概要
- 決勝放送日:2009年12月20日
- 司会:今田耕司/上戸彩
- 視聴率:関東20.6%/関西30.3%
- 予選参加者数:4629組
- 大会期間:2009年8月29日~12月20日
決勝進出者
- 東京ダイナマイト(ハチミツ二郎/松田大輔):よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京所属
- ナイツ(塙宣之/土屋伸之):マセキ芸能社所属
- 南海キャンディーズ(山里亮太/山崎静代):よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京
- NON STYLE(石田明/井上裕介):よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京所属(※敗者復活)
- ハライチ(岩井勇気/澤部佑):ワタナベエンターテインメント所属
- ハリセンボン(近藤春菜/箕輪はるか):よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京所属
- パンクブーブー (佐藤哲夫/黒瀬純):よしもとクリエイティブ・エージェンシー東京所属
- モンスターエンジン(西森洋一/大林健二):よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪所属
- 笑い飯(西田幸治/哲夫):よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪所属
審査員
- 島田紳助
- 松本人志
- 上沼恵美子
- 東国原英夫
- オール巨人
- 渡辺正行
- 中田カウス
決戦出場者 得点状況
順位 | グループ名 | 総合得点 | 島田 紳助 |
松本 人志 |
上沼 恵美子 |
東国原 英夫 |
オール 巨人 |
渡辺 正行 |
中田 カウス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 笑い飯 | 668 | 100 | 95 | 98 | 92 | 93 | 92 | 98 | 2 | パンクブーブー | 651 | 94 | 93 | 98 | 88 | 90 | 91 | 97 |
3 | NON STYLE | 641 | 90 | 92 | 98 | 89 | 87 | 90 | 95 |
4 | ナイツ | 634 | 91 | 85 | 93 | 88 | 90 | 91 | 96 |
5 | ハライチ | 628 | 90 | 88 | 91 | 86 | 89 | 89 | 95 |
6 | 東京ダイナマイト | 614 | 85 | 88 | 90 | 85 | 86 | 90 | 90 |
7 | モンスターエンジン | 610 | 89 | 83 | 90 | 85 | 87 | 89 | 87 |
8 | 南海キャンディーズ | 607 | 85 | 83 | 90 | 89 | 84 | 88 | 88 |
9 | ハリセンボン | 595 | 82 | 80 | 87 | 87 | 85 | 85 | 89 |
最終決戦 投票結果
順位 | グループ名 | 得票数 | 島田 紳助 |
松本 人志 |
上沼 恵美子 |
東国原 英夫 |
オール 巨人 |
渡辺 正行 |
中田 カウス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | パンクブーブー | 7票 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
2位 | 笑い飯 | 0票 | |||||||
3位 | NON STYLE | 0票 |
準決勝進出者一覧
- アームストロング
- 朝倉小松崎
- アジアン
- いけばな教室
- 囲碁将棋
- 井下好井
- 鬼ヶ島
- オリエンタルラジオ
- ガスマスクガール
- カナリア
- かまいたち
- ギャロップ
- キングコング
- 銀シャリ
- コマンダンテ
- さらば青春の光
- 三拍子
- 磁石
- ジャルジャル
- ジャングルポケット
- 上々軍団
- 志ん茶
- スーパーマラドーナ
- スマイル
- スリムクラブ
- ソーセージ
- ソラシド
- ダイアン
- タイムマシーン3号
- Wエンジン
- ダブルネーム
- チーモンチョーチュウ
- 千鳥
- チャド・マレーン
- 天狗
- 天竺鼠
- 東京ダイナマイト
- トレンディエンジェル
- とろサーモン
- ナイツ
- 流れ星
- なりきんショージ
- 南海キャンディーズ
- NON STYLE
- ハイキングウォーキング
- ハマカーン
- ハライチ
- ハリセンボン
- パンクブーブー
- 風藤松原
- 藤崎マーケット
- プラスマイナス
- プリマ旦那
- ヘッドライト
- POISON GIRL BAND
- ポテト少年団
- ミサイルマン
- 見取り図
- メメ
- モンスターエンジン
- U字工事
- ゆったり感
- ラフ・コントロール
- レモンティー
- ロシアンモンキー
- 我が家
- 和牛
- 笑い飯
以上68組
感想
M-1グランプリ第9回大会(2009年度)を制したのはパンクブーブー!
最終決戦では、審査員全員からの得票を獲得し完全優勝を果たしました。
これは第6回大会(2006年度)のチュートリアル以来2組目となる快挙です。
私はパンクブーブーと笑い飯で票が分かれるものと思っていましたが、結果はパンクブーブーの圧勝でした。
やはり、笑い飯の「チ◯ポジ」を何度も叫ぶネタがよくなかったのかと思いました。
決勝の鳥人のネタはめちゃめちゃ面白くて、審査員の島田紳助さんが100点満点という点数を付けたほどだったので、かなりもったいないことをしたという印象です。
3位は前回のチャンピオンのNON STYLEでしたが、前チャンピオンが連続でその翌年に参加するというのは異例のことで、M-1グランプリ初の出来事でした。
NON STYLEもとても面白かったのですが、前年に比べるとあともう1歩という感じを受けました。
また、個人的に応援していたのはハライチです。
「ぐるぐるナインティナイン」の「おもしろ荘へいらっしゃい!」で、初めてハライチの存在を知ったのですが、のりボケという新しいスタイルで、じわじわとボディーに効いてくるような笑いがたまりませんでした。
ハライチの出番になると、「がんばれ~!」と思わず叫んでしまったほどです(^^;)
結果は5位でしたが、全国に名を知らしめる大きなきっかけとなったのではないでしょうか。
あと、少し残念に思ったのがハリセンボンですかね。
「女芸人は恋をするとダメになる」と上沼恵美子さんがおっしゃっていましたが、今大会の漫才はそれを証明するような形で、いつものような面白さがありませんでした。
まあ、何と言うか、お笑い芸人の世界の厳しさを感じてしまいましたね。
M-1グランプリ自体、なかなか厳しい大会でもあるので、それを象徴するような出来事という印象を受けました。