概要
- 授賞式日時:1985年3月25日
- 会場:ドロシー・チャンドラー・パビリオン
- 司会:ジャック・レモン
作品賞
アマデウス
ノミネート
- キリング・フィールド
- インドへの道
- プレイス・イン・ザ・ハート
- ソルジャー・ストーリー
監督賞
ミロス・フォアマン
(作品:「アマデウス」)
ノミネート
- ウディ・アレン(作品:「ブロードウェイのダニー・ローズ」)
- ロバート・ベントン(作品:「プレイス・イン・ザ・ハート」)
- ローランド・ジョフィ(作品:「キリング・フィールド」)
- デヴィッド・リーン(作品:「インドへの道」)
主演男優賞
F・マーリー・エイブラハム
(作品:「アマデウス」)
ノミネート
- ジェフ・ブリッジス(作品:「スターマン/愛・宇宙はるかに」)
- アルバート・フィニー(作品:「火山のもとで」)
- トム・ハルス(作品:「アマデウス」)
- サム・ウォーターストン(作品:「キリング・フィールド」)
主演女優賞
サリー・フィールド
(作品:「プレイス・イン・ザ・ハート」)
ノミネート
- ジュディ・デイヴィス(作品:「インドへの道」)
- ジェシカ・ラング(作品:「カントリー」)
- ヴァネッサ・レッドグレイヴ(作品:「ボストニアン」)
- シシー・スペイセク(作品:「ザ・リバー」)
助演男優賞
ハイン・S・ニョール
(作品:「キリング・フィールド」)
ノミネート
- アドルフ・シーザー(作品:「ソルジャー・ストーリー」)
- ジョン・マルコヴィッチ(作品:「プレイス・イン・ザ・ハート」)
- ノリユキ・パット・モリタ(作品:「ベスト・キッド」)
- ラルフ・リチャードソン(作品:「グレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説」)
助演女優賞
ペギー・アシュクロフト
(作品:「インドへの道」)
ノミネート
- グレン・クローズ(作品:「ナチュラル」)
- リンゼイ・クローズ(作品:「プレイス・イン・ザ・ハート」)
- クリスティーン・ラーティ (作品:「スイング・シフト」)
- ジェラルディン・ペイジ(作品:「パッショネイト 悪の華」)
脚本賞
「プレイス・イン・ザ・ハート」
ロバート・ベントン
ノミネート
- 「ビバリーヒルズ・コップ」ダニロ・バック/ダニエル・ペトリ・Jr
- 「ブロードウェイのダニー・ローズ」ウディ・アレン
- 「エル・ノルテ/約束の地」グレゴリー・ナヴァ/アンナ・トーマス
- 「スプラッシュ」ブライアン・グレイザー/ローウェル・ガンツ/ババルー・マンデル/ブルース・J・フリードマン
脚色賞
「アマデウス」
ピーター・シェーファー
ノミネート
- 「グレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説」P・H・ヴァザック/マイケル・オースティン[2]
- 「キリング・フィールド」ブルース・ロビンソン
- 「インドへの道」デヴィッド・リーン
- 「ソルジャー・ストーリー」チャールズ・フラー
外国語映画賞
「Dangerous Moves」(スイス)
ノミネート
- 「Beyond the Walls」(イスラエル)
- 「カミーラ」(アルゼンチン)
- 「Double Feature」(スペイン)
- 「Wartime Romance」(ソ連)
長編ドキュメンタリー映画賞
ハーヴェイ・ミルク
ノミネート
- High Schools
- In the Name of the People
- MARLENE/マレーネ
- 子供たちをよろしく
短編ドキュメンタリー映画賞
The Stone Carvers
ノミネート
- The Children of Soong Ching Ling
- Code Gray: Ethical Dilemmas in Nursing
- The Garden of Eden’
- Recollections of Pavlovsk
短編実写映画賞
Up
ノミネート
- The Painted Door
- Tales of Meeting and Parting
短編アニメ賞
Charade
ノミネート
- Doctor De Soto
- Paradise
歌曲賞
- 曲名:心の愛
- 映画:ウーマン・イン・レッド
- 作詞・作曲:スティーヴィー・ワンダー
ノミネート
- Against All Odds (Take a Look at Me Now)(映画:「カリブの熱い夜」)フィル・コリンズ
- Footloose(映画:「フットルース」)ケニー・ロギンス/ディーン・ピッチフォード
- Let’s Hear It for the Boy(映画:「フットルース」)ディーン・ピッチフォード/トム・スノウ
