概要

  • 授賞式日時:2003年3月23日
  • 会場:コダック・シアター
  • 司会:スティーヴ・マーティン

作品賞

シカゴ

ノミネート

  • ギャング・オブ・ニューヨーク
  • 戦場のピアニスト
  • めぐりあう時間たち
  • ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔

監督賞

ロマン・ポランスキー
(作品:「戦場のピアニスト」)

ノミネート

  • ペドロ・アルモドバル(作品:「トーク・トゥー・ハー」)
  • スティーブン・ダルドリー(作品:「めぐりあう時間たち」)
  • ロブ・マーシャル(作品:「シカゴ」)
  • マーティン・スコセッシ(作品:「ギャング・オブ・ニューヨーク」)

主演男優賞

エイドリアン・ブロディ
(作品:「戦場のピアニスト」)

ノミネート

  • マイケル・ケイン(作品:「愛の落日」)
  • ニコラス・ケイジ(作品:「アダプテーション」)
  • ジャック・ニコルソン(作品:「アバウト・シュミット」)
  • ダニエル・デイ=ルイス(作品:「ギャング・オブ・ニューヨーク」)

主演女優賞

ニコール・キッドマン
(作品:「めぐりあう時間たち」)

ノミネート

  • ダイアン・レイン(作品:「運命の女」)
  • ジュリアン・ムーア(作品:「エデンより彼方に」)
  • レニー・ゼルウィガー(作品:「シカゴ」)
  • サルマ・ハエック(作品:「フリーダ」)

助演男優賞

クリス・クーパー
(作品:「アダプテーション」)

ノミネート

  • ポール・ニューマン「(作品:ロード・トゥ・パーディション」)
  • エド・ハリス(作品:「めぐりあう時間たち」)
  • ジョン・C・ライリー(作品:「シカゴ」)
  • クリストファー・ウォーケン(作品:「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」)

助演女優賞

キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
(作品:「シカゴ」)

ノミネート

  • キャシー・ベイツ(作品:「アバウト・シュミット」)
  • クイーン・ラティファ(作品:「シカゴ」)
  • ジュリアン・ムーア(作品:「めぐりあう時間たち」)
  • メリル・ストリープ(作品:「アダプテーション」)

脚本賞

「トーク・トゥー・ハー」
ペドロ・アルモドバル

ノミネート

  • 「エデンより彼方に」トッド・ヘインズ
  • 「ギャング・オブ・ニューヨーク」ジェイ・コックス/スティーブン・ザイリアン/ケネス・ロナガン
  • 「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」ニア・ヴァルダロス
  • 「天国の口、終りの楽園。」アルフォンソ・キュアロン/カルロス・キュアロン

脚色賞

「戦場のピアニスト」
ロナルド・ハーウッド

ノミネート

  • 「アバウト・ア・ボーイ」ピーター・ヘッジス/ポール・ウェイツ/クリス・ウェイツ
  • 「アダプテーション」チャーリー・カウフマン/ドナルド・カウフマン
  • 「シカゴ」ビル・コンドン
  • 「めぐりあう時間たち」デヴィッド・ヘア

外国語映画賞

「名もなきアフリカの地で」
カロリーヌ・リンク(ドイツ)

ノミネート

  • 「アマロ神父の罪」カルロス・カレラ(メキシコ)
  • 「過去のない男」アキ・カウリスマキ(フィンランド)
  • 「HERO」チャン・イーモウ(中国)
  • 「Zus & zo」パウラ・ ヴァン・デル・ウースト(オランダ)

主題歌賞

  • 楽曲:Lose Yourself
  • 映画:8 Mile
  • 作者:エミネム/ルイス・レスト

ノミネート

  • The Hands That Built America(映画:「ギャング・オブ・ニューヨーク」)ボノ/The Edge/アダム・クレイトン/Larry Mullen Jr.
  • I Move On”(映画:「シカゴ」)ジョン・カンダー/フレッド・エッブ
  • Burn It Blue(映画:「フリーダ」)エリオット・ゴールデンサール
  • Father and Daughter(映画:「The Wild Thornberrys Movie」)ポール・サイモン

作曲賞

「フリーダ」
エリオット・ゴールデンサル

ノミネート

  • 「キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン」ジョン・ウィリアムズ
  • 「エデンより彼方に」エルマー・バーンスタイン
  • 「めぐりあう時間たち」フィリップ・グラス
  • 「ロード・トゥ・パーディション」トーマス・ニューマン

録音賞

「シカゴ」
マイケル・ミンクラー/ドミニク・タヴェラ/デヴィッド・リー

ノミネート

  • 「ギャング・オブ・ニューヨーク」イヴァン・シャーロック/トム・フレイスクマン/ユージン・ギアティ
  • 「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」クリストファー・ボイズ/マイケル・ヘッジス/マイケル・セマニック/ハモンド・ピーク
  • 「ロード・トゥ・パーディション」ボブ・ビーマー スコット・ミラン/ジョン・プリチェット
  • 「スパイダーマン」ケヴィン・オコネル/グレッグ・P・ラッセル/エド・ノヴィック

