概要

  • 授賞式日時:1974年4月2日
  • 会場:ドロシー・チャンドラー・パビリオン
  • 司会:ジョン・ヒューストン
    ダイアナ・ロス
    バート・レイノルズ
    デヴィッド・ニーヴン

作品賞

スティング

ノミネート

  • アメリカン・グラフィティ
  • 叫びとささやき
  • エクソシスト
  • ウィークエンド・ラブ

監督賞

ジョージ・ロイ・ヒル
(作品:「スティング」)

ノミネート

  • ジョージ・ルーカス(作品:「アメリカン・グラフィティ」)
  • イングマール・ベルイマン(作品:「叫びとささやき」)
  • ウィリアム・フリードキン(作品:「エクソシスト」)
  • ベルナルド・ベルトルッチ(作品:「ラストタンゴ・イン・パリ」)

主演男優賞

ジャック・レモン
(作品:「セイブ・ザ・タイガー」)

ノミネート

  • マーロン・ブランド(作品:「ラストタンゴ・イン・パリ」)
  • ジャック・ニコルソン(作品:「さらば冬のかもめ」)
  • アル・パチーノ(作品:「セルピコ」)
  • ロバート・レッドフォード(作品:「スティング」)

主演女優賞

グレンダ・ジャクソン
(作品:「ウィークエンド・ラブ」)

ノミネート

  • エレン・バースティン(作品:「エクソシスト」)
  • マーシャ・メイソン(作品:「シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛」)
  • バーブラ・ストライサンド(作品:「追憶」)
  • ジョアン・ウッドワード(作品:「Summer Wishes, Winter Dreams」)

助演男優賞

ジョン・ハウスマン
(作品:「ペーパーチェイス」)

ノミネート

  • ヴィンセント・ガーディニア(作品:「バング・ザ・ドラム」)
  • ジャック・ギルフォード(作品:「セイブ・ザ・タイガー」)
  • ジェイソン・ミラー(作品:「エクソシスト」)
  • ランディ・クエイド(作品:「さらば冬のかもめ」)

助演女優賞

テイタム・オニール
(作品:「ペーパー・ムーン」)

ノミネート

  • リンダ・ブレア(作品:「エクソシスト」)
  • キャンディ・クラーク(作品:「アメリカン・グラフィティ」)
  • マデリーン・カーン(作品:「ペーパー・ムーン」)
  • シルヴィア・シドニー(作品:「Summer Wishes, Winter Dreams」)

脚本賞

「スティング」
デヴィッド・S・ウォード

ノミネート

  • 「アメリカン・グラフィティ」ジョージ・ルーカス/グロリア・カッツ/ウィラード・ハイク
  • 「叫びとささやき」イングマール・ベルイマン
  • 「セイブ・ザ・タイガー」スティーヴ・シェイガン
  • 「ウィークエンド・ラブ」メルヴィン・フランク/ジャック・ローズ

脚色賞

「エクソシスト」
ウィリアム・ピーター・ブラッティ

ノミネート

  • 「さらば冬のかもめ」ロバート・タウン
  • 「ペーパーチェイス」ジェームズ・ブリッジス
  • 「ペーパー・ムーン」アルヴィン・サージェント
  • 「セルピコ」ウォルド・ソルト/ノーマン・ウェクスラー

外国語映画賞

「映画に愛をこめて アメリカの夜」
(フランス)

ノミネート

  • 「The House on Chelouche Street」(イスラエル)
  • 「The Invitation」(スイス)
  • 「The Pedestrian」(西ドイツ)
  • 「ルトガー・ハウアー/危険な愛」(オランダ)

長編ドキュメンタリー映画賞

The Great American Cowboy

ノミネート

  • Always a New Beginning
  • Journey to the Outer Limits
  • Schlacht um Berlin
  • Walls of Fire

短編ドキュメンタリー映画賞

Princeton: A Search for Answers

ノミネート

  • Background
  • Christo’s Valley Curtain
  • Four Stones for Kanemitsu’
  • Paisti ag obair

短編実写映画賞

The Bolero

ノミネート

  • Clockmaker
  • Life Times Nine

短編アニメ賞

Frank Film

ノミネート

  • The Legend of John Henry
  • Pulcinella

歌曲賞

  • 曲名:追憶
  • 映画:追憶
  • 作曲:マーヴィン・ハムリッシュ
  • 作詩:アラン・バーグマン/マリリン・バーグマン

ノミネート

  • Nice to Be Around(映画:「シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛」)ジョン・ウィリアムズ (作曲)ポール・ウィリアムズ (作詞)
  • Live and Let Die(映画:「007 死ぬのは奴らだ」) – ポール・マッカートニー (作詞・作曲)リンダ・マッカートニー (作詞)
  • Love(映画:「ロビン・フッド」)ジョージ・ブランズ (作曲)フロイド・ハドルストン (作詞)
  • “All That Love Went to Waste(映画:「ウィークエンド・ラブ」)ジョージ・バリー (作曲)サミー・カーン (作詞)