- Ghostbusters(映画:「ゴースト・バスターズ」)レイ・パーカー・ジュニア
作曲賞
「インドへの道」
モーリス・ジャール
ノミネート
- 「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」ジョン・ウィリアムズ
- 「ナチュラル」ランディ・ニューマン
- 「ザ・リバー」ジョン・ウィリアムズ
- 「火山のもとで」アレックス・ノース
編曲賞
「プリンス/パープル・レイン」
プリンス
ノミネート
- 「マペットめざせブロードウェイ!」ジェフ・モス
- 「ソングライター」クリス・クリストファーソン
録音賞
「アマデウス」
マーク・バーガー/トム・スコット/トッド・ボークルヘイド/クリス・ニューマン
ノミネート
- 「デューン/砂の惑星」ビル・ヴァーニー/スティーヴ・マスロウ/ケヴィン・オコネル/ネルソン・ストール
- 「2010年」マイケル・J・コフト/アーロン・ローチン/カルロス・デラリオス/ジーン・キャンタメッサ
- 「インドへの道」グラハム・V・ハートストーン/ニコラス・ラ・メジャラー/マイケル・A・カーター/ジョン・W・ミッチェル
- 「ザ・リバー」ニック・アルフィン/ロバート・サールウェル/リチャード・ポートマン/デヴィッド・M・ロニ
撮影賞
「キリング・フィールド」
クリス・メンゲス
ノミネート
- 「アマデウス」ミロスラフ・オンドリチェク
- 「ナチュラル」キャレブ・デシャネル
- 「インドへの道」アーネスト・デイ
- 「ザ・リバー」ヴィルモス・スィグモンド
美術賞
「アマデウス」
パトリシア・フォン・ブランデンスタイン(美術)
カレル・サーニー(装置)
ノミネート
- 「2010年」アルバート・バーナー (美術)リック・シンプソン(装置)
- 「コットンクラブ」リチャード・シルバート(美術)ジョージ・ゲインズ/レス・ブルーム(装置)
- 「ナチュラル」アンゲロ・グラハム/メル・ボーン/スピード・ホプキンス(美術)ブルース・ワイントロープ(装置)
- 「インドへの道」ジョン・ボックス (美術)レスリー・トムキンス/ヒュー・スケイフ (装置)
衣装デザイン賞
「アマデウス」
テオドール・ピステック
ノミネート
- 「2010年」パトリシア・ノリス
- 「ボストニアン」ジェニー・ビーヴァン/ジョン・ブライト
- 「インドへの道」ジュディ・ムーアクロフト
- 「プレイス・イン・ザ・ハート」アン・ロス
メイクアップ賞
「アマデウス」
ディック・スミス/ポール・ルブランク
ノミネート
- 「グレイストーク -類人猿の王者- ターザンの伝説」リック・ベイカー/ポール・エンジェレン
- 「2010年」マイケル・ウエストモア
編集賞
「キリング・フィールド」
ジム・クラーク
ノミネート
- 「アマデウス」ニーナ・デーンヴィック/マイケル・チャンドラー
- 「コットンクラブ」バリー・マルキン/ロバート・Q・ラヴェット
- 「インドへの道」デヴィッド・リーン
- 「ロマンシング・ストーン 秘宝の谷」ドン・キャンバーン/フランク・モリス
視覚効果賞
「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」
デニス・ミューレン/Michael J. McAlister/ローン・ピーターソン/ジョージ・ギブス
ノミネート
- 「2010年」リチャード・エドランド/ニール・クレペラ/ジョージ・ヤンセン/マーク・ステットソン
- 「ゴーストバスターズ」リチャード・エドランド/ジョン・ブルーノ/マーク・ヴァーゴ/チャック・ギャスパー
名誉賞
- ジェームズ・ステュアート
- National Endowment for the Arts
ジーン・ハーショルト友愛賞
デヴィッド・L・ウォルパー
ゴードン・E・ソーヤー賞
リンウッド・G・ダン
特別業績賞
ザ・リバー
備考
この回は、どうしても、「アマデウス」ほぼ一色というイメージがありますね。
作品賞をはじめとする最多8部門を受賞。
音楽家としては凡人であるサリエリを語り部として、天才モーツァルトの半生を描いた作品で、最初から最後までめちゃめちゃ面白かったです。
その他、かなり好みが偏りますが、個人的に大好きな作品は、「ベスト・キッド」と「スプラッシュ」。
「ベスト・キッド」は平凡な少年が、空手の師匠との交流を通じながら、成長していくサクセスストーリー。
続編も制作されるほど、面白い作品でした。
「スプラッシュ」は、ちょっとありえない設定のラブストーリー。
結構ツッコミどころはありますが、感動せずにはいられない物語でした。
主演のトム・ハンクスも、この時かなり若いですが、演技は目を見張るものがありました。
また、ちょっと残念なのは、「インドへの道」を今だに観ていないこと。
いつかは観ると思いますけどね。
これほどの作品を観ていないのは、さすがにもったいないなあと思います。