたコメディーです。

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地上波では深夜帯に放送されているドラマですが。
コミカルなシーンも丁寧に描かれており、深夜帯ならではの面白さがあります。

この記事では、ドラマ「推し武道」全話のあらすじと感想を、回を追うごとに記していきたいと思います。

推し武道 第1話のあらすじと感想

あらすじ

パン工場でアルバイトをしているフリーターのえり。

ある日偶然に、地下アイドルのChamJamの野外ライブを観ることになりました。
この瞬間が、彼女の人生を変えることになります。

以来、ChamJamメンバーの1人である市井舞菜のオタクとなり、収入のほぼ全てを舞菜のファン活動に充てるようになります。

しかし、舞菜は人見知りで、えりにうまく接することができません。

舞菜に嫌われているのではないかと不安になるえりですが。
それでも、舞菜のために人生の全てを捧げる生活が続きます。

感想

主演が松村沙友里さんということ以外、全く予備知識がない状態で見ました。

そのため、いきなり驚いた点が2つありました。

1つは、お笑いコンビ・レインボージャンボたかおさんが出てる!
知りませんでした。

ネタの「きれいだ」のインパクトがすごいのですが。
いや、こういうドラマには打ってつけの配役だと思いました。

とてもいい演技をしてらっしゃいましたね。
時おり説明口調になるのも、自然でした。

主要キャストということで、これからも期待しています。

そして、もう1つ。

中村里帆さんが出演してる!
はい、ChamJamのセンターを務める五十嵐れお役です。

こちらも出演しているとは知りませんでした。
と言いますか、1話目のエンディングロールに名前が出てきて気づきました(汗)

2022年10月現在、テレ東系列の「高嶺のハナさん2」で淀屋橋うめを演じています。
大阪女子ということで、コテコテの大阪弁で熱演しています。

その姿と全くかけ離れていたので、気づきませんでした。
誠に失礼しました…

どちらも深夜ドラマとはいえ、連ドラ同クール出演とはすごいです!
推し武道のドラマだけでなく、今後のブレイクにも期待ですね。

と、前置きのように長くなりましたが。

ドラマ自体も、もちろん面白かったです。

特にオタクの経験のある方なら、共感できハマる内容だと思います。

私も、一時期とあるアイドルグループを家族で追っかけていたときがありました。
そのときは、まだ保育園児だった子供をだしに使っていたところがあり、ちょっと調子にのってしまいましたけどね(汗)

ドラマを見ていると、その当時の懐かしい思い出がよみがえってくるような感覚でした。

ライブでコールをするとか、CDを買って握手券をゲットするとか。

まあ、うちの家族は3人分しか買いませんでしたけどね。
現場に足を運んだファンのなかには、何十枚も買って、ずっとお目当てのアイドルとしゃべっていたという光景とかも見たことあります。

そういうオタクあるあるをうまく再現していましたね。

また、登場したオタク用語を字幕つきで解説してくれるのがありがたい。
ギャグ的要素もありますが、アイドルオタクでない人でも、とっつきやすくなりますね。

続いて、主人公えりぴよを演じる松村沙友理さんですが。
体当たりの演技で素晴らしかったですね。

トレードマークの赤いジャージが似合っていて、違和感なし。
鼻血を出すところとか、妙にリアルでした。

興味深いのは、松村さん自身が乃木坂46のメンバーであったこと。
アイドルのオタク事情とか詳しいはず。
それに、武道館ライブ経験してますしね。

ドラマでは、武道館を目指すアイドルを見守る側を演じますが、ご自身の経験とか生かせるのかな。
これからの演技も期待しています。

推し武道 第2話のあらすじと感想

あらすじ

岡山ガールズフェスタに、ChamJamが出演することになりました。

出演メンバー未定となっており、舞菜は出演しないかもと考えたえりぴよ。
フェスに行くすることをためらいます。

ですが、結局、くまさと基に説得され、参加することになりました。

岡山ガールズフェスタでは、ChamJamのことを知らない人が多く、ChamJamのメンバーが登場しても、会場は冷ややかなムード。
しかし、そんなことにめげないえりぴよ達。

フェスでは、えお、空音、眞妃の3人が出演し、舞菜は登場しないと思われましたが。
最後に現れたのは、舞菜でした。

そして、その後のいつものライブ会場でのこと。
ChamJamのメンバーが今一番欲しいものを、ファンに伝えます。

ファンレターをもらったことのない舞菜は、ファンレターがほしいと伝えようとしますが。
ファンに負担になると思い、短冊がほしいと語ります。

これを聞いたえりぴよは、舞菜のために、たくさんの短冊を書くのでした。

感想

この回で一番印象に残ったのは、えおの固定レス!
まねき猫みたいなポーズをした中村里帆さんが、めっちゃ可愛かったです。

固定レスという言葉知りませんが、

「アイドルがステージ上から特定のファンに対しポーズを決めること。オタクにとって、とても名誉なこと」

という意味です。

そりゃあ、こんなの決められたら、ファンはたまりませんね。
私は、今までにそんな経験ないですし、これからもないでしょう。
うらやましい限りです。

えおの固定レスに感動するくまさに対して、「よかったねぇ、よかったねぇ」と応じるえりぴよこと松村沙友里さんの笑顔がまた可愛らしかったですね。

あと、舞菜演じる伊礼姫奈さんは、とても透明感ありますね。
健気で気弱に演じる姿を見ると、応援したくなるのも分かります。

そして、えりぴよが「死んでもいいー!」と叫んで、銅像の前で同じポーズをとるのが、シュールで面白かったです(笑)

あの銅像は、「水辺の桃くん」って言うんですね。
おかやま市民のシンボルとして、有名だそうです。

知りませんでした。
にしても、あの像をチョイスするのは、さすがだわ~
感心しました。

で、ラスト近くのシーン。
えりぴよが舞菜に送った短冊が、事務所からいっぱい散っていくところです。

さすがに、ちょっと切なかったですね。
えりぴよの舞菜に対する気持ちを象徴しているようで。

でも、「舞菜ちゃんが 武道館に行けますように!」と書いてある短冊がアップになったところは、感動しました。
どうか、その願いがかないますように!

