「痩せてる女性は魅力がない」

こんな言葉を聞くことがあります。

でも、本当にそうでしょうか?

確かに、痩せてる女性に魅力を感じず、ぽっちゃり系の女性が好きな男性はたくさんいます。

ですが、女性の体型に対する男性のとらえ方は、人によって違ってくるはずです。

今回は、痩せてる女性は魅力がないのか?について、その実態と、そのように言われるようになった原因を探っていきたいと思います。

痩せている女性に対する印象は人それぞれ

結論から言ってしまいます。

ぶっちゃけ、当たり前のことだとは思いますが、痩せている女性に魅力を感じるかどうかは、人によって異なります。

細い体型の女性が好みの人もいれば、ぽっちゃりした女性が好きな人もいます。

インターネット上の声を拾ってみても、私の身近な人に聞いても、痩せている女性が好きな男性はたくさんいます。

なので、瘦せてる女性に魅力がないということは、ありません。

痩せてるのでモテないということはないですし、逆にふっくらしているからモテるということも、ありません。

確かに、ぽっちゃりしている女性の方がモテると言われた時期もありました。
21世紀に入ったあたり、すなわち2000年頃だったと思います。
それが尾を引いて、現在までに至っているという印象です。

それ以前は、細い女性の方が綺麗という価値観が根強く、色々なダイエット法がまかり通っていました。
そのため、過度なダイエットで痩せすぎてしまう女性も多かった時代です。

おそらくは、その反動で、ぽっちゃりしている、ふっくらしている女性の方が魅力的と言われるようになったと考えられます。

けれども、時代が変われば、価値観も変わるもの。
現在は、ぽっちゃり系の女性の方がモテるとか、痩せている女性は魅力的でないとか、そんなことはありません。

それに、体型で第一印象が決まったとしても、その後つき合いが深くなるにつれて、好みの体型など気にならなくなってくることもあります。

実際、私自身はふっくら系・ぽっちゃり系の女性が好みですが。
今まで好きになった女性には、痩せている人もいました。
痩せている女性でも、魅力的だなぁ~と思うことはよくあります。

私の妻も、出会った頃はふっくらしていましたが、やたらとダイエットに励んで、今は結構やせています。
「別に痩せなくてもいいのに」と言っても、聞いてくれませんでした。

かといって、今の妻の体型が嫌いということはありません。
多少、奥さん補正のようなものが働いているのかもしれませんが、普通に今でも妻のことは好きですしね。

だから、結局は、魅力的であるかどうかは、その人次第でしょう。
痩せていようが、太っていようが、関係ありません。

もちろん、ある程度、人によって好みの傾向はあるでしょうが、体型で全てが決まるものではないでしょう。
女性が魅力的であるかどうかは、体型だけでなく、他の色々な要素も関わってくるはずです。

これも、また当然のことだと思います。

ただし痩せすぎには注意!

痩せている女性も魅力がある、瘦せている女性が好きな男性もいっぱいいる。

ですが、気をつけたいのは、痩せすぎはよくないということです。

どれくらいが痩せすぎなのかという基準も、人によって違ってくるでしょうが、一般的にガリガリと言われる体型が当てはまるでしょう。
女性らしい柔らかさやふくよかさが、全くないというところですかね。

さすがに、ここまでくると、相手の男性に不安を抱かせます。

不健康に見えますし、何か病気をかかえているのではないかと思ってしまいます。
表現はよくないかもしれませんが、やっぱり不気味さを感じてしまいます。

もちろん、痩せすぎている女性が好きな人もいるでしょうが、かなり少ないようです。
好みが倒錯している感じで、フェティシズムに近いという考えもあるくらいなので。

そして、実際に、痩せすぎると健康を損ないます。
言うまでもないことかもしれませんが。

栄養のバランスが崩れれば、成人病になりやすいですし、骨密度も低下してケガをしやすくなるのは、当然のことです。

けれども、痩せるのが目的になって、痩せればよいと思っている女性も多いよう。
もともとはスリムになることで魅力的になろうと思っていたのが、逆に魅力を失ってしまうことになります。
手段が目的化していると言ってもよいでしょう。

女性の方でも、ガリガリの男性に魅力を感じる人は少ないはずです。
同じように、痩せすぎている女性に魅力を感じる男性もごく少数ということです。

魅力を失わないためにも、健康的になるためにも、痩せすぎには注意した方がよいですね。

体型の好みで分かれる男性の心理とは?

痩せている女性が好きな男性と、ぽっちゃりしている女性が好みの男性とでは、性格や心理が異なると言われています。

以下に、両者の傾向を述べました。

ただし、あくまで、そういう傾向があるという話で、全ての男性に当てはまるわけではありません。
科学的に実証されているでもないですしね。

トリビアとして、参考程度に読み流していただければと思います。

ぽっちゃり系の女性が好みの男性の心理

ぽっちゃり系の女性が好みの男性は、マザコンの傾向があると言われています。
これは、乳児のときの記憶に関係していると考えられています。

赤ちゃんは、お母さんに抱かれながら育っていきますよね。
そのときに、女性特有のふくよかさや丸みを帯びた感覚をおぼえます。

その感覚が大人になっても色濃く残り、ぽっちゃりした体型に母性を感じる。
その傾向が強いと、恋人や結婚する相手の女性に母性を強く求めることが多いため、マザコン気質になるというわけです。

ただし、母親が好きとか母親離れができないという意味でのマザコンではなく、あくまで母性を求めるという意味で、マザコンの要素があるということです。

それに関連してか、女性に対しては甘えん坊とも言われます。
女性のふくよかさや柔らかさに癒しを感じ、女性に対して優しさや包容力を求める傾向があるためです。

また、安定志向で、結婚願望が強いとも言われています。

痩せている女性が好みの男性の心理

痩せている女性が好みの男性は、女性に対して「美」を求める傾向があると言われています。

ぽっちゃり系の女性が好みの男性は、可愛い女性が好きということが多いですが。
痩せている女性が好みの男性は、綺麗・美しい女性が好きというケースが多いということです。

痩せている女性は、ダイエットなどに励み、美意識が高い人も多いです。
同じように、スリムな女性が好みの男性も、美意識が高く、ときにはナルシストな部分もあわせ持つと考えられています。

また、女性との関係も、スマートな関係を望み、結婚願望は強くないと言われています。
女性に甘えるということもあまりなく、自分独自の世界を持ち、干渉してほしくない。
パートナーとなる女性にも、同じように接する傾向があるようです。

結婚するかどうかは別として、家族や家庭に依存することも、あまりないと言われていますね。

まとめ

痩せている女性は魅力がないのか?というと、決してそんなことはありません。

ひと昔前は、ふっくらしている・ぼっちゃりしている女性がモテると言われたこともありました。

ですが、人によって好みは分かれるものです。
それを一般化して、全てをひとくくりにして論じること自体に無理があります。

もし、これを読んでいるあなたが痩せていることに悩んでいても、心配しないでください。

体質的に太れないという方もいらっしゃいます。
そんなあなたも、無理に太ろうとする必要はありません。

ありきたりな言葉かもしれませんが、自然体で、自分らしく生活している姿が、一番魅力的でしょう。

もちろん、ある程度こだわってしまうのは仕方のないことです。
体重を増やそうと考え、ちょっと頑張ってみるというようなことは、むしろ健全だと思います。

少しの努力でメリハリをつけ、無理をすることなく生活していくのが、最も理想的なライフスタイルですね。