概要

  • 授賞式日時:1986年3月24日
  • 会場:ドロシー・チャンドラー・パビリオン
  • 司会:アラン・アルダ
    ジェーン・フォンダ
    ロビン・ウィリアムズ

作品賞

愛と哀しみの果て

ノミネート

  • カラーパープル
  • 蜘蛛女のキス
  • 女と男の名誉
  • 刑事ジョン・ブック 目撃者

監督賞

シドニー・ポラック
(作品:「愛と哀しみの果て」)

ノミネート

  • ヘクトール・バベンコ(作品:「蜘蛛女のキス」)
  • ジョン・ヒューストン(作品:「女と男の名誉」)
  • 黒澤明(作品:「乱」)
  • ピーター・ウィア(作品:「刑事ジョン・ブック 目撃者」)

主演男優賞

ウィリアム・ハート
(作品:「蜘蛛女のキス」)

ノミネート

  • ハリソン・フォード(作品:「刑事ジョン・ブック 目撃者」)
  • ジェームズ・ガーナー(作品:「マーフィのロマンス」)
  • ジャック・ニコルソン(作品:「女と男の名誉」)
  • ジョン・ヴォイト(作品:「暴走機関車」)

主演女優賞

ジェラルディン・ペイジ
(作品:「バウンティフルへの旅」)

ノミネート

  • アン・バンクロフト(作品:「アグネス」)
  • ウーピー・ゴールドバーグ(作品:「カラーパープル」)
  • ジェシカ・ラング(作品:「ジェシカ・ラングの スウィート・ドリーム」)
  • メリル・ストリープ(作品:「愛と哀しみの果て」)

助演男優賞

ドン・アメチー
(作品:「コクーン」)

ノミネート

  • クラウス・マリア・ブランダウアー(作品:「愛と哀しみの果て」)
  • ウィリアム・ヒッキー(作品:「女と男の名誉」)
  • ロバート・ロッジア(作品:「白と黒のナイフ」)
  • エリック・ロバーツ(作品:「暴走機関車」)

助演女優賞

アンジェリカ・ヒューストン
(作品:「女と男の名誉」)

ノミネート

  • マーガレット・エイヴリー(作品:「カラーパープル」)
  • エイミー・マディガン(作品:「燃えてふたたび」)
  • メグ・ティリー(作品:「アグネス」)
  • オプラ・ウィンフリー(作品:「カラーパープル」)

脚本賞

「刑事ジョン・ブック 目撃者」
アール・W・ウォレス/ウィリアム・ケリー/パメラ・ウォレス

ノミネート

  • 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ロバート・ゼメキス/ボブ・ゲイル
  • 「未来世紀ブラジル」テリー・ギリアム/トム・ストッパード/チャールズ・マッケオン
  • 「オフィシャル・ストーリー」ルイス・プエンソ/アイーダ・ボルトニク
  • 「カイロの紫のバラ」ウディ・アレン

脚色賞

「愛と哀しみの果て」
カート・リュードック

ノミネート

  • 「カラーパープル」メノ・メイエス
  • 「蜘蛛女のキス」レナード・シュレイダー
  • 「女と男の名誉」リチャード・コンドン/ジャネット・ローチ
  • 「バウンティフルへの旅」ホートン・フート

外国語映画賞

「オフィシャル・ストーリー」
(アルゼンチン)

ノミネート

  • 「Angry Harvest」(西ドイツ)
  • 「連隊長レドル」(ハンガリー)
  • 「赤ちゃんに乾杯!」(フランス)
  • 「パパは、出張中!」(ユーゴスラヴィア)

長編ドキュメンタリー映画賞

「Broken Rainbow」
マリア・フロリア/ヴィクトリア・マッド

ノミネート

  • 「Las Madres: The Mothers of Plaza de Mayo」スサナ・ブラウステイン・ムニョス/ロールデス・ポルティージョ
  • 「Soldiers in Hiding」ジャフェット・アッシャー
  • 「The Statue of Liberty」ケン・バーンズ/バディ・スクワイアズ
  • 「公式命令9066/日本人強制収容所」スティーヴン・オカザキ

短編ドキュメンタリー映画賞

Witness to War: Dr. Charlie Clements

ノミネート

  • The Courage to Care
  • Keats and His Nightingale: A Blind Date
  • Making Overtures: The Story of a Community Orchestra’
  • The Wizard of the Strings

短編実写映画賞

Molly’s Pilgrim

ノミネート

  • Graffiti
  • Rainbow War

短編アニメ賞

Anna & Bella

ノミネート

  • The Big Snit
  • Second Class Mail

歌曲賞

  • 曲名:セイ・ユー、セイ・ミー
  • 映画:ホワイトナイツ/白夜
  • 作詞・作曲:ライオネル・リッチー

ノミネート

  • Miss Celie’s Blues (Sister)(映画:「カラーパープル」)クインシー・ジョーンズ/ロッド・テンパートン (作詞・作曲)ライオネル・リッチー (作詞)
  • パワー・オブ・ラヴ(映画:「バック・トゥ・ザ・フューチャー」)クリス・ヘイズ/ジョニー・コーラ (作曲)、ヒューイ・ルイス (作詞)
  • Separate Lives(映画:「ホワイトナイツ/白夜」)スティーヴン・ビショップ (作詞・作曲)
  • Surprise Surprise(映画:「コーラスライン」)マーヴィン・ハムリッシュ (作曲)エドワード・クレバン (作詞)