以上、第2話の感想でした。

まだ2話しか見ていませんが、今のところ、私はれお推しです(笑)
あの、まねき猫みたいなポーズが、破壊力満点だったので。

これからも、えお推しが変わることはないと思います。

推し武道 第3話のあらすじと感想

あらすじ

ChamJamのイベント会場を間違えたえりぴよは、くまさも巻き込んで、ステージ時間のギリギリに本来の会場に到着。
そこで、ChamJamのファンでは珍しい女の子の姿を見かけます。

実は、その女の子は、基の妹の玲奈でした。
しかも、ChamJamのメンバーではえりぴよと同じ舞菜推し。
岡山ガールズフェスタで舞菜を見て以来、ファンになったとのことでした。

舞菜のファンが増えたことを喜ぶえりぴよでしたが。
たった1枚の握手券で玲奈に対して、今までえりぴよには見せたことのない神対応をしている舞菜の姿を見て、複雑な想いを抱きます。

そんなえりぴよの姿を見て、くまさはえおのChamJamの前にいた別のグループの写真を見せます。
そこでは、えおは端っこ。

そのグループはメジャーデビュー寸前で解散しますが、えおがChamJamで地下アイドルからやり直し、今ではセンター。
くまさはそれが嬉しくて、えおをずっと応援することを決心したこと、そして自分がえおのことを一番好きでいたいことをえりぴよに語ります。

これを聞いたえりぴよも、舞奈から好かれようとしたことは間違いであることに気づき、これからも舞奈のことを一番に応援することを決意しました。

感想

今回は、とてもいい話でしたね。

基の妹の玲奈との握手会で、楽しそうにしている舞奈の姿を見て、いつにも増して舞奈から好かれようと必死のえりぴよでしたが。
舞奈にしてみれば、ただ応援してくれるだけでありがたくて、自分の好みのスタイルになってまでファンを続けるのは、逆に申し訳ないということ。

複雑な心境のえりぴよに、くまさがえおに対する想いを語った言葉が1つ1つ深いものでした。
他人がどうとかあまり気にせず、自分が好きであるということを大切にするのが大事なんですよね。

この場面でのくまさことジャンボたかおさんの演技がとてもよかったです。

えりぴよはChamJamに出会ったことで、初めて熱中できるものができたと話していました。
なら、その道を突き詰めればいいんです。

いつか、飽きてしまったりしてその道から外れてしまうことはあるかもしれません。
でも、そのときはそのときで仕方のないこと。
それまでとことん夢中になって、人生が充実していれば、何の問題もないことでしょう。

アイドルやアニメやゲームなどのオタクって、世間での印象はあまりよいものではありません。
ですが、現代は価値観が多様化していますし、色々な趣味があって当然です。
アイドルのオタクであっても、それを極めれば、1つの文化を生み出すこともあり得ます。

もちろん、法律で禁じられたものや反社会的なものに夢中になるのはダメですけどね。

と、まあ、そんなことを考えさせられるお話でした。

あと、お話の最後で、えりぴよと舞奈が舞奈が路面電車で鉢合わせし、舞奈がえりぴよに感謝の言葉をかけるシーン。
これには、とても感動しました。
えりぴよも舞奈もよかったね!

推し武道 第4話のあらすじと感想

あらすじ

ChamJam初となる人気投票が行われることになりました。

CD1枚に投票券が1枚付いており、CD1枚で1票というシステムです。

人気投票は、現在リーダーでセンターも務めるれおが1位になるのは確実な模様。
しかも投票期間中に、れおは誕生日を迎え、生誕祭が行われるため、さらに有利な体勢。

このままでは、舞菜は最下位確実。
舞菜を1位にしようと考えたえりぴよは、CDを大量購入するため、バイトを増やします。

そして、人気投票の中間順位が発表される日を迎えることとなりました。

その結果は?

予想通り、1位がえお、2位が空音でした。

ところが、続く3位には、最下位と予想された舞菜が入りました。

自分の努力のかいがあったことに、ご満悦のえりぴよ。

勢いそのままに、最終結果で舞菜を1位にすべくバイトを頑張り続けるえりぴよでしたが…

感想

前回のラストでえりぴよと舞菜がたまたま出会ってから、2人の距離がかなり縮まった感じですね。
えりぴよの頑張りが、舞菜の心を動かしたというか。
舞菜が、えりぴよが作った短冊を見つめるシーンは印象に残りました。

それにしても、れおがいい人すぎる気がします。
舞菜を気にかけ、何かと声をかけていて。
リーダーの役割なんでしょうけど。
あまりにも立派なので、裏があるんじゃないかと、ちょっと心配になるくらいです(^^;)

でも、ドラマを見ているかぎり、そんなことはなさそうですけどね。
やはり、今のところ、私のれお推しは変わりません(笑)

また、えりぴよと舞菜の会話だけでなく、くまさと基を囲んだ会話がいいですね。
オタク3人の会話は、見ていてとても面白いですし、ほっこりします。

口をとがらせる松村沙友理さんはかわいいし。
ジャンボたかおさんのゆったりした口調は心地いいし。
その2人を豊田裕大さんが心の中でツッコむところは、テンポいいですし。

おそらく、3人の井戸端会議が、ドラマにメリハリをつけているのだと思います。
「推し武道」ならではの演出ですね。

そして、一番感動したのは、くまさが、れおの生誕祭で他のChamJamファンから最前列に案内されたシーン。
スローモーションになって、くまさがゆっくり歩いていくのはグッときました。

ChamJamのメンバーかられおが祝福をうける姿を見て、

基:「いい光景ですね」
くまさ:「ええ、とっても…」

これは、感慨深いものがありますね。
MELTY時代のれおをずっと応援し、MELTYが解散してChamJamにれおが加入してからも推し続けてきましたからね。

れおもくまさから、ファンからのたくさんのメッセージをプレゼントされて、本望でしょう。

ほんと、心に染みるシーンでした。

さて、第4話の最後で、えりぴよが災難に会うようですが。
さすがに、ちょっとコテコテでしたね(汗)