音響編集賞

「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」」
イーサン・ヴァン・ダー・リン/マイク・ホプキンス

ノミネート

  • 「マイノリティ・リポート」リチャード・ハイムス/ゲイリー・リドストーム
  • 「ロード・トゥ・パーディション」スコット・ヘッカー

撮影賞

「ロード・トゥ・パーディション」
コンラッド・L・ホール

ノミネート

  • 「シカゴ」ディオン・ビーブ
  • 「エデンより彼方に」エドワード・ラックマン
  • 「ギャング・オブ・ニューヨーク」マイケル・ベルハウス
  • 「戦場のピアニスト」パウェル・エデルマン

美術賞

「シカゴ 」
ジョン・マイヤー(美術)
ゴードン・シム(装置)

ノミネート

  • 「ギャング・オブ・ニューヨーク」ダンテ・フェレッティ(美術)フランセスカ・ロシアボ(装置)
  • 「フリーダ」フェリペ・フェルナンデス・デル・パソ(美術)ハニア・ロベルド(装置)
  • 「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」グラント・メジャー(美術)アラン・リー、ダン・ヘンナ(装置)
  • 「ロード・トゥ・パーディション」デニス・ガスナー(美術)ナンシー・ハイ(装置)

衣装デザイン賞

「シカゴ」
コリーン・アトウッド

ノミネート

  • 「フリーダ」ジュリー・ウェイス
  • 「ギャング・オブ・ニューヨーク」サンディ・パウェル
  • 「めぐりあう時間たち」アン・ロス
  • 「戦場のピアニスト」アンナ・B・シェパード

メイクアップ賞

「フリーダ」
ベアトリス・ド・アルバ/ジョン・E・ジャクソン

ノミネート

「タイムマシン」ジョン・M・エリオット・ジュニア/バーバラ・ローレンツ

編集賞

「シカゴ」
マーティン・ウォルシュ

ノミネート

  • 「ギャング・オブ・ニューヨーク」テルマ・シューンメーカー
  • 「めぐりあう時間たち」ピーター・ボイル
  • 「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」D・マイケル・ホートン
  • 「戦場のピアニスト」ハーブ・ド・ルゼ

視覚効果賞

「ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔」
ジム・リジェル/ジョー・レッテリ/ランドール・ウィリアム・コック/アレックス・フンケ

ノミネート

  • 「スパイダーマン」ジョン・ダイクストラ/アンソニー・ラモニナラ/スコット・ストクディク
  • 「スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」ロブ・コールマン/パブロ・ヘルマン/ジョン・ノール/ベン・スノウ

長編ドキュメンタリー映画賞

「ボウリング・フォー・コロンバイン」
マイケル・ムーア

ノミネート

  • 「チャレンジ・キッズ 未来に架ける子どもたち」ジェフリー・ブリッツ
  • 「WATARIDORI」ジャック・ペラン
  • 「Daughter From Danang」Gail Dolgin/ヴィセンテ・フランコ
  • 「ナチス、偽りの楽園 ハリウッドに行かなかった天才」マルコム・クラーク/ステュアート・センダー

短編ドキュメンタリー映画賞

Twin Towers

ノミネート

  • Mighty Times: The Legacy of Rosa Parks
  • The Collector of Bedford Street
  • Why Can’t We Be a Family Again?

短編実写映画賞

Der er en yndig mand

ノミネート

  • Fait d’hiver
  • Inja (Dog)
  • J’attendrai le suivant…
  • Johnny Flynton

長編アニメ映画賞

「千と千尋の神隠し」宮崎駿

ノミネート

  • 「アイス・エイジ」クリス・ウェッジ
  • 「スピリット」ケリー・アスバリー/ローナ・クック
  • 「トレジャー・プラネット」ロン・クレメンツ/ジョン・マスカー
  • 「リロ&スティッチ」クリス・サンダース/ディーン・デュボア

短編アニメ映画賞

「チャブチャブズ」
エリック・アームストロング

ノミネート

  • 「頭山」山村浩二
  • 「岩のつぶやき」クリス・ステナー/ハイディ・ヴィトリンゲル
  • 「マイクとサリーの新車でGO!」ピート・ドクター/ロジャー・グールド
  • 「Katedra」Tomek Baginski

名誉賞

ピーター・オトゥール

備考

「シカゴ」が作品賞をはじめとする6部門を受賞しました。

また、日本での大きなニュースは、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が長編アニメ映画賞を受賞したことでしょうね。

個人的にも、当時結婚する前の現在の妻と一緒に観に行った思い出のある作品だったりします。

その後、テレビでも何度か観ましたし、DVDを購入して観たりと、何度観ても楽しめる素晴らしい作品でした。

日本の歴代興行収入ランキングで、1位の座を「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」に譲ったものの、不朽の名作であることに変わりありませんね。