作曲賞

「愛と哀しみの果て」
ジョン・バリー

ノミネート

  • 「アグネス」ジョルジュ・ドルリュー
  • 「カラーパープル」クインシー・ジョーンズ/ジェレミー・ラボッククリス・ボードマン/ホルヘ・カランドレッリ/ジョエル・ローゼンバウムフレッド・スタイナー/ジャック・ヘイズ/ジェリー・ヘイ/ランディ・カーバー
  • 「シルバラード」ブルース・ブロートン
  • 「刑事ジョン・ブック 目撃者」モーリス・ジャール

録音賞

「愛と哀しみの果て」
クリス・ジェンキンス/ゲイリー・アレクサンダー/ラリー・ステンスヴォルド/ピーター・ハートフォード

ノミネート

  • 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ビル・ヴァーニー/B. Tennyson Sebastian II/ロバート・サールウェル/ウィリアム・B・カプラン
  • 「コーラスライン」ドナルド・O・ミッチェル/マイケル・ミンクラー/ジェリー・ハンフリーズ/クリス・ニューマン
  • 「レディホーク」レス・フレッショルツ/ディック・アレクサンダー/バーン・プア/バド・アルパー
  • 「シルバラード」ドナルド・O・ミッチェル/リック・クライン/ケヴィン・オコネル/デイビット・M・レンネ

音響編集賞

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
チャールズ・L・キャンベル/ロバート・ラトリッジ

ノミネート

  • 「レディホーク」ロバート・ヘンダーソン、アラン・マーレイ
  • 「ランボー/怒りの脱出」フレデリック・J・ブラウン

撮影賞

「愛と哀しみの果て」
デヴィッド・ワトキン

ノミネート

  • 「カラーパープル」アレン・ダヴィオー
  • 「マーフィのロマンス」ウィリアム・A・フレイカー
  • 「乱」斎藤孝雄/上田正治/中井朝一
  • 「刑事ジョン・ブック 目撃者」ジョン・シール

美術賞

「愛と哀しみの果て」
スティーヴン・グライムズ(美術)
ジョシー・マッカヴィン(装置)

ノミネート

  • 「未来世紀ブラジル」ノーマン・ガーウッド(美術)マギー・グレイ(装置)
  • 「カラーパープル」J・マイケル・リヴァ/ロバート・W・ウェルチ(美術)リンダ・デシーナ(装置)
  • 「乱」村木与四郎/村木忍
  • 「刑事ジョン・ブック 目撃者」スタン・ジョリー(美術)ジョン・アンダーソン(装置)

衣装デザイン賞

「乱」
ワダ・エミ

ノミネート

  • 「カラーパープル」アギー・ゲラード・ロジャース
  • 「ナティ物語」アルバート・ウォルスキー
  • 「愛と哀しみの果て」ミレーナ・カノネロ
  • 「女と男の名誉」Donfeld

メイクアップ賞

「マスク」
マイケル・ウエストモア/ゾルターン・エレク

ノミネート

  • 「カラーパープル」ケン・チェイス
  • 「レモ/第1の挑戦」カール・フラートン

編集賞

「刑事ジョン・ブック 目撃者」
トム・ノーブル

ノミネート

  • 「コーラスライン」ジョン・ブルーム
  • 「愛と哀しみの果て」フレドリック・スタインカンプ/ウィリアム・スタインカンプ/ペンブローク・ヘリング/シェルドン・カーン
  • 「女と男の名誉」ルーディ・ファー/カジ・ファー
  • 「暴走機関車」ヘンリー・リチャードソン

視覚効果賞

「コクーン」
ケン・ローストン/ラルフ・マクォーリー/スコット・ファーラー/デヴィッド・バリー

ノミネート

  • 「オズ」ウィル・ヴィントン/イアン・ウィングローヴ/ゾーラン・ペリシック/マイケル・ロイド
  • 「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」デニス・ミューレン/キット・ウエスト/ジョン・エリス/デヴィッド・アレン

名誉賞

  • ポール・ニューマン
  • アレックス・ノース

ジーン・ハーショルト友愛賞

チャールズ・ロジャーズ

ジョン・A・ボナー メダル賞

ジョン・H・ホイットニー,Sr.

備考

日本からは黒澤明監督の「乱」が、4部門にノミネートされ、ワダエミさんが衣装デザイン賞を受賞しました。

黒澤明監督は、授賞式でプレゼンターも務めています。

「愛と哀しみの果て」が、作品賞と監督賞をはじめとする最多7部門を受賞しました。

言うまでもない名作ですね。

ただ、ちょっと突っ込ませてもらうと…

これって、原題が「Out of Africa」なんですよね。

この頃は、邦題が「愛と…」とか「愛の…」とか、やたらと冒頭に「愛」が付くタイトルが多くてですね。

「Out of Africa」も、日本語のタイトルが「愛と哀しみの果て」ってどうなんだろう?と疑問に思ってしまうわけです。

「愛」が安売りしすぎていないか?陳腐な感じがしないか?と、どうしても気になってしまいます。

と、まあ、あくまで個人的な感想なので、あしからず(汗)

また、この回で特に面白かったと印象に残っているのが、「刑事ジョン・ブック 目撃者」。

サスペンスとしても見応えがありますが、事件のなかで刑事とその保護者が心を交わしていく様子にもすごく感動しました。

のっけから息をのむ展開に、目が離せなくなりますね。

その他、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の大ヒットも、言うまでもないところです。