ややオーバーリアクション気味でしたが、松村沙友理さんの驚く表情がすごいよかったです。

次回はどうなるんでしょう。
気になりますが、おとなしく待つことにします。

推し武道 第5話のあらすじと感想

あらすじ

えりぴよは事故にあい、足を骨折してしまいました。

そのため、バイトをすることができず、金欠になってしまいます。
人気投票中だというのに、ライブではCDを1枚しか買えないという状態。

そんなえりぴよを気づかってか、くまさがえりぴよをメイドカフェに誘います。
ですが、メイドカフェに行くということは、ChamJamの推し活動から浮気をしているようなもの。
しぶるえりぴよでしたが、メイドカフェを訪れることにしました。

ところが、そのカフェは、なんとChamJamのメンバーの文がバイトをしているお店。
文と鉢合わせをした2人でしたが。
文は、カフェに来たことは内緒にすることを約束してくれます。

しかし、文は口がすべって、舞菜にえりぴよに会ったことを話してしまいます。
しかも、えりぴよが文がいるメイドカフェから出てくるところを目撃したオタクたちもいました。
そのため、えりぴよが舞菜から文に推し変をするのではないかという噂が流れてしまいます。

これを聞いた舞菜は、えりぴよが本当に推し変してしまうのではないかと不安になります。

さらに、ChamJamの人気投票の中間発表の最新情報が発表され、舞菜は最下位に落ちてしまいました。
えりぴよが舞菜のために積めなかったのが原因なのは、明らか。

えりぴよは母親にお金を貸してくれるよう頼みますが、貰えたのはきびだんごのみ。
結局、えりぴよは舞菜のためにCDを積むことはできずじまいとなりました。

そんな折、ChamJamのメンバーの空音が男性と一緒にいるという目撃情報が流れます。。。

感想

今回は、もやもやする展開でした。

せっかく、えりぴよと舞菜の仲が少し縮まったと思ったのに。

メイドカフェで文と鉢合わせしたのは仕方ないにしても、あんな風に噂が流れてしまうなんて。

不人気メンしか好きになれないオタ
おいしさ目当て

そういうアイドルオタさんもいるんですね。
私にはあまり理解できないなぁ。

舞菜もそんな噂に惑わされるとは。
えりぴよが推し変するわけありませんやん。

う~ん、舞菜は気弱なところがあるから。
やっぱり、心配になってしまうんですかね。
逆に言えば、それだけえりぴよのことが気になっているというになりますね。

そんなこともあり、今回は、えりぴよがとても可哀そうでした。

さて、えりぴよと舞菜のストーリーから少し離れますが、気になったシーンをいくつか。

えりぴよ演じる松村沙友理さんが、母親にお金を貸してもらうために土下座するシーンは面白かったです。
骨折しているので、片方の足だけで土下座するわけですが、その姿がコミカルでした。

続いて、ChamJamのダンス。
最高でした!圧巻でした!

ゆめ莉のダンスも素晴らしかったですが、メンバー全員のダンス、すごくよかったです。
大人数でそろうと、様になりますね~
振り付けもとても可愛かったです。
MVとかだしてくれないかな。

そして、眞妃とゆめ莉の友情物語。
とってもいい話でした。

中間投票で3位となったゆめ莉は前列でパフォーマンスをし、ファンが喜んでくれて感激。
それでも、自分は後列にいたい。
ChamJamに入ってから眞妃は憧れのメンバーで、後列から眞妃を見ていきたい。

一方で、眞妃はゆめ莉のダンスをファンに見てもらいため、ゆめ莉のCDをたくさん買っていました。
でも、次からはもう買わない。
これからは、ゆめ莉を応援しているファンのために頑張るんだよと語ります。

そして、眞妃がいっぱい持っていた握手券でゆめ莉と握手をすることになりました。
いや~、感動しちゃいますね。
とても粋な計らいだと思います。

その後、2人がてをつないで歩くシーンが印象的でした。

推し武道は、えりぴよと舞菜の物語が中心ですが、ほぼ毎回、他のメンバーのサブストーリーも展開されますね。
この演出もなかなか凝っているとおもいます。

さて、第5話の最後で、空音が男性と一緒にいるという目撃情報が入りました。

次回は、空音は大丈夫なのかな。
女性アイドルは恋愛沙汰で卒業や脱退したりということが多いので、ちょっと心配です。

推し武道 第6話のあらすじと感想

あらすじ

男性と一緒にいたという目撃情報が流れた空音ですが。
空音には心当たりがありません。

ChamJamのメンバーも心配するなか、リーダーのれおは

「私は信じてるよ」
「何かあったら、私が守るから」

と励まします。

一方、空音推しの基は落ち込み、空音を応援する気になりません。
基にとっては、投票結果で空音の順位はどうでもよいもの。
基はアイドルに本気で恋愛感情を抱いているガチ恋勢でした。

