概要
- 授賞式日時:1989年3月29日
- 会場:シュライン・オーディトリアム
- 司会:なし
作品賞
レインマン
ノミネート
- 偶然の旅行者
- 危険な関係
- ミシシッピー・バーニング
- ワーキング・ガール
監督賞
バリー・レヴィンソン
(作品:「レインマン」)
ノミネート
- チャールズ・クライトン(作品:「ワンダとダイヤと優しい奴ら」)
- マイク・ニコルズ(作品:「ワーキング・ガール」)
- アラン・パーカー(作品:「ミシシッピー・バーニング」)
- マーティン・スコセッシ(作品:「最後の誘惑」)
主演男優賞
ダスティン・ホフマン
(作品:「レインマン」)
ノミネート
- ジーン・ハックマン(作品:「ミシシッピー・バーニング」)
- トム・ハンクス(作品:「ビッグ」)
- エドワード・ジェームズ・オルモス(作品:「落ちこぼれの天使たち」)
- マックス・フォン・シドー(作品:「ペレ」)
主演女優賞
ジョディ・フォスター
(作品:「告発の行方」)
ノミネート
- グレン・クローズ(作品:「危険な関係」)
- メラニー・グリフィス(作品:「ワーキング・ガール」)
- メリル・ストリープ(作品:「A Cry in the Dark」)
- シガニー・ウィーバー(作品:「愛は霧のかなたに」)
助演男優賞
ケヴィン・クライン
(作品:「ワンダとダイヤと優しい奴ら」)
ノミネート
- アレック・ギネス(作品:「Little Dorrit」)
- マーティン・ランドー(作品:「タッカー」)
- リヴァー・フェニックス(作品:「旅立ちの時」)
- ディーン・ストックウェル(作品:「愛されちゃって、マフィア」)
助演女優賞
ジーナ・デイヴィス
(作品:「偶然の旅行者」)
ノミネート
- ジョーン・キューザック(作品:「ワーキング・ガール」)
- フランシス・マクドーマンド(作品:「ミシシッピー・バーニング」)
- ミシェル・ファイファー(作品:「危険な関係」)
- シガニー・ウィーバー(作品:「ワーキング・ガール」)
脚本賞
「レインマン」ロナルド・バス
ノミネート
- 「ビッグ」ゲイリー・ロス、アン・スピルバーグ
- 「さよならゲーム」ロン・シェルトン
- 「ワンダとダイヤと優しい奴ら」ジョン・クリーズ/チャールズ・クライトン
- 「旅立ちの時」ナオミ・フォナー
脚色賞
「危険な関係」
クリストファー・ハンプトン
ノミネート
- 「偶然の旅行者」フランク・ガラチ/ローレンス・カスダン
- 「は霧のかなたに」アンナ・ハミルトン=フェラン/タブ・マーフィー
- 「Little Dorrit」クリスティーン・エドザード
- 「存在の耐えられない軽さ」ジャン=クロード・カリエール/フィリップ・カウフマン
外国語映画賞
「ペレ」 (デンマーク)
ノミネート
- 「ハヌッセン」(ハンガリー)
- 「仮面の中のマリア」(ベルギー)
- 「サラーム・ボンベイ!」(インド)
- 「神経衰弱ぎりぎりの女たち」(スペイン)
長編ドキュメンタリー映画賞
ホテル・テルミニュス 戦犯クラウス・バルビーの生涯
ノミネート
- The Cry of Reason: Beyers Naude
- レッツ・ゲット・ロスト
- Promises to Keep/li>
- 誰がビンセント・チンを殺したか?
