年度別 訪日外国人数

以下に、1964年~2019年の訪日客の人数を表にまとめました。

日本政府観光局(JNTO)の訪日外客数・出国日本人数データより抜粋して作成しています。

訪日外客数
1964年 35万2,832人
1965年 36万6,649人
1966年 43万2,937人
1967年 47万6,771人
1968年 51万9,004人
1969年 60万8,744人
1970年 85万4,419人
1971年 66万715人
1972年 72万3,744人
1973年 78万4,691人
1974年 76万4,246人
1975年 81万1,672人
1976年 91万4,772人
1977年 102万8,140人
1978年 103万8,875人
1979年 111万2,606人
1980年 131万6,632人
1981年 158万3,043人
1982年 179万3,164人
1983年 196万8,461人
1984年 211万346人
1985年 232万7,047人
1986年 206万1,526人
1987年 215万4,864人
1988年 235万5,412人
1989年 283万5,064人
1990年 323万5,860人
1991年 353万2,651人
1992年 358万1,540人
1993年 341万447人
1994年 346万8,055人
1995年 334万5,274人
1996年 383万7,113人
1997年 421万8,208人
1998年 410万6,057人
1999年 443万7,863人
2000年 475万7,146人
2001年 477万1,555人
2002年 523万8,963人
2003年 521万1,725人
2004年 613万7,905人
2005年 672万7,926人
2006年 733万4,077人
2007年 834万6,969人
2008年 835万835人
2009年 678万9,658人
2010年 861万1,175人
2011年 621万8,752人
2012年 835万8,105人
2013年 1,036万3,904人
2014年 1,341万3,467人
2015年 1,973万7,409人
2016年 2,403万9,700人
2017年 2,869万1,073人
2018年 3,119万1,856人
2019年 3,188万2,049人

基本的に、日本のインバウンド数は年を追うごとに増えています。

2009年は前年比で18.7%減りましたが、これはリーマンショックによる不況の影響と考えられています。

また、2011年でも前年比27.8%減となりましたが、これは東日本大震災の影響によるものと考えられています。

2020年以降の訪日外国人数はどうなる?

2020年に訪日客4000万人、消費額8兆円という数字を日本政府は目標にかがげていました。

2018年の訪日客は約3119万人、消費額は約4兆5,189億円で、2019年には訪日客が約3188万人、消費額が約4兆8,135億円となりました。

いずれも7年連続で過去最高を更新しています。

2020年には東京オリンピックが開催されるとあり、政府が目標としているインバウンド数、インバウンド消費は達成確実とみられ、2021年以降にそれを維持し、伸ばしていくことに焦点がおかれていました。

ところが…

皆さんご存じのように、コロナウイルスの影響で世界各国の出入国制限が続き、訪日外国人数も激減しました。

2020年上半期(1月~6月)の訪日外客数は約394.7万人となり、前年同期比76.3%減という結果です。

さすがに、訪日客4000万人、消費額8兆円という目標は実現不可能と見られています。

コロナによる混乱はまだまだ続くと考えられ、2021年の訪日客の人数も回復しないという見方が大勢です。

コロナが完全に収束するのは2022年以降であり、それまではインバウンド数もインバウンド消費も期待できないという意見が多いです。

ただ、長期的にみると、訪日外国人数は回復するという期待は根強いものがあるようです。

日本政策投資銀行などが2020年の6月に、海外旅行経験者にコロナ収束後に行きたい国を訪ねたところ、アジア居住者では56%と2位の韓国(30%)以下を大きく引き離し。
欧米・豪州の居住者でも、1位のアメリカ合衆国(28%)にわずか4ポイント差の24%で2位という調査報告があります。