しかし、いつものライブで空音からのレスを受け、基はメロメロ。
再び沼にハマり、空音をこれからもずっと好きでいることを誓います。

つらい状況なのにファンサを頑張っている空音を見て、舞菜もえりぴよにファンサを送ります。
ところが、えりぴよはその姿を見てはいませんでした。

それでも、握手会では、えりぴよは1枚の握手券5秒で舞菜に思いのたけを伝えます。
えりぴよの言葉に感激した舞菜でしたが、お礼の返事ができませんでした。

そして、ライブが終わった後。

えりぴよとくまさと基が、いつものように話をしていたところ。
オタクの声が聞こえてきます。

「空音に似てる子、今日来てなかったよな」

この言葉に、くまさは気づきました。

空音と基の妹の玲奈は似ています。

どうやら、基と玲奈がライブから帰るときにの姿を見て、空音が男性と一緒にいたと勘違いした可能性が高いよう。

基は安心しますが、逆にその真実を他のオタクが知らない間に自分1人で空音を支えるという選択肢もあることを思いつきます。

そこへ、たまたま舞菜が通りがかりました。
えりぴよを見つけた舞菜は、勇気を出して手をハートにしてレスを送ります。

ハートに見えなくもないが、気功にも見える…
ところが、気功のおかげなのか、えりぴよの骨折はすっかり治りました。

人気投票も間近となり、えりぴよは舞菜を1位にすべく再びバイトに精を出すことになります。

ライブの舞菜との握手会もくまさに代理を頼み、くまさは舞菜からは無理しないようにと伝言を頼まれます。

これを聞いたえりぴよは、さらにやる気を起こし、バイトにのめり込みます。

そんな中、行われた投票最終日のライブ。

えりぴよは疲れ果て、自宅の玄関で倒れ、そのまま寝てしまいました。

帰ってきた母に起こされますが、すでに夜。

えりぴよは、急いでライブ会場に向かいます。

そして迎えたファン投票の結果発表。

  • 1位:五十嵐れお 1898票
  • 2位:伯方眞紀 1221票
  • 3位:寺本優佳 1073票
  • 4位:水守りゆめ莉 745票
  • 5位:松山空音 723票
  • 6位:横田文 701票
  • 7位:市井舞菜 498票

結局、舞菜は最下位でした。

また空音が5位にまで落ちてしまい、落ち込んだ様子。

その姿を見た基は、えりぴよやくまさのように、自分の推しのファンが増えてほしいと思い。
空音がセンターになるよう、次の投票では精一杯頑張ることを、えりぴよとくまさに語りました。

また、ファン投票が終わったあと。

スタッフが舞菜に声をかけます。

最終日に遅れてやってきたえりぴよは、舞菜のCDを全部買っていたのでした。
投票は締め切りであったものの、舞菜のためのお金は舞奈のためだけに使いたいと。

スタッフは舞菜に言います。

「舞菜には、いいファンがついてるね」

これを聞いた舞菜は「うれしい」と心で叫びながら、えりぴよがいつも乗る路面電車に向けて走り出します。

しかし、えりぴよを乗せた電車には間に合いませんでした。

電車を見送りながら、舞菜は心のなかで言葉をかけます。

「えりぴよさん、私は幸せです」と。

感想

今回は、めっちゃいい話でした~

前回のモヤモヤが、ほぼ全て吹き飛びました!

えりぴよ、カッコよかったですね。
私だったら、あきらめて自分のためにお金を使うと思います。
誰かのオタクになったとしても、おそらく。

また、握手券1枚で5秒しかない間に、舞菜への思いを伝えるシーンも印象に残りました。
早口でしたが、しっかりと練られた言葉でした。
簡潔なだけに、その分思いが伝わりやすいんじゃないでしょうか。

ただ、5秒と言ってましたが、実際には10秒近くかかってました。
ほんとに5秒なのかな?と思って、えりぴよが舞菜に話している時間を計ってしまいました…
細かくて、すいません(汗)

あとは、やっぱりラストのシーンが素敵でした。
感動しちゃいました。

えりぴよの乗っている電車に間に合わなかったのは、さすがに切なかったけど。
舞菜の気持ちもえりぴよには届いていないでしょうし。

でも、2人の仲はかなり縮まったのではないでしょうか。
そのうち、2人の心は通じ合いますよね、きっと。

さて、えりぴよと舞菜から少し離れて。

空音が、やっぱりかわいそうでしたね。
なので、モヤモヤが少しだけ残ってしまいました。

だって、人気投票で2位確実だったのに、一気に5位に転落ですよ…
れおとセンター務められないやん(泣)

それと、空音がライブでファンサをしている姿は、めっちゃ可愛かったです。
あれで「ゆるして!」と言われたら、許しちゃいますよね(^^;)
そりゃあ、基くんも沼オチしますわな。

基くんと握手会で話しているときも、かわいかったです。
名前を覚えられてて、話しかけてもらえるって、なんと贅沢な…
さすがにうらやましかったですね。

そして、相変わらずのえおの優等生ぶり。
いい子すぎて、ちょっと怖いくらいです(笑)
いつか、その責任感と使命感があだにならないかと心配になります。

最後に。

えりぴよ演じる松村沙友里さんが、骨折から復活して「お待たせー」と駆け寄ってきて。
あまりの回復の速さに「え~」と驚く、くまさと基くんの表情が素晴らしかったです。

よくあるコントを見ているような感じでしたが。
それでも、特にジャンボたかおさんのリアクションが最高でした!
さすがだわ~

ジャンボたかおさんの演技にも、ずっと楽しませてもらっています。

推し武道 第7話のあらすじと感想

あらすじ

えりぴよと基は、洋服店でそれぞれの推しの舞菜と空音のプレゼントを探していました。

しかし、そこへくまさがやってきて、劇場が老朽化のため工事となり、ChamJamの公演は1か月延期になると告げられます。
舞菜の生誕祭は中止になりそうとのこと。

ChamJamのライブでもメンバーから劇場改修のお知らせがありますが、その代わりメンバーのボイスメッセージが販売されることとなりました。

えりぴよとくまさ、基と玲奈の4人は、それぞれ推しのメンバーからスマホにメッセージを吹き込んでもらいます。
全員が喜びますが、えりぴよは舞菜との接触がよくなかったと1人後悔します。

1か月もライブがないので、舞菜はえりぴよに会えないことに寂しさを感じます。
もちろん、えりぴよも舞菜に会えずに寂しい思いをしますが、舞菜のメッセージを聞きながらバイトに励みます。

それでも、えりぴよは、バイト先と自宅を行き来するだけの生活に退屈になります。
えりぴよの母も、最近のえりの状態を見て心配だと伝えます。

そんなおり、基からラインで相談したいことがあると連絡が来て、くまさを含め3人で会うことになります。

基の話によると、空音のブログに自分がプレゼントしたパーカーを着ている姿がアップされ、そのパーカーがペアものであることから、彼氏とおそろいなのではという疑惑が広まったとのこと。

えりぴよは、いっそのこと基が同じパーカーを買ってペアルックにすればいいと持ちかけたところ、基はなるほどとそのまま買いに行ってしまいました。

えりぴよもまた、舞菜のブログをアップするたびに、誰かと一緒にいるのではないかと気になり。
ブログを細かくチェックしてしまうことを、くまさに打ち明けます。

そこで、くまさはえりぴよに、舞菜の生誕祭をするようアドバイスします。
「本人不在でも、お祝いしてこそ、真のオタクでしょ!」

この言葉に舞菜の生誕祭をすることを決めたえりぴよは、くまさに導かれ、文がバイトしている例の喫茶店に向かいます。
すると、そこに現れたのは、メイド服姿の舞菜!

舞菜はメイド喫茶のバイトをすることになり、この日が初日でした。
しかも自分の誕生日でもあり、えりぴよと会えたことを驚きを持ってむかえます。

ChamJamのライブのシステムとは異なるメイド喫茶に困惑するえりぴよでしたが。
舞菜とのチェキ会を楽しみ、そのまま店を後にしました。

そして、劇場の改修も終わり、1か月後のライブ。

会場には、基と同じことを思いつき、空音の例のパーカーを着たオタクがたくさんいました。
でも、基は空音のファンが増えてよかったと思いました。

また、えりぴよは運悪くかぜをひいてしまい、この日のライブに行くことができませんでした。

ライブで前列でパフォーマンスをしたこともあり、舞菜はえりぴよに見てほしかったと寂しく感じます。

ライブのあと、くまさはえりぴよに電話をします。
そして、ChamJamが「IDOL FES」に参加することをえりぴよに伝えたのでした。

感想

まず、ボイスメッセージに興味を持ちました。

既製品で、アニメの声優さんが吹き込んだ目覚まし時計など、よく見かけます。

それが、推しのアイドルに自分が行ってもらいたい言葉を直接にスマホに吹き込んでもらい、それをいつでも再生できるって、オタクにとってはたまらないですね。

これはいいわ~

知りませんでしたが、地下アイドルだとそういうファンサービスは普通にあるんですかね。
よく考えられたサービスだと感心しました。

特に空音の「基くん、浮気すんなよ」が、めっちゃよかったです。
あんな風に言われたら、推し変できないですね(笑)

あと、舞菜の「玲奈ちゃん、受験勉強、がんばれ!」もよかったなぁ。
ちまたに転がっている怪しげなモチベーションアップ法より、ずっと効果がありますね。

で、その舞菜のメイド姿がとても可愛かった~
演じている伊礼姫奈さんは、ステージ衣装より映えますね。

また、松村沙友理さんの「ガチ恋口上」をしているところも可愛かったです。
ガチ恋口上とは、曲の間奏などで推しに愛を伝える言葉だそうです。

料理をしているお母さんを応援するため、

「やっぱり咲子は可愛いよ!」
「やっと出会えたお姫様!」

というフレーズなどが飛び出すのは、とてもコミカルでウケました。
そりゃあ、お母さんも「えり、何言ってるの?」となりますわな(笑)
お約束というところですが、面白かったです。

それと、基くんが空音とペアルックのパーカーを着て劇場を訪れると、同じパーカーを着た空音ファンがいっぱいいたところもウケました。
みんな思いつくことは同じでしたねとくまさが言ってましたが、私にはその発想はなかったなぁ。

そして、最も印象に残ったのは、くまさの言葉。

「本人不在でも、お祝いしてこそ、真のオタクでしょ!」

いや~、名言ですなぁ~
心に響きました。

さすがアイドルファン歴が長いだけに、重みのある言葉です。

そのあと、えりぴよとくまさが何度もうなずくシーンが素敵でした。

推し武道 第8話のあらすじと感想

あらすじ

「IDOL FES」に参加することが決まり、ChamJamのメンバーは色めき立ちます。

ところが、リーダーのれおは浮かない顔。

「IDOL FES」に出演する鹿アイドルの「めいぷる♡どーる」の話で盛り上がり、生で見に行こうという話になりますが、れおは断ります。

えりぴよは今後の参考のため、他のアイドルを偵察しようと、そのめいぷる♡どーるのリリイベ(リリースイベント)を見に広島へと向かいます。
くまさと基も一緒にやってきました。

めいぷる♡どーるの公演は満員。
広島を拠点にしているけれども、メジャーデビューを果たしているグループでした。

ChamJamも同じようにファンが増えてくれればと語っている3人でしたが、会場には優佳と文、さらには舞菜の姿がありました。

舞菜とは鉢合わせしたえりぴよは、舞菜の誤解を解こうとしますが。

やがてめいぷる♡どーるのライブが終わり、握手会が始まります。
優佳はライバルのグループであるにも関わらず、握手会に参加したくなり、CDを買って握手券をゲットします。

すると、めいぷる♡どーるのオタクの男性が優佳のことを知っており、声をかけてきました。
彼の話によると、友人が優佳推しでよく話を聞いているとのこと。

そして、その男性と一緒にいたのは、なんとその友人の優佳推しの男性でした。
カケモしていると知った優佳でしたが、めいぷる♡どーるはかわいいので許すことにします。

また、その場で優佳は公務員を目指していることを話し、オタクの2人は優佳がアイドルを辞めるのかもと考えてしまいます。

逆に、会場で公演を見ていた舞菜はずっと無口。
文にどうしたのか尋ねられると、舞菜はめいぷる♡どーるは本物アイドルだと感想を打ち明けました。

その後、広島からChamJamの3人が帰ってきました。

めいぷる♡どーるの話で盛り上がりますが、文はその雰囲気に耐えられず、なぜもっと危機感を持たないのかと主張します。
文の言葉を聞いて、れおはリーダーの自分の責任であると謝ります。

メンバーは振付のダンスの練習をしますが、なかなか全員がそろいません。

文はやる気のない優佳に怒りますが、優佳は結局生まれ持ったオーラがものをいい、練習しても無駄だと語り、そのまま帰ってしまいます。

この日はお開きとなった後、舞菜と文の2人は練習場で話し込みます。

文はメンバーカラーを決めたときのことを思い出し、最初はれおがライバルだと思っていたと語ります。

カラーが緑に決まったときは、センターを目指す色ではないし、後列だったので不満だった。
でも、後列であるにもかかわらず、自分を応援してくれるファンがいるのを知ってうれしくなり、緑が好きになった。

また、れおにはかなわないという優佳の気持ちもよく分かる。
だから、グループでセンターを目指せばいい。
れおのいるグループでなら、センターを目指せる。

フェスの先には武道館が待っていると思う。
私は私らしく、できることをがんばるのみ。

たまたま通りがかった優佳も、この文の話を聞きました。

そして翌日。

ダンスの練習の時間となりますが、優佳が現れません。

文は練習したくない人はほっとけばいいと言いますが。

そこへ優佳がようやく到着しました。

優佳は文に「フェスの先には武道館が待ってるんでしょ」と語りかけ、レッスンを頑張ることを決めます。

ダンスが得意なゆめ莉に見てもらい、ChamJamはステージでダンスがそろうようになりました。

公演を終え控え室にやってきたメンバーはダンスがそろってきたことに喜びますが。
舞菜は自分だけがダンスに遅れてしまい、申し訳ないと謝ります。

メンバーが気にしなくていいと言うなか。

れおのラインに、めいぷる♡どーるのメイから連絡が来ました。

そこには

「れおちゃん久しぶり。」
「元気?」
「フェスで一緒になるみたいだね?」
「そうそう」
「先週、くまささんがこっちの現場きてたよ」

とありました。

感想

最初にれおが浮かない表情をしていたときに、おそらくと思っていましたが。
やはり、めいぷる♡どーるのメンバーが以前えおが所属していて解散したグループの一員だったような感じです。

でも、そこまで気に病むことなのかなと思いつつ、めいぷる♡どーるはメジャーデビューしてました。
そうなると、確かに気がきけますな…

もしかしたら、過去にメイという件の女性とひと悶着あったのかもしれません。
これからの展開を見ないと分からないですが。

で、そのめいぷる♡どーるの3人のパフォーマンスが素晴らしかったです。
少ししか聞けませんでしたが、披露した曲の「@スイーティー」がとてもいい感じでした。

演じていた3人は現役のアイドルさんなんでしょうか。
その辺は全く知らないですが、ともかくもめいぷる♡どーるのステージがとてもよかったです。

ChamJamのダンスもいいですね。
以前も述べましたが、メンバー全員がそろってダンスするところは、見入ってしまいます。

特に練習風景がとても気に入りました。
とてもリアル感があり、実際にあんな風に練習するんだろうなぁというのがすごく伝わります。

ステージでは舞菜が遅れ気味でしたが、これもわざと演じているはずなので、興味深かったですね。

さて、今回は、主人公のえりぴよの出番が少なかったです。
ほぼChamJam、特に文が中心となってストーリーが展開していきました。

優佳がこのままいい加減な活動をしていくのかなと、少しだけ心配になりましたが。
まあ、ここはお約束の展開という感じでしたね。

それでも、文が舞菜に語る場面は、とても素敵なお話でした。
いや~、青春だわ…

文はメイド喫茶でバイトしてたりして、ChamJamにそれほど思い入れがないイメージでしたけど。
めっちゃ熱い思いを胸に秘めてました。

また、グループとしてなら武道館にも行ける!と思わせるれおというリーダー。
今までずっと見てきましたけど、ほんとアイドルのお手本のような存在でしたから。

それだけに、れおが落ち込んでいる姿が心配になります。

次回はどうなるんだろ…

あと、エンドロールが流れているときに、松村沙友理さんとジャンボたかおさんと豊田裕大さんの3人が戯れているのがいいですね。
ミニコントのような感じで。
いつも癒されています。

できれば、何をしゃべっているのか聞きたいと思う次第です。

推し武道 第9話のあらすじと感想

あらすじ

ChamJamの特典会で、えりぴよといつものメンバーが集まりました。
えりぴよは、めいぷる♡どーるのリリイベで舞菜と鉢合せし、舞菜が気にしているのではないかと不安になります。

握手会では、基が空音に話しかけますが、れおが心配な空音は上の空。
えりぴよは舞菜に広島に行った言い訳をしますが、舞菜は元気がない様子。
さらには、くまさがえおと話しますが、れおに広島に行ったことがバレており、れおはそっけない素振り。

その後、えりぴよとくまさ、基の3人が話しているとき、くまさはめいぷる♡どーるのメイは以前えおが所属していたグループのセンターを務めていたことを明かします。

また、3人が話しているとき、ChamJamのテレビ出演決定のお知らせがありました。

えりぴよはChamJamがもっと世間に注目されるよう、まずはバイト仲間の友人である美結に布教しようとします。
美結はえりぴよが彼氏を紹介してくれるものと勘違いしていましたが。

えりぴよは自宅の部屋で美結と一緒に、ChamJamがアイドルフェスに出場するというニュースをテレビで見ます。
舞菜が画面に映ったときは大興奮。

ところが、舞菜の姿が一瞬しか映らなかったこともあり、美結はその魅力が全く分かりません。

えりぴよはドルオタであることを理解してもらえないと思いましたが、実は美結もアニメオタクであり冬太郎というキャラクターの推しでした。

一方、えおもテレビでアイドルフェスの告知のニュースを見ます。
そこには、注目アイドルとして生出演しためいぷる♡どーるの姿がありました。
その様子をしばらく見ていましたが、えおはテレビを消し、落ち込んだ様子。

その後、えりぴよ達は玲奈も含めた4人でいつもの喫茶店で語り合います。

くまさは、生出演しためいぷる♡どーると比較すると、ChamJamは運営の規模の大きさやユニットの完成度で見劣りし、えおもそれは分かっているのでメジャーに行くのは厳しいと現実的な話をします。

しかし、えりぴよは舞菜が夢見たことはかなうと思って応援しており、それが推しを愛する使命であると語ります。
この言葉に共感したくまさと基は、この日の接触で推しのメンバーを勇気づけようと決心します。

基は空音との握手会で、空音をいつでも応援していると伝え、空音は嬉しそうにその気持ちが心強いと返します。

また、くまさはえおとの握手会で、えおに自分の夢を語ります。
それは、えおがメジャーに行ってくれること。
れおならできると信じているし、実現するのがずっと先になっても応援し続けると伝えます。

くまさの言葉に感激したれおは、「一緒に行こうね」と話しました。

そして、舞菜の握手会。

えりぴよは、舞菜は舞菜のままでいいと伝えます。

えりぴよに続いて玲奈が舞菜と握手しますが。
玲奈は、舞菜が最近元気がなさそうなので大丈夫なのか尋ねます。

握手会のあと、4人が帰り道を歩きますが、玲奈はえりぴよに話があるといって、2人で話すことになります。
玲奈によると、舞菜はメンバーの足を引っ張るのが怖くてフェスに出るのが怖いとのこと。

えりぴよは自分にはそんな話がなかったと言いますが、玲奈は舞菜にとってえりぴよが特別な存在であるからだと伝えます。
そのため、舞菜はえりぴよにはそういう姿を見せたくないのだと。

そして、玲奈はえりぴよに語ります。

「舞菜ちゃんのこと、勇気づけてあげてください」
「えりぴよさんじゃないと、ダメなんです」

その後、場面が変わって、眞妃とゆめ莉が夜道を歩いていました。

眞妃は人気投票のときの約束として、ゆめ莉が眞紀の上を目指すこと、それが無理でも眞紀の隣にいることを頼みます。
そして、アイドルフェスでは、ゆめ莉がお客さんにダンスをしっかり見せるように約束しました。

また、れおはフェスに備えてダンスの練習をしようとしますが、空音も付き合うことになります。

れおは前のグループではめいぷる♡どーるのメイにどうしてもかなわなかったこと。
努力しても報われないことがあること。
それでも自分はがんばるしかないと語ります。

それを聞いていた空音は、れおが武道館に立っていつか日本一のアイドルになる。
自分が保証すると話します。
そして、「努力はきっと報われる」と。

そこへ、たまたま舞菜もスタジオを訪れ、えおと空音の姿を見かけますが、努力しても報われないという言葉を聞いたときに立ち去ってしまいました。

一方で、えりぴよは舞菜のために自分に何ができるのか考えながら夜道を歩いていました。

その少し目の前を舞菜が歩いていましたが、えりぴよは気づかず。

また、舞菜もえりぴよに気づかず、2人はそのまますれ違ってしまうのでした。

感想

最初の握手会で、れお役の中村里帆さんのすねた様子が、めっちゃ可愛かったです(^^♪

いつもは優等生なのに、ファンの前であんな様子を見せるのかと少し驚きましたが、とても新鮮でした。

やはり、くまさには心を許しているんでしょうね。

それを考えると、オタク事情に精通し臨機応変に対応できるくまさは、今回は大きな失態でした。
くまさが失敗をずっと引きずっている姿も初めて見ました。

さらに、そのくまさにえりぴよが説得する場面も珍しかったです。

いつもは、くまさがえりぴよにアドバイスすることが多かったですから。

特に「それが推しを愛する私たちの使命じゃん!」というセリフは名言でしたね。
乃木坂46でも有数の人気メンバーとして活躍した松村沙友理さんが語った言葉ということもあり、興味深かったです。

また、えりぴよ演じる松村沙友理さんのコミカルな演技が最高!

友人役のあかせあかりさんとの部屋でのやりとりは、とてもテンポがよくて心地いいくらい。
1人で大はしゃぎする松村沙友理さんに、あきれた様子でツッコミを入れるあかせあかりさんもすごいよかったです。

そして、くまさと基の前で語った「あれ?私なんで舞菜のこと産んでないんだろう」というセリフはツボにはまりました(笑)

以前、お笑い芸人の柳原可奈子さんが、元モーニング娘。の佐藤優樹さんのことを語った時に

「私がまーちゃんを産みたかった」と言ったことを思い出しました。

ただ、そんなえりぴよでも、舞菜のことになるとシリアスになります。
舞菜にとっても、えりぴよはいつしか特別な存在になっていた様子。

今までの流れからして、それは当然ですね。

えおが語っていた「努力しても報われないことがある」には、舞菜にとってはショックでしょう。

現実問題として、努力が報われないことって当たり前のようにあります。
正確には、間違った努力は報われないというところかな。

また、努力が報われるかどうかは、本人の主観次第という面もあります。
すなわち、本人が自分の努力の結果に納得していたら報われたということができ。
逆に、納得していなかったら報われないということになるでしょう。

この辺は難しいところですね。

とにもかくにも、舞菜のために、えりぴよ、力になってください!

そして、次回は最終回です。

最終回が近づくにつれ、続編やってくれないかな~と思っていたら。

なんと映画化が決定し、2023年の春に公開となりました!

まじか~

かなり驚きましたが、めっちゃ嬉しいです。

2022年に放送されたドラマで、深夜帯のドラマが映画化されるのは、推し武道だけのようです。

これは快挙だなぁ。

とにかく、楽しみで仕方ありません。

推し武道 第10話(最終回)のあらすじと感想

あらすじ

アイドルフェス当日となりました。

くまさと基と玲奈の3人が会場へとやって来ましたが、えりぴよの姿はありません。
くまさはえりぴよのことだから心配ないと語りますが、玲奈はえりぴよに余計なことを言ったしまったのではないかと不安になります。

一方、ChamJamはアイドルフェスの楽屋に入ります。

楽屋では、このフェスがChamJamにとって大切な一歩となるので、がんばった成果を出し切ろう!とメンバーに伝えられます。
メンバーはやる気になりますが、舞菜はふさぎ込んだ表情でトイレに行くと言って楽屋をあとにしました。

場面が変わって、くまさと基と玲奈の3人。
玲奈は相変わらず舞菜とえりぴよのことを気にしていたところ、たまたま舞菜がどこかへ歩いていく姿を目撃します。

また、ChamJamのメンバーはダンス合わせをしようということになりますが、舞菜の姿が見当たりません。
そのため、れおと空音は舞菜を探すことになりました。

舞菜を探している途中、れおと空音はめいぷる♡どーるのメンバーと鉢合わせします。
めいぷる♡どーるのメイはれおにお互いがんばろうと声をかけますが、去り際にめいぷる♡どーるの武道館公演が決まったことを伝えます。

驚くれおでしたが、空音が想いを込めてれおの手を握り、れおは自分たちもいつか武道館に行くとメイに語りました。

やがて、えりぴよが遅れてフェスの会場に到着します。

えりぴよは会場の周辺を散策していたところ、海辺で物思いにふける舞菜を見つけました。
えりぴよは玲奈から聞かされていた話を思い出し、舞菜に声をかけます。

えりぴよは今まで自分には熱中できるものがなかったけど、舞菜と初めて会ったときに胸がときめいた。
舞菜の一生懸命な姿を見て応援せずにはいられなかった。

舞菜は自分を変えてくれた存在。
ダンスが上手いとか下手とか、メジャーや地下とか関係なく、ステージにいる舞菜は自分に生きる意味を与えてくれたと。

そして、えりぴよは舞菜をこれからも応援する、自分には応援することしかできないからと伝えます。

えりぴよの言葉に感動し、涙を流す舞菜…

えりぴよがその場を立ち去った直後、ChamJamのメンバーが舞菜のもとに駆け付け、舞菜をステージへと導きました。

その後えりぴよは、くまさと基と玲奈の3人と合流します。

えりぴよは、昨晩舞菜のことを考えると眠れず、気づいたら朝になっており、イベントに遅れてしまったと語ります。
また、舞菜のためにできることを考え、たった1つしかなかったとも。

やがて、ChamJamの公演が始まりました。

ところが、舞菜はまだ緊張している様子。

そこへ、えりぴよの声援が聞こえてきます。
舞菜はえりぴよの声援に勇気づけられ、自信をもってステージに臨みました。

パフォーマンスの途中、舞菜はえりぴよにレスをし、えりぴよは大興奮!

こうして、ChamJamのステージは大盛況のうちに幕を閉じるのでした。

ChamJamの公演のあとは、恒例の握手会。
メンバー全員が生き生きとした状態で、ファンに笑顔で接します。

舞菜とえりぴよの握手会では、舞菜はいつか武道館に行くとえりぴよに語り、えりぴよはもちろんそれをずっと応援することを誓いました。

フェスが終わったあと、えりぴよはくまさ達3人に、舞菜を武道館に立たせるためにもっと稼ぐためアルバイトに奔走すると話します。

そして、例の「水辺の桃くん」の前で、「舞菜ちゃんが、いつか武道館に行けますように!」と叫ぶのでした。

-終わり-

感想

いや~、おもしろかったし、感動しました~

最初はちょっと面白そうだけど、つまらなかったら離脱しようと思って見始めたのですが。

松村沙友里さんを始めとする役者さん方のやりとりが楽しいし、毎回心温まるエピソードがあるしで。
どんどんハマっていきました。

特に最終話の、えりぴよが舞菜に自分の思いのたけを伝えるシーンはとても感動しました。
ちょっと泣きそうになるくらい…
全話通して、このドラマのテーマを象徴するシーンでしたね。

続いて、見入ってしまったのが、ChamJamのパフォーマンス!
もうね、ほんとに素晴らしかった!

以前もダンスをしながらのステージを見て感嘆しましたが、今回は2曲ありましたからね。
中村里帆さんや伊礼姫奈さんは現役のアイドルではないのに、ほぼ完ぺきな振り付けを披露していました。

メンバー全員のダンスが揃うようになるには大変で、かなり練習したのではないかと想像してます。
それくらい、ChamJamを演じる皆さんのパフォーマンスが壮観でした!

また、各メンバーへのコールがとてもよかったなぁ。

ピンクのリーダー れお!

クールなブルーの空音!

まるで天使だね ホワイト優佳!

セクシーイエロー 眞紀!

おっとりパープル ゆめ莉!

ちっちゃなグリーン あ~や!

サーモンピンクの舞菜!

現実にChamJamのライブがあれば、ぜひとも行きたいなぁ~と思いますね。

そして、最後に。

松村沙友里さんの体を張った演技に、とても好感を持ちました。
正直、まだそれほど演技がうまいという感じではないのですが(失礼;;)

コミカルな演技が多い中で、時折とても綺麗で透明感のある姿が垣間見られます。
特に、物思いにふけっている時の横顔とか、美しかったなぁ。

その落差が魅力でしたね。

アイドルに関しては私は箱推しなんですが。
このドラマで、乃木坂46はさゆりんご推しになってしまいました(^^♪

あ、というか、松村沙友里さんは乃木坂46を卒業していますね。
となると、やはり箱推しは変わらないかな(汗)

あと、何度も述べていますが、くまさ役のジャンボたかおさんの演技も素晴らしいですね。
コントでの口調とそれほど変わらないと思うのですが、とても自然な演技で安定感がありました。

これからも、様々なドラマや映画に出演してほしいと思う次第です。

なお、ジャンボたかおさんのYouTubeで、松村沙友里さんがゲスト出演した回の動画が面白かったです。

推し武道のこぼれ話とかも紹介されているので、なかなか興味深いですよ。

さて、9話の告知であったように、2023年の春に劇場版の推し武道が公開予定です。

もう、これは見るしかありませんよね。

今から楽しみです。
期待しています。

推し武道 キャスト一覧

登場人物 俳優
えりぴよ 松村沙友理
五十嵐れお 中村里帆
松山空音 MOMO
伯方眞妃 KANO
水守ゆめ莉 SOYO
寺本優佳 GUMI
横田文 和田美羽
市井舞菜 伊礼姫奈
玲奈 片田陽依
咲子 西山繭子
豊田裕大
くまさ ジャンボたかお