短編ドキュメンタリー映画賞
You Don’t Have to Die
ノミネート
- The Children’s Storefront
- Family Gathering
- Gang Cops’
- Portrait of Imogen
短編実写映画賞
「The Appointments of Dennis Jennings」
ディーン・パリソット/スティーヴン・ライト
ノミネート
- Cadillac Dreams
- Gullah Tales
短編アニメ賞
「ティン・トイ」
ジョン・ラセター/ウィリアム・リーヴス
ノミネート
- The Cat Came Back
- Technological Threat
歌曲賞
- 曲名:ステップ・バイ・ステップ
- 映画:ワーキング・ガール
- 作詞・作曲: カーリー・サイモン
ノミネート
- Calling You(映画:「バグダッド・カフェ」)ボブ・テルソン(作詞・作曲)
- Two Hearts(映画:「フィル・コリンズ in バスター」)ラモント・ドジャー (作曲)フィル・コリンズ(作詞)
作曲賞
「ミラグロ/奇跡の地」
デイヴ・グルーシン
ノミネート
- 「偶然の旅行者」ジョン・ウィリアムズ
- 「危険な関係」ジョージ・フェントン
- 「愛は霧のかなたに」モーリス・ジャール
- 「レインマン」ハンス・ジマー
録音賞
「バード」
レス・フレッショルツ/ディック・アレクサンダー/ヴァーン・ポア/ウィリー・D・バートン
ノミネート
- 「ダイ・ハード」ドン・バスマン/ケヴィン・F・クレアリー/リチャード・オーヴァートン/アル・オーヴァートン
- 「愛は霧のかなたに」アンディ・ネルソン/ブライアン・ソウンダース/ピーター・ハンドフォード
- 「ロジャー・ラビット」ロバート・ニュードソン/ジョン・ボーイズ/ドン・ディジロラモ/トニー・ドー
- 「ミシシッピー・バーニング」ロバート・リット/エリオット・タイソン/リック・クライン/ダニー・マイケル
撮影賞
「ミシシッピー・バーニング」
ピーター・ビジウ
ノミネート
- 「レインマン」ジョン・シール
- 「テキーラ・サンライズ」コンラッド・L・ホール
- 「存在の耐えられない軽さ」スヴェン・ニクヴィスト
- 「ロジャー・ラビット」ディーン・カンディ
美術賞
「危険な関係」
スチュアート・クレイグ(美術)
ジェラード・ジェイムズ(装置)
ノミネート
- 「フォエバー・フレンズ」アルバート・ブレナー(美術)ギャレット・ルイス(装置)
- 「レインマン」アイダ・ランドム(美術)リンダ・デシーナ(装置)
- 「タッカー」ディーン・タヴォウラリス(美術)アーミン・ガンツ(装置)
- 「ロジャー・ラビット」エリオット・スコット(美術)ピーター・ヒューイット(装置)
衣装デザイン賞
「危険な関係」
ジェームズ・アシュソン
ノミネート
- 「星の王子 ニューヨークへ行く」デボラ・ナドゥールマン
- 「ハンドフル・オブ・ダスト」ジェーン・ロビンソン
- 「キャデラック・カウボーイ」パトリシア・ノリス
- 「タッカー」ミレーナ・カノネロ
メイクアップ賞
「ビートルジュース」
ヴェ・ニール/スティーヴ・ラ・ポート/ロバート・ショート
ノミネート
- 「星の王子 ニューヨークへ行く」リック・ベイカー
- 「3人のゴースト」トム・バーマン/Bari Dreiband-Burman
編集賞
「ロジャー・ラビット」
アーサー・シュミット
ノミネート
- 「ダイ・ハード」フランク・J・ユリオステ、ジョン・リンク
- 「ミシシッピー・バーニング」ジェリー・ハンブリング
- 「レインマン」ステュー・リンダー
- 「愛は霧のかなたに」スチュアート・ベアード
視覚効果賞
「ロジャー・ラビット」
ケン・ローストン/リチャード・ウィリアムズ/エド・ジョーンズ/ジョージ・ギブス
ノミネート
- 「ダイ・ハード」リチャード・エドランド/アル・ディサロ/ブレント・ボーツ/Thaine Morris
- 「ウィロー」デニス・ミューレン/マイケル・J・マカリスター/フィル・ティペット/クリストファー・エヴァンス
名誉賞
- カナダ国立映画製作庁
- コダック
ゴードン・E・ソーヤー賞
ゴードン・ヘンリー・クック
特別業績賞
ロジャー・ラビット
備考
ダスティン・ホフマンが「レインマン」で、2度目の主演男優賞に輝きました。
作品賞や監督賞なども受賞した作品で、言うまでもない名作ですね。
トム・クルーズの演技も素晴らしかったです。
また、強烈に記憶に残っているのが、「告発の行方」のジョディ・フォスター。
特に、あの○○○シーンは、観るのが辛すぎ…
それを含めて、ジョディ・フォスターの演技が凄かったです。
そして、語るに外せないのが、「ダイ・ハード」の大ヒット!
ブルース・ウィリスが一躍スターとなった作品ですね。
ストーリーは面白いし、迫力は凄いし、アクション映画ではこの作品に敵うものはないと思わされます。
その他、個人的にとても印象に残っている作品が「偶然の旅行者」。
心温まるヒューマンドラマで、たまたま落ち込んでいるときに観たのですが、とても癒されました。
映像も綺麗なシーンが多く、ウィリアム・ハートやジーナ・デイヴィスの演技も素晴らしかったです。
あとは、トム・ハンクス主演の「ビッグ」も面白かったですね。
厳しい現実を突きつけられる部分もありますが、とても感動する物語です。