作曲賞

「追憶」
マーヴィン・ハムリッシュ

ノミネート

  • 「シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛」ジョン・ウィリアムズ
  • 「イルカの日」ジョルジュ・ドルリュー
  • 「パピヨン」ジェリー・ゴールドスミス
  • 「ウィークエンド・ラブ」ジョン・キャメロン

編曲賞

「スティング」
マーヴィン・ハムリッシュ

ノミネート

  • 「ジーザス・クライスト・スーパースター」アンドレ・プレヴィン/ハーバート・スペンサー/アンドルー・ロイド・ウェバー
  • 「トム・ソーヤの冒険」リチャード・シャーマン/ロバート・シャーマン/ジョン・ウィリアムズ

録音賞

「エクソシスト」
ロバート・ニュードソン/クリス・ニューマン

ノミネート

  • 「イルカの日」リチャード・ポートマン/ラリー・ヨースト
  • 「ペーパーチェイス」ドナルド・O・ミッチェル/ラリー・ヨースト
  • 「ペーパー・ムーン」リチャード・ポートマン/レス・フレッショルツ
  • 「スティング」ロナルド・K・ピアース/ロバート・バートランド

撮影賞

「叫びとささやき」
スヴェン・ニクヴィスト

ノミネート

  • 「エクソシスト」オーウェン・ロイズマン
  • 「かもめのジョナサン』 – ジャック・コーファー
  • 「スティング』 – ロバート・サーティース
  • 「追憶」ハリー・ストラドリング・Jr

美術賞

「スティング」
ヘンリー・バムステッド/ジェームズ・ペイン

ノミネート

  • 「ブラザー・サン シスター・ムーン」ロレンツォ・モンジャルディーノ/ジャンニ・クァランタ/カルメロ・パトロノ
  • 「エクソシスト」Bill Malley/ジェリー・ワンダーリック
  • 「トム・ソーヤの冒険」フィリップ・フェフリーズ/ロバート・デヴェステル
  • 「追憶」スティーブン・グリムズ/ウィリアム・キアナン

衣装デザイン賞

「叫びとささやき」
スヴェン・ニクヴィスト

ノミネート

  • 「叫びとささやき」マリク・ヴォス
  • 「ルートヴィヒ」ピエロ・トージ
  • 「トム・ソーヤの冒険」ドンフェルド
  • 「追憶」ドロシー・ジーキンズ/モス・メイブリー

編集賞

「スティング」
ウィリアム・H・レイノルズ

ノミネート

  • 「アメリカン・グラフィティ」ヴェルマ・フィールズ/マーシア・ルーカス
  • 「ジャッカルの日」ラルフ・ケンプレン
  • 「エクソシスト」ジョーダン・レオンドポウロス/バド・スミス/エヴァン・ロットマン/ノーマン・ゲイ
  • 「かもめのジョナサン」フランク・P・ケラー/ジェームズ・ギャロウェイ

名誉賞

  • グルーチョ・マルクス
  • アンリ・ラグロア

ジーン・ハーショルト友愛賞

ルー・ワッサーマン

ジーン・ハーショルト友愛賞

ローレンス・ウェインガーテン

余談

この回は、個人的に印象に残っている映画が多いです。

まず、作品賞と監督賞を含む6部門を受賞した「スティング」は文句なしに面白かったですね。

さすがにラストはある程度予想できますが…

それでも、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのコンビは最高かよ!と絶賛ぜすにはいられない作品ですね。

そして、そのロバート・レッドフォードが出演した「追憶」。

特にラストシーンがノスタルジックで、思いっきり余韻に浸ってしまいます。

ある程度納得できる結末だとは思いますが…

でも、やっぱりちょっと切ないですね。

次に、「ペーパー・ムーン」。

テイタム・オニールが、当時最年少で助演女優賞を受賞した作品ですね。

こちらは途中どうなるかと不安になりますが、なるほど~と唸らされる素晴らしい結末だったと思います。

ライアン・オニールとの父娘共演でも話題になりましたが、テイタム・オニールがとても可愛かったです。

さらに、強烈すぎるほどインパクトがあったのは「エクソシスト」。

ホラー映画は大抵印象に残ってしまうものですが、本作はオカルト映画の元祖、金字塔とも言える作品で、単に流血や残虐なシーンで観客を驚かせるものではなく。

実際に言い伝えの残る悪魔と、その悪魔に取りつかれた少女を助ける神父の闘いという深淵な神学的テーマの色濃い作品となっています。

その闘いの結末は如何に?

まじでか~!と驚愕するラストは必見ものですね。

また、助演女優賞にノミネートされたリンダ・ブレアの演技が凄まじかったですね。

当時13~14歳の少女でしたが、悪魔に取りつかれて数々の奇行に走る姿を熱演していました。

素人目には、主演女優賞を獲ってもおかしくないのでは?と思わせるほどでした。

現在、CGを駆使した様々なホラー・オカルト映画がありますが、その中でも決して色あせない作品だと思います。

その他、色々語りたい作品がありますが…

長々と語ると冗長になってしまうので、この辺で締めたいと思